2021年8月10日、チームから立て続けに移籍報道が発表されました!
第2弾は完全移籍の発表でした。
MFの小泉 慶選手が、サガン鳥栖に完全移籍。
杉岡選手の期限付き移籍は、フライング報道があったので少し免疫がありましたが、小泉選手の完全移籍は予想外でしたので、かなりの衝撃を受けました!
今、この夏場の連戦がスタートするところで・・・
チームで一番汗をかいて走る選手を出すのか?
なぜ・・・
としか言葉が出ない移籍発表でした。
男は黙ってプレーで魅せる
2019年7月、柏で出場機会を得られずに悶々としていた小泉を獲得してきた鹿島のフロントは本当に素晴らしい働きをしたと思います。
献身
情熱
我武者羅
ペラペラと口の軽い男ではなく、真摯にプレーする姿でサポーターに感謝の意を見せる選手は、なかなかいません。
そんな選手だからこそ、サポータがこぞって惚れるのは当たり前でした。
小泉の決断を尊重するチーム
若手の手本になる、外に出してはいけない選手の筆頭でした。
それでも、彼のサッカー人生のために、良いオファーがあるのであれば、無理に囲い込むことはせずに送り出す鹿島のフロントは・・・。
変わりませんなぁ。
難しい、1つを極めるか、万能を目指すのか・・・
鹿島が苦しい時、小泉は常にピッチで助けてくれました。
右SB、ボランチ、右SH、そしてトップ下
チームが求めるプレーに徹し、時に、解説を驚かせるようなプレースタイルを見せていました。
しかし・・・
どこか1つのポジションでスタメンを奪取出来るかと言うと・・・
足元の技術やアイデア、フィジカルやシュート力など、「群を抜く」程では無かったのも確かで、ポジションを奪取しきれませんでした。
その現状を冷静に見据え、移籍を決断したのでしょうから、サポーターは笑って送り出すしかありません。
個人的に印象に残る小泉のプレーは・・・
■2020年J1第21節・鹿島VS 横浜FC戦です。
3連敗阻止のため駆り出された小泉は、チームのために必死に戦っていましたが、この時の鹿島は全てが思うように回らず早々に2失点・・・
もはやどーにもならんと思いましたが、小泉だけは最後の最後まで虎視眈々とチャンスを狙っていて・・・。
終了間際に逆転弾を決めてくれました!
ゴール後の歓喜のランと仲間が集まり祝福するシーンが印象的でした。
夏場の連戦を乗り切れるのか?
杉岡、小泉とチームを去ってしまい、広瀬は7月末にハムストリングを痛めて全治2か月とのことだったので復帰は10月頃・・・。
さらに、気を付けていてもコロナに襲われて複数名の選手が離脱する可能性も今後も続く訳であり・・・
これから始める真夏の連戦をちゃんと乗り切れるのだろうか?
まあ、素人が心配するよりもチームはちゃんと考えていると思いますが、大事な試合で選手が揃わずに敗れ、ACL出場権を2年連続で逃すようなことがあれば、チームとして本当にピンチだと思います。
まとめ
シーズン途中で突如加入し、シーズン途中で突如去る・・・
在籍僅か2年ですが、これほどまでにサポーターの熱い支持を得た選手も少ないと思います。
鹿島が苦しい時に、いつも、ピッチ上で献身的なプレーを続けていた貴方の姿は忘れません。
くれぐれも怪我にだけは気を付けて!
鳥栖の地で大暴れする小泉選手のニュースを観るのを楽しみにしています。
それと・・・
鹿島戦では小泉システムは発動しないでね!
これからも
FAMILY!
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