lands_end’s blog

未破裂脳動脈瘤との闘いをコーギーに癒され暮らしています。鹿島アントラーズの応援と読書に人生の全てを掛けている40代の徒然日記です。

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ジーコと共に~2024年J1第17節(4連勝)鹿島VS 横浜FM戦!樋口のキックが戻ったぞ!!~



2024年6月1日、鹿島アントラーズは国立競技場に、オリジナル10の同期としてJを盛り上げてきた横浜FMを迎え、2024年J1第17節を戦いました。

5月は序盤の山だ!
と、選手もサポーターも気合を入れて挑んだ結果、ルヴァンは町田に敗れて敗退したものの、リーグ戦はなんと無敗!で走り切りました。

この勢いを切らさないで欲しい・・・
昨年ダブルを喰らった広島、神戸に勝ったのだから、マリノスも打ち破って欲しい!

そう願っていたら、最高の勝ち方で、首都の空にオブラディオブラダを響かせてくれました。

2024アントラーズの歩みに手応えを感じる一戦となった
2024年J1第17節(ホーム)鹿島VS横浜FM戦の記録を残しておきます。

 

2024年J1第17節(ホーム)鹿島VS横浜FM戦の試合結果、及びスターティング&交代メンバー

鹿島 3-2 横浜FM

  前半10分 アンデルソン ロペス
後半12分 鈴木 優磨
後半29分 濃野 公人
後半39分 関川 郁万
  後半49分 植中 朝日

 

スターティングと交代メンバー

GK1 早川 友基 
DF2 安西 幸輝
5 関川 郁万
32 濃野 公人 ⇒後半47分16 須貝 英大

55 植田 直通 

MF13 知念 慶
25 佐野 海舟
30 名古 新太郎 ⇒後半47分27 松村 優太
33 仲間 隼斗 ⇒後半30分14 樋口 雄太
36 師岡 柊生 ⇒後半0分7 チャブリッチ

FW40 鈴木 優磨 ⇒後半44分10 柴崎 岳

12節の柏戦から6試合連続で同じスタメン継続。
すっかり定着したので、このスタメンメンバーの安定化、強さは進化を遂げています。

 

2024年J1第17節(ホーム)鹿島VS横浜FM戦の動画ハイライト

先制点直後、優磨の周りに出来た輪が最高でした。
樋口、そして柴崎がしっかりと優磨を抱きしめて・・・。

濃野の逆転弾。
得点者よりも歓喜の雄叫びを上げた知念
狙い通りのプレーだったのが嬉しかったのでしょう。

そしてトドメの関川のヘッド。
ミスを帳消しにする一撃であり、鹿島に頼もしい漢のキックが戻った証であり。

勝利試合のハイライトは最高です!

 

2024年J1第17節(ホーム)鹿島VS横浜FM戦の試合内容と感想

試合から数日経ち、興奮が冷めたので冷静に考えられるかと思いましたが・・・。

どうやら勝った試合でも、負けた試合でも、試合のことを思い返すために試合を観返していると興奮してくるのは習性のようでした。

 

前半総括:焦りの様子を見せないところに成長が!

当たり前だけど、やっぱりマリノスは強い。
ロペスやマテウスの助っ人は上手いし手強い。
中盤の鍵を握る喜田や渡辺は上手いしやり難い。

そんな相手にミスをしてしまうと、やはり失点は防げない。

それから、VARがあるので見つからなかったラッキーな得点はないから、植田と関川のコンビプレーで奪ったと思った同点弾はオフサイドで取消となった。

悲壮感漂いそうなところだったが、終盤の大ピンチはサッカーの神様の力で命拾いして息を吹き返した。

そのせいか?
連勝している自信からか?

リードされたままハーフタイムになったが、選手の表情に焦りは感じられない。

 

後半総括:交代選手が相手には脅威だろう

後半頭から師岡に替えてチャッキー投入。
イマイチ、フィットしていないように思えたが、名古と濃野がピッチにいると躍動感は変わらず!

マリノスゴールに圧力を強めていくと、最後は40番を背負う優磨がエースの仕事!

同点後、マリノスの機動力や判断のスピードは明らかに落ちた。
1つ1つの寄せが甘くなり、チャッキーの驚異のミドルで気持ちも押されたのだろう。

そして、現在、鹿島が誇るJ最強のボランチとSBが逆転弾を生み出した。

その後、鹿島は一気にギアを上げるが、マリノスも鋭い攻撃を返してくる中で、鹿島がトドメを刺すことに成功した。

39分。
頼りになる漢・樋口のキックがピンポイントで関川の頭に届けられた。

勝負ありだと思った!
しかし、4点目を狙った安西のシュートが好守に阻まれると、マリノスも最後の力を振り絞って鹿島ゴールに一刺し喰らわしてきた。

やはりマリノス、しぶとい。

 

試合終了:試合終了

昨年、煮え湯を飲まされた相手にまた勝った。
1つ、1つ、壁を突き崩し、乗り越えていこう!

 

2024年J1第17節(ホーム)鹿島VS横浜FM戦を視聴して感じたこと

国立での開催なので現地参戦予定だったが、体調が芳しくなく断念したのだが、現地であのような逆転勝利を見たら、きっと体調は一気に改善したと思うので、参戦すれば良かったなぁ。

試合を観戦して心に残った点を残しておきます。

 

師岡に結果が出れば・・・

この日の師岡は、良かったか、悪かったか、と問われれば、悪かった日だろう。

しかし、誰もが全試合絶好調なんてことはないはずなので、そういう日に選手のプレーの支えになるのはそれまでに残して来た「結果(実績)」なのだろうと思います。

その結果が、残念ながら師岡には不足している。

チームの勝利には少なくない貢献をしているが、やはり、前線の選手である以上は結果が欲しいはずである。

前半35分、あとは流し込むだけの大チャンスが到来するも、GKの好守に阻まれてしまった。

しかしあのシーンは相手GKの上手さを称えるべきで、それほど悲観する必要はないのだが、師岡はピッチに崩れ落ちて暫く起き上がれず、ようやく顔を上げた時の表情は心配になる表情だった。

まるでこの世の終わりでも迎えたかのように!

これは・・・
一度、クールダウンさせて気持ちをリセットさせて上げた方が・・・と。

そう思ってたので、後半の頭からチャッキーに交代したのは良かったと思う。

師岡が結果を出して、自信を付けることが出来れば、鹿島の前線は、相手にしてみれば「どこから何をされるか判らない脅威」を感じさせる面子になるはず。

だから、乗り越えろ師岡!

 

樋口のキック(心)が戻ってきた

2022年、鳥栖から覚悟を抱いて鹿島へやって来た樋口。
彼は直ぐに、劇術的なキックの精度で鹿島サポーターの心を掴んだ。

ゴール前で合わせる味方が点を獲りやすい場所に蹴り込む技術は素晴らしいし、何よりも弾道がとても美しい。

早すぎず、低すぎず、高すぎず・・・

蹴った瞬間に、何かを感じさせる(全てが点には繋がらないが)。

鹿島1年目の真骨頂はルヴァン第4節のC大阪戦でしょう。
2点先行し1点返され、苦しかった後半39分に投入され、その3分後にブエノの得点をお膳立てしたシーンは忘れられない。

www.road-to-landsend.net

 

そして2年目の真骨頂はキックの精度だけではなく人柄でも鹿島と鳥栖の両サポーターを魅了した2023年J1第24節のホーム鳥栖戦だろう。

古巣相手に見事な先制点を決めてみせました。
決してイージーなシュートでは無かったけど決めきる力が見事だし、その後の古巣へのリスペクトの仕方も美しかった。
(古巣相手には喜んではいけないとは個人的には思いません。その時所属しているチームで仲間とサポーターと共に喜ぶのは当たり前だし・・・)

ずっと樋口を見てきたであろう鳥栖サポーターからも得点時にブーイングどころか拍手が沸き起こったのは驚きだし、なにより、試合後の挨拶で、鳥栖サポーターからは「帰ってこい」ではなく「頑張れよ」と言う声が多かったのが、彼の人柄を物語るのかな?と。

www.road-to-landsend.net

そんな樋口でしたが、実は2年目から苦しみは始まっていました。
佐野が移籍してきたことで、ボランチ以外のポジションでプレーすることが多くなると、プレーのキレが失われ、同時にキックの精度も悪くなり・・・

3年目の2024年も苦しんでいました。

正直、このままだとシーズンオフには・・・なんて不安も感じていました。

ですが、やっぱりサッカー選手は1つの結果で変わるものですね。

16節にチャッキーのゴールをCKからのキックでお膳立てしたことで、何か、悲壮感が剥がれ落ちたのでしょうか?この日も与えられた時間は決して多くなかったけど、何もかも遮二無二やると言うよりも、自分の特徴と持ち味を意識しながらプレーしているように感じました。

その余裕が、3点目を生んだFKでのキックに繋がったのかな・・・と思います。

今のアントラーズのスタメンの陣容で、ベンチに樋口と柴崎が控えているのは本当に凄いし、相手にとっては嫌だろうな・・・。

さらに、樋口も柴崎もベンチで良し!と思うタイプではないはずなので、スタメン組にプレッシャーを与えることで、チーム力が引き上げられるような気がします。

それにしても・・・
サッカーって、技術も大切だけど、改めてメンタルがプレーに大きく関わるスポーツだなぁ。

 

2024年夏、フロントの力が試される

シーズン当初、折り返しを迎える時点で(あと2節あるが・・・、優勝争いのど真ん中にいるとは、正直なところ「流石に可能性は低いだろう」と思っていました。

なぜなら、昨年終盤のどん底のチーム状態を見ているし、プレシーズンで頼みの柴崎は離脱するし、期待のCBは契約に至らないし、大型の補強はチャッキー1人だけ・・・。

それでも、ポポ監督が戦い方を整理し、気持ちを一つにまとめ、選手起用も柔軟性を見せ、何よりも選手達が奮闘した結果、17節終了時点で首位に勝点差なしの2位につけているのだ。

タイトル奪取には願ってもない位置にいる。

だからこそ、夏の移籍市場での動きが超重要になると思います。

2024年の夏の登録期間は以下の通りだ。

  • 2024年7月8日(月) ~ 2024年8月21日

第23節からは上記期間に入っているので、プレー出来る選手もいなくはない。

何しろ、昨シーズンオフから、佐野の近辺は騒がしい。
でも、ひょっとすると、史上最強の攻撃的SBに成長しつつある濃野だって、可能性はなくはない・・・。

2022年の夏の二の舞は避けて欲しい。

金を掛ける時があるならば、この夏では無いだろうか?

極論かも知れないが、今のスタメン組がベンチに追いやられるくらいの選手を、獲得することで、タイトルが近づいてくるような気がします。

 

アントラーズの次の試合はリーグ第18節・新潟戦!

川崎Fに勝った、広島に勝った、神戸に勝った、マリノスにも勝った!

だからこそ、次の新潟には今シーズン一番の集中力で挑み、何としてもホームで勝点3を得て欲しい。

2024年の新潟は序盤から苦しんでいて、下位に沈んでいます。
チーム力も、単純に数値化するなら、鹿島が圧倒するでしょう。

でも・・・
新潟は第17節に町田に3-1で快勝しています。

町田を止めてくれたことには感謝しかありませんが・・・
鹿島がリーグとルヴァンで無得点で連敗している町田に快勝した訳ですから、逆に言えば、ほんの少しでも鹿島サイドに油断や隙があれば、絶対に足元をすくわれることでしょう・・・。

集中して、しっかりと勝点3を掴んで欲しいです。

 

まとめ 

勢いで何だか知らないけど勝ち進んでいるのではなく、勝ち試合の得点にはちゃんとチームとしての意図が見えているのが大きいと感じます。

また、負け試合も、何が何だか判らないが負けた・・・ではなく、やろうとしたことを相手に封じ込められ、さらに自分達でその劣勢を打開できず負けたのだ・・・と言うように、やっぱり理由が判りやすい。

それが、2024年アントラーズの面白さだと思っています。

・・・とはいえ、負けた理由が判っても嬉しくは全く無いので、勝って選手やスタッフやサポーターが喜ぶ姿が見たいです。

 

1つ1つ勝利を重ね
選手とサポーターの笑顔を増やして欲しい!
前進を止めるなアントラーズ!!

 

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