lands_end’s blog

未破裂脳動脈瘤との闘いをコーギーに癒され暮らしています。鹿島アントラーズの応援と読書に人生の全てを掛けている40代の徒然日記です。

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ジーコと共に~岩政監督はリーグ戦が始まっても試行錯誤を続けるのか?~



アントラーズの応援を長年続けてきましたが、プレシーズンにこれほど苦しんでいる姿を観た記憶はありません。

トレーニングマッチで、点が取れず、ゴールを守れず、そして勝てない。

プレシーズンは、あくまでもシーズン前の調整の時期であり、長いシーズンを戦い抜いて最後にタイトルを手にするための準備が主目的な時期なので、勝敗はそれほど重要ではないと言われます。

しかし・・・
だからと言って、希望を見出すことが難しい試合内容が続き、しかも為すすべなく敗戦を重ねていくのは、チームとして「良い状態」にあるとは言えません。

それゆえ、リーグ開幕に向けて何かしらの「希望の光」をサポーターに見せてくれると期待した「いばらきサッカーフェスティバル2023」の水戸戦でしたが・・・

J2勢への連敗(ヴェルディ戦は退場を相手に取り止めて貰ってる時点で勝敗はカウント出来ない)を止めることは出来ないばかりか、霧が深くなった印象でした。

開幕まで1週間・・・
岩政監督はどうするのだろうか?

 

 

リーグ戦ではガラッと変えるのでは?

先日、あまりに岩政監督の狙いが見えず、FIFA代理人の資格を持ってスカウト業を長年行っている友人に意見を求めました。

www.road-to-landsend.net

その話の中で色んな意見を聞きましたが・・・
最終的には「今年は忍耐なんじゃない?」がその時の結論となりました。

 

その後、彼も気になったのか水戸との試合をネット配信でチェックし、改めて連絡をくれました。

その中で言われたのが・・・

  • 「言った通り守備も組織されていないでしょ?」
  • 「2失点目は植田は明らかにバイタルの穴に気付いているけど指示出せてない」
  • 「でも、植田のところに来たボールは個人の強さでことごとく弾き返してる」

等と先日にも触れた「守備も問題」について触れた後で、彼は気になる事を言い出しました。

  • 「もしかしたら、開幕の京都戦ではプレシーズンとはガラッと変えて手堅く戦い、1-0で勝つかも知れないよ」

なぜなら・・・

  • 「水戸戦では、選手のポテンシャルと言うか可能性を信じ、個々の幅を広げるための布陣と戦術で戦ってるようであり、かなり自由にさせていたと思う」
  • 「もしも、あのやり方で本当に勝てると試合終盤まで思っていたのなら、岩政監督の能力を疑うし、水戸に対して敬意が無さすぎる」

そのような戦いを選んだ理由として・・・

  • 「プレシーズンは、個の可能性にフォーカスし、長いリーグを戦うための(もしかすると選手個人の能力を引き上げるための)『トライ&エラーの期間』にすると、監督は割り切っているように感じた」

なぜなら・・・

  • 「監督や選手達が、何も出来ずに完敗した直後なのに、やけにサバサバしている」
  • 「まるで何かにチャレンジして失敗したかのような「何かに納得した表情」をしていた」

からだそうです。

それでも最後に・・・

  • 「あそこまで酷いサッカーのアントラーズは珍しいよなぁ~」

と言われたのはグサッと刺されました。

 

昨年のスタートは確かに手堅かった・・・

昨シーズン、コロナの影響でレネ監督の合流が遅れ、スタート時に代理でチームを指揮した時の戦い方は、今の岩政監督よりももう少し手堅かったと思います。

あくまでもボスが到着するまでの代理として、場を整える事に徹したからだと思いますが、きちんと「勝ち点」を取るための「戦い方」を選択していたと思います。

それでも、「個の特性」を活かした「トライ」はしていた。
それが攻撃での「戦術上田」「三竿のCB起用」だったと思います。

あの時、結果が出たから「叩かれていない」のですが、上田が不発で三竿もCBとして機能していなかったら、スタートダッシュどころか、連敗してレネ監督にバトンを託していたかもしれません。

大切なのは、公式戦では「トライはするけどエラーを減らすことだと思われるので、そういう意味で、今のようなサポーターの頭が「???」でいっぱいになるような布陣や交代は減るのかも知れません。

 

落ち込んだリズムは取り戻せるか?

仮に、公式戦では改めて「勝ち点」を取るための「戦い方」に切り替えたとしても、1つ気になる事があります。

それは「変な負け癖」が染みついていないか?です。

なにせ、トレーニングマッチでは連敗続きです。
初戦の社会人リーグの南葛SCと、退場を取り消して「11人対11人での練習」に拘ってくれたヴェルディ戦以外では、勝っていません。

勝利に拘るメンタリティは勝つことでしか手に入らないので、その点が、とても気になっています。

 

まとめ

冒頭にも触れましたが、こんなにもプレシーズンで「サッカー」をすることに苦しんでいるアントラーズを見るのは初めてからも知れません。

開幕直前に練習試合で不安になるような負け方をした年もありますが、今年のように「サッカーそのものが何か変?」と感じた年はありません。

それゆえ・・・
リーグが始まれば、何かをガラッと変えるような気がします(希望的観測)。

でも・・・
監督の談話や選手の談話を見聞する限り「今年は覚悟を持って今のスタイルを続ける」ような気もしてなりません。(心の準備)

百歩譲って今年一年を「トライ&エラー」の年にするならそれでもいいが、「勝利への拘りと執念」だけは持ち続けて欲しいです。

監督が掲げる「相手を圧倒するサッカー」が完成してもタイトルが手に入るとは限りませんが、「どんなサッカー」でも「勝ち続ければ」タイトルは手に入るので。

 

シーズン開幕まで1週間。
カシマスタジアムでの開幕まで2週間。

アントラーズの勝利が観たい

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