2022年10月1日、鹿島アントラーズはホームのカシマスタジアムにFC東京を迎え、2022年J1第31節を戦いました。
FC東京のホームで戦った時は守備の崩壊もあり完敗したので、カシマスタジアムではキッチリとやり返してやろうと思っていたが・・・。
- 中断期間に建て替えは進んだか?
- 攻撃の形は見えるのか?
- 天皇杯戴冠へ勢いを出せるのか?
等に注目しながら観戦しました。
結果は・・・
「五里霧中」へ突入しているようにしか思えず・・・。
言葉が出ない2022年J1第31節(ホーム)鹿島VS FC東京戦の記録を残しておきます。
- 2022年J1第31節(ホーム)鹿島VS FC東京戦の試合結果、及びスターティング&交代メンバー
- 2022年J1第31節(ホーム)鹿島VS FC東京戦の試合内容と感想
- 第31節のFC東京戦で感じた3つのこと
- 2022年J1第31節終了時点の順位表
- 鹿島の今後について
- まとめ
2022年J1第31節(ホーム)鹿島VS FC東京戦の試合結果、及びスターティング&交代メンバー
鹿島 0-1 FC東京
後半39分 安部 柊斗キ
スターティングと交代メンバー
GK29早川 友基
DF2安西 幸輝
5関川 郁万
6三竿 健斗
22広瀬 陸斗⇒後半48分16小田 逸稀
MF14樋口 雄太⇒後半39分 27松村 優太
21ディエゴ ピトゥカ
30名古 新太郎⇒後半20分 11和泉 竜司
33仲間 隼斗⇒後半13分 10 荒木 遼太郎
FW17アルトゥール カイキ⇒後半39分9エヴェラウド
40鈴木 優磨
早川のスタメン起用は鳥栖戦のパフォーマンスを考えれば納得。
しかし、名古の起用は驚き。しかも中盤の底に。
確かに復帰後のパフォーマンスは良かったが、中盤の底でいきなり起用するのは色んな意味で負荷が掛かりすぎる気がしたので。
2022年J1第31節(ホーム)鹿島VS FC東京戦の動画ハイライト
失点シーン以外にも、いくつも危険な場面はあったが、早川の好セーブとFC東京のシュート精度の悪さに助けられた気がします。
それにしてもなぁ・・・
ハイライトで観ても、躍動感を感じられないよ。
【公式】ハイライト:鹿島アントラーズvsFC東京 明治安田生命J1リーグ 第31節 2022/10/1 - YouTube
2022年J1第31節(ホーム)鹿島VS FC東京戦の試合内容と感想
試合開始前はワクワク感が強かったが・・・
始まってすぐに、アントラーズの出来に動揺し、動悸が激しくなりました。
これは
「ダメな日」では???と言う予想が的中し・・・。
前半総括:ねぇ、どうして自らサイドに閉じこもるの?
繋ぐことに意識を置いていることは理解出来るが、あのクオリティでバックラインからパスを繋いでも、相手は怖さを感じないと思う。
大概、低い位置のSBに出されたパスは苦し紛れの前線へのパスになり・・・
大概、CBが寄せられて苦し紛れに出したパスは相手に引っ掛かり・・・
稀に中盤を交わせれば、前半29分のカイキのシュートのようなチャンスまで繋がるが、あくまでも「稀」であった。
後半総括:迷いが増して躍動感は失われ・・・
後半も何一つ改善が見られないまま始まり、時間の経過と共に選手達の迷いが増していき、パスを出すのか、ドリブルを仕掛けるのか、迷いに迷って意味不明な行動に出るわ、パスミスはするわ、トラップミスするわ・・・。
観ていて、本当に悲しくなった。
そして失点。
失点自体は素晴らしいシュートだった。
むしろあの時間帯まで0-0だったことが奇跡なくらい、ずっとチームの状態が悪かったので、失点してガックリと言うよりも、あーようやく取られた~。と言う感じでした。
試合終了:終了前に席を立つ人続出
約21,000人のサポーターを集めのに、あまりに残念な試合内容に終了前に席を立つ人が続出した。
選手、監督&コーチ、フロントへの「最高のダメだし」だと思う。
あの光景にどれだけ「危機感」を抱いてくれるか・・・。
結果には繋がらなかった。
第31節のFC東京戦で感じた3つのこと
この日の試合を観戦して感じたことを3つまとめておきたい。
やはり岩政監督は守備の人か?
フットサルの効果が悪い方に出てないか?
カイキの交代を遅らせたこと
やはり岩政監督は守備の人か?
レネ監督から岩政監督に変わってから、試合を観ている時にハッキリしていることが1つある。
それは、守備の仕方が整理され、ピンチはあれど、大崩れして「どーにもならん」と頭を抱えるような状態にはならなくなったと言うことです。
一方で、レネ監督時代の攻撃への勢いと怖さは消えた。
間違いなく、相手チームの選手は、「なにこれ?」「どーした鹿島?」と思うような、勢いも怖さもない攻撃になっていると思う。
やはり・・・
岩政監督が自信で呟いていたように「攻撃の引き出し」に難があるのか?
フットサルの効果が悪い方に出てないか?
フットサルのコーチを招いたことで、狭い局面で競り勝ったり、個々のプレーにアイデアを感じることもあるが、ここ数試合は「フットサル」の影響が悪い方に出ている気がします。
それは、「対峙した相手を呼び込んで交わす」を意識し過ぎていると思うからです。
フットサルなら、1つの局面を抜ければゴールは目前だけど・・・
フットボールは、その先も広大なスペースがあり、相手選手がいる。
上手く表現できないけど・・・
バスケで言うなら試合中に常に「1ON1」だけでプレーしているようなもので、スピード感が削がれ、囲まれ、潰されるシーンを延々と見せられた気がします。
カイキの交代を遅らせたこと
後半38分、岩政監督は2枚替えをしようとしたが、CKのチャンスを得たため、ヘディングの得意なカイキの懇願を受け入れて交代を遅らせたシーン・・・。
これが、SNS等で話題になっている。
スタジアムで見ていて、CKになった瞬間に複数の選手がベンチに向かって交代を待つようにシグナルを送っていたのが見えた。
そして、スタジアムに居た多くのサポーターが「カイキだから」と納得していたように思いました。
でも結果は、得点は出来ず、逆にCKの流れから失点してしまった。
失点したのはあくまでも結果論なので、議論しても仕方ない。
多くのサポーターが色んな意見を出しているが、私としては「あまり気にならない」光景だったの、なんでこんなに騒いでいるのかちょっと不明です。
強いて言うなら「責任の所在」が曖昧になるので「岩政監督が自分の判断で取りやめた」と補足すれば良かっただけでは?
と思う位なのだけど。
おまけ
それにしても、どーしてこんなサッカーしているのか?
5歳の息子ですら「なんだかかしまげんきないね~」と言い始め、しまいには「ちゃんとハムにくたべなね~」と叫んでしまい、周囲のサポーターが苦笑する始末でした。
試合前は、秋晴れの中で輝くジーコ像を観て、勝利を感じていたのに・・・。
2022年J1第31節終了時点の順位表
この日の敗戦で、今シーズンのリーグタイトル奪還の望みは「完全に断たれた」ことになります。
本当に悔しいし、残念でならない。
鹿島の今後について
とにかく、今のチームには自信が必要だ。
タイトルを獲る経験が一番だけど、決勝を戦う経験ですら今の若手には得難いモノだと思うので、甲府戦は何としても勝利して欲しい!
- 10月5日(水)17時半 天皇杯準決勝(アウェイ)VS 甲府
※カシマスタジアムだけどアウェイ扱い・・・ - 10月8日(土)14時 第32節(アウェイ)VS磐田
- 10月16日(日)天皇杯決勝!
- 10月29日(土)15時 第33節(アウェイ)VS清水
- 11月5日(土)14時 第34節(ホーム)VS G大阪
まとめ
もっと、もっと、ブツブツ言いたい事はあるけど・・・。
とりあえず今は「耐え、忍ぶこと」にしてみます。
不安は多くあるけど、アントラーズは必ず蘇る。
このまま燻って消えていくチームでは絶対にありません。
そう信じてます。
鹿島の選手には
自信と経験が必要だ!
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