2022年夏、レネ監督の解任を受け、アントラーズのバトンを引き受けた岩政監督が、2023年シーズンもアントラーズを指揮することが正式に発表された。
同時に、岩政監督就任後に請われてヴェルディからやって来た坪井コーチの退任が発表された。
色々と思うことはあるが・・・
チームがタクトを岩政監督に託したのであれば、選手や監督がタイトルを掲げる日が一日も早く来るように、「叱咤激励」の「ブーイング」をしに、そして「良いプレー」には「拍手」をしに、カシマスタジアムに集うとしましょう。
岩政監督の声で聞きたいことがある
最終戦後のセレモニーをスタジアムで聞いているので、続投自体にはあまり驚きはない。
ただ、続投発表ニュースの監督のコメントが気になりました。
『伝統と革新』『新しい鹿島をつくる』
コメントには、新しいアントラーズを作る年にするとの宣言はあれど、来季に必ずや1つはタイトルを獲って、我々を喜ばせるみたいな言葉はありませんでした。
何かがひっかると思いながら一晩寝たら、ある人の記事を思い出しました。
それは、2018年、赤坂の虎屋本店の建て替え時にインタビューを受けた、川島社長の記事です。
その記事を改めて読んで、自分が何に引っ掛かったのか判りました。
革新よりも目の前のお客様に喜んでいただくことが大事
川島
老舗というと「伝統と革新」のバランスにまつわる話が多いのですが、黒川さんは、そのあたりをどう捉えていらっしゃいますか。黒川
「伝統と革新」という言葉は私も以前よく使っていたのですが、ここ十年ほど自分からは使わないことにしています。「革新」と言えるほど思い切ったことは果たしてどれくらいあるかと考えていたら、おこがましくてそんなことは申し上げられないと思ったからです。そんな大層なことの前に、今、目の前のお客様に喜んでいただくために何をするのかを考え、即座に実行していくことが大事です。それは必然であって、革新ではないと思うのです。
あくまでも私個人の考えではありますが・・・
フロントや選手、または選手に関わる人たちが、いつか掴む栄冠のために臥薪嘗胆するのは、まあ当たり前でしょう。
しかし・・・
サポーターが、それに全面的に付き合わないとダメなのか?
タイトルに届かなくても・・・
勝利を届けられなくても・・・
2023年シーズンは
カシマスタジアムまで足を運ぶ価値のある試合を・・・
アントラーズをサポートすることに誇りを感じる試合を・・・
必ずや喜びを与える試合をすることを誓うので・・・
応援をよろしくお願いします!
そういう言葉を付けて欲しかった・・・と思いました。
大病をし、半世紀近く生きてきた身にとって、1年1年、いや1日1日は大切だし、数年先に・・・は来ないかもしれないので。
まあ、個人的な感想ですけどね。
坪井選手!ありがとうございました!!
2022年夏にレネ監督とムルジャコーチが解任され、岩政監督のワンオペがしばらく続いたあとに、坪井コーチの就任が発表されました。
シーズン中のヴェルディからの移籍であり、強く請われる形で、飛び込んでくれたはずなので、ちょっと早い気もしますが・・・。
まあ、やってみて判ることも仕事には多々あるので、そういうことだった・・・のでしょうかねぇ?
まとめ
2022年シーズンの結果だけ見ると、とてもとても、タイトル争いを感じさせるようなプロセスを経ているようには感じられませんでした。
それでも、最終節後のセレモニーにおける三竿キャプテンの言葉とその後の涙、そして岩政監督の語った言葉・・・
スタジアムで聞いて、観て、「また来るよ、応援しに」と思いました。
だから行くよ!
カシマスタジアムに!!
だから喜ばせてよ!
遠くからちっこい子供連れて行くからさ!!
(今日も勝てなかったね・・・と5歳の子供に何度も言わせないでよ)
これからも
カシマスタジアムで!
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