2021年9月22日、鹿島アントラーズは川崎フロンターレをホームに迎え、2021年J1リーグ第32節を戦います。
ACL等の影響で前倒しされた日程だが・・・
その後、日程は変わり、川崎もACLを敗退し、なんでこんな窮屈な日程でやる必要があるのか?
互いにとって、あまりメリットがないと思うのだが・・・まあ、仕方ない。
やるからには絶対に勝つ!
マリノスに勝ったからには、川崎にも勝たないとダメだ!!
フロンターレアレルギーを打破して欲しいと願う2021年J1第32節・鹿島VS 川崎F戦を前に思うことをまとめます。
2021年J1第32節・鹿島VS 川崎F戦の予想スターティングメンバー
先のガンバ戦はCBに町田が戻ってきて安定感が戻った。
また、三竿が一時期の不調を脱し、攻守に渡って中盤の底で躍動しているのは好材料である。
あとは、エースが復調してくれればもっと上の順位で争えたのだが・・・。
勝利を願うVS 川崎F戦の予想スターティングラインナップ・・・。
2トップは、上田と荒木
現状のベストはこの2人だが・・・ここ数試合、荒木のパフォーマンスが落ちているのが気になります。
2列目は、左にカイキ、右にアラーノ
和泉と土居を外せと言うよりは、フロンターレが対策を立てにくい、読みにくい選手を選択すると二人になるかと・・・。
ボランチは、ピトゥカと三竿!
控えに、永木かレオのどちらかは入れておくべきかと。
SBは左に安西、右に常本
ガンバ戦の広瀬は素晴らしい出来でしたが、常本の対人の守備力は川崎F戦では必要になると思う。
CBは、町田と林
関川の強さと縦パスのセンスの良さは捨てがたいが、やはり守備が「粗い」のが気になります。不要なファイルでFKやPKを渡したくない。
GKは、沖
ガンバ戦では見事なセーブを見せた。反面、ハイボールの処理に危うさを感じるのはそのままだった。
対戦相手の「川崎フロンターレ」について
この夏、中心メンバーであった三笘と田中碧が移籍し、シーズン前半の勢いは失っているが、この数年で鬼木監督が作り上げてきたチームはそう簡単には瓦解しないだろう。
ただ、今までのようなスタイルは、中心メンバーが変われば「簡単」には出来ないはずなので、そこに付け入る隙があると思う。
今のJ1で最も熟成されたチームであり、鹿島が最も相性の悪いチームでもあるので、まずフロンターレアレルギーを払拭するためにも勝ちを掴んで欲しい!
2020年度のリーグの順位と成績
川崎F 1位/勝点83 26勝5分3敗 88得点31失点
鹿島 5位/勝点59 18勝5分11敗 55得点44失点
昨年の川崎は勝点も凄いが、得点力が本当に凄かった。
まさに攻撃は最大の防御なり!を地で行くようなチームであった。
2021年度のリーグの順位と成績
川崎F 1位/勝点69 21勝6分1敗 61得点18失点
鹿島 7位/勝点50 15勝5分9敗 49得点29失点
今シーズンの川崎は守備の改善に成功し、昨年以上に負けないチームに変化した印象です。
如何に不用意な失点を防ぎ、チャンスに決めきるか?
それしか攻略法はないかな・・・。
川崎Fのキーマンと鹿島勝利のキーとなるプレーは?
新外国人が徳島戦で輝きを見せたようだが、鹿島が勝利するためには、以下の点がポイントになると思います。
相性の悪い家長を抑え込めるか?
ガンバ戦でのパトリックに続き、家長との相性も鹿島は最悪である。
彼に点を獲られて・・・と言うよりも彼が出ている試合で快勝した記憶が殆どない。
フロンターレの前の大宮時代も含め、対戦数は32試合あります。
ゴールされたのは僅かに2ゴールですが、対戦成績は17勝9分6敗と大きく勝ち越されています。
また、特徴的なのはイエローカードを鹿島戦で13枚受けていること!
激しく、カードも辞さない当たりで鹿島のプレーが寸断されているように思います。
鹿島はセットプレーに活路を!
鹿島は今シーズンの総得点の内4割がセットプレーから生まれています。
今シーズン5点獲っている「得点源」犬飼が負傷していますが、町田や上田、エヴェラウドなど競り合いに強い選手が多くいますので、相手ゴールに近い場所でファウルを誘うのも面白いかも知れません。
鹿島アントラーズと川崎Fの全対戦戦績
これまで50試合の対戦があります。
鹿島 17勝
川崎 23勝
引分 17
鹿島からみて74得点、82失点です。
全対戦成績では鹿島勝率が34.0%です。
とにかく勝てない。
最後にリーグ戦で勝ったのは2015年のセカンドステージのアウェイで3-1で勝利したのが最後である。
2020年度の対川崎F戦の試合記録
昨年は人類が初めて経験するコロナによって、開幕後に長く中断することになった。
その再開試合、ザーゴ体制で苦手の川崎に挑んだのだが、またしても審配の「質」によって苦杯を舐めさせられた。
2020年J1第2節(アウェイ)
マスコミもこぞって「オフサイド」と認定するほど、酷いジャッジで早々に失点することになった。
ただ・・・
冷静に振り返れば、勝てるだけの「試合内容」だったとは言い切れない。
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2020年J1第27節(ホーム)
試合当日の朝に永戸が陽性、さらに主力DF陣や期待の若手6人が濃厚接触で出場出来ないという緊急事態でしたが、ほとんど出場機会の無かった奈良と山本が奮起し、その他の出場した選手達の気迫も合わさり、なんとかドローに持ち込んだ試合だった。
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2021年度の対川崎F戦の試合記録
無敗で突っ走る川崎に対し、低調に喘ぐ鹿島がどこまで出来るのか・・・。
結果は大方の予想通り川崎の勝利に終わった。
良いプレーは随所にみられたが、最後の最後の押し切られた結果が、重くのしかかった。
2021年J1第17節(アウェイ)
相馬監督の奇策でもあった「戦術小泉」が、1トップの選手次第で機能しないことを早くも鬼木監督に明らかにされた試合でした。
この試合でも小泉が何らかの爪痕を残していれば、中断期間での移籍には繋がらなかったのかも知れません。
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まとめ
9月に入ってから低空飛行が続いていたが、ようやく先のガンバ戦でトンネルの出口が見えた気がしました。
ですが、一気にトンネルを抜け出し、ACL出場権獲得まで突っ走るには、次の川崎戦での勝利が絶対条件になります。
負けたら今シーズンは終わる・・・
それくらいの危機感を抱いて試合に臨んで欲しいです。
どんな形でもいい!
勝て、アントラーズ!!
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