2021年10月27日、鹿島アントラーズは川崎フロンターレのホームへ乗り込み、2021年天皇杯準々決勝を戦いました。
今シーズン、川崎にはリーグ戦で2連敗。
しかも終了間際に失点して敗退すると言う、本当に痛い痛い敗戦を喫していました。
同じチームに年間3敗だけは絶対に避けなくてはいけない!
タイトルを手にして鹿島再建の切っ掛けにして欲しい!
そう願いながら、多くのサポーターが必死に応援しましたが・・・
結果は、悪夢のような試合展開となりました。
途方に暮れる結果となった、2021年天皇杯準々決勝(アウェイ)鹿島VS 川崎F戦の結果をまとめておきます。
- 2021年天皇杯準々決勝(アウェイ)鹿島VS 川崎F戦の試合結果、及びスターティング&交代メンバー
- 2021年天皇杯準々決勝(アウェイ)鹿島VS 川崎F戦の試合内容と感想
- 何のためにサッカーをするのか?を思い出すことが重要
- 今後の鹿島について
- まとめ
2021年天皇杯準々決勝(アウェイ)鹿島VS 川崎F戦の試合結果、及びスターティング&交代メンバー
鹿島 1-3 川崎F
前半32分 オウンゴール
後半3分 旗手 怜央
後半3分 脇坂 泰斗
後半45分 荒木 遼太郎
相性がトコトン悪い時は「不運」なゴールや、「それが入る?」と言うようなゴールを決められて敗戦することが多い印象であり・・・
この日も町田のオウンゴール(町田には全く非はない)が入った瞬間、まだ、勝てない時期なのかな・・・と落ち込んでしまった。
スターティングと交代メンバー
GK31沖 悠哉
DF2安西 幸輝
28町田 浩樹
32常本 佳吾
33関川 郁万
MF7ファン アラーノ ⇒後半9分 13 荒木 遼太郎
17アルトゥール カイキ ⇒後半9分 11 和泉 竜司
20三竿 健斗
21ディエゴ ピトゥカ
FW8土居 聖真 ⇒後半32分 25 遠藤 康
18上田 綺世 ⇒後半32分 9 エヴェラウド
スタメンを選んだ相馬監督と、その期待に応えるプレーが出来なかった!
という事だ。
強いて言うなら、なぜに後半頭から和泉と荒木にしなかったのか?
と言う点は解せないが・・・。
2021年天皇杯準々決勝(アウェイ)鹿島VS 川崎F戦の動画ハイライト
前半18分の攻防は見応えがありました。
沖のビッグセーブで失点を防ぐと、その跳ね返りを収めた鹿島がカウンターを発動!アラーノ、ピトゥカ、上田、最後はゴール前の土居にビックチャンスが舞い込みますが、シュートはGKの正面に飛んでしまいました。
2021年天皇杯準々決勝(アウェイ)鹿島VS 川崎F戦の試合内容と感想
試合を中継で観ている時は、興奮しているので気付いていなかったけれど、数日経ってから見直すと色々と気付く点もあった。
序盤は互角に感じたが・・・
よくよく見てみると、プレーに微妙な焦りのようなモノを感じる。
それが、1つ1つのトラップやドリブル、パス、さらには状況判断に小さな狂いを生じさせているのかも知れないと感じた。
また、気持ちで押し込まれているのか、ボールを安全な場所へ置いてから次のプレーをしようとする選手も見られた。アラーノの場合は、単にトラップミスかも知れませんが・・・。
前半の失点が全てだった
結局、オウンゴールではあったけど、あの失点が全てだったように思う。
失点後は選手や監督・コーチ、そしてサポーターに至るまで、「またか・・・」と言う思いを抱えながらプレーしていたことは、その後のプレーの数々から感じられた。
改めて、サッカーはメンタルのスポーツだと実感。
後半開始早々の失点は必然だった
選手の「怯え(と言って良いのか判らないが)」を見抜き、それを跳ね返す強さのある選手を後半頭から投入しなかった監督のミスだと思う。
立て続けの不運な失点(事故と滅多にみないスーパー)は、今の鹿島の川崎の相性の悪さを考えれば、「蛇に睨まれた蛙状態」でプレーする限り、必然だったと思う。
もっとも、数日経って、冷静に分析すれば言えることだけど・・・も。
何のためにサッカーをするのか?を思い出すことが重要
川崎フロンターレに1年で3敗し、愛するアントラーズに何が起きたのか?どうしてこれほどまでに「勝てなくなったのか?」と嘆き、ふさぎ込んでいました。
しかし、先日の小笠原のインタビューを読んで、サポーターとしても気付くことがありました。
「もっといろんな発想を持たないといけないし、いろんなものを見る必要がある。これまでタイトルを獲ってきたことで満足していたら、置いていかれるだけ。どのチームもいろんな工夫をしているから、あっという間に抜かれてしまう。3連覇とか、3冠とか、終わったことはどうでもいい。これからどう勝っていくのか。そのために何が必要なのか。それが大事だと思います」
小笠原の言葉を借りれば(飛躍しすぎかもしれないが)、別にフロンターレに1年に何度負けてもどうでもよい。要はタイトルを獲る試合に負けなければ良いのだ。
2016年のCSの一戦のように、評論家の多くがフロンターレ有利とするなかで成し遂げた勝利が良い例なのだと思う。
だから、気持ちでは一試合も負けて欲しくないが、肝心なのはタイトルを獲る、またはタイトルを獲るための戦い方が出来ているかが重要なんだ・・・
そう思うことで、試合の観方や結果への捉え方が変わるような気がしています。
・・・まあこのイライラする気持ちを自分で騙すのも大事だし。
今後の鹿島について
今の鹿島の目標はACL出場権を手にすることです。
そのための残り5戦の戦い方をして欲しいです。
■鹿島アントラーズの今後の試合予定
- J1第34節 11/3(祝) 15:00 アウェイ VS 広島
- J1第35節 11/7(日) 14:00 ホーム VS 浦和
- J1第36節 11/20(土) 15:00 ホーム VS 大分
- J1第37節 11/27(土) 14:00 ホーム VS 鳥栖
- J1最終節 12/4(土) 14:00 アウェイ VS 仙台
今シーズンの残り試合は5!
今年こそ、笑顔で終わらせてください。
まとめ
次の広島は監督が後退しており、とても、とても、油断がなりません。
選手達が来季の選手生命を掛けて挑んで来るでしょうし、代行の監督も、今後のキャリアを見据えて挑んでくるはずです。
勝利を!
アントラーズ!!
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