2020年8月23日、鹿島アントラーズは聖地・カシマスタジアムにガンバ大阪を迎え、2020年J1リーグ第12節を戦いました。
この試合は、偉大なるサッカー選手・内田篤人のラストマッチとなった。
スタメンではなく、ベンチスタートだったが、広瀬の怪我と言うアクシデントで、おそらく予想以上に早い時間に出場し、アディショナルを入れて79分も彼のプレーを最後に見ることが出来た。
一生忘れない試合の1つとなった、2020年J1第12節・鹿島VS ガンバ大阪戦の記録を残しておきます。
- 2020年J1第12節・鹿島VS ガンバ大阪戦の試合結果、及びスターティング&交代メンバー
- 2020年J1第12節・鹿島VS ガンバ大阪戦のハイライト
- 2020年J1第12節終了時点の順位表
- 2020年J1第12節・鹿島VS ガンバ大阪戦の試合内容と感想
- 内田篤人のラストマッチ
- 今後の鹿島について
- まとめ
2020年J1第12節・鹿島VS ガンバ大阪戦の試合結果、及びスターティング&交代メンバー
鹿島 1-1 ガンバ大阪
前半6分:小野瀬 康介
後半50分:犬飼 智也
スターティングと交代メンバー
GK31沖 悠哉
DF5杉岡 大暉
22広瀬 陸斗⇒前半16分2内田 篤人
33関川 郁万
39犬飼 智也
MF4レオ シルバ
7ファン アラーノ⇒後半18分25 遠藤 康
11和泉 竜司⇒後半18分36上田 綺世
20三竿 健斗⇒後半30分26荒木 遼太郎
FW8土居 聖真
9エヴェラウド⇒後半30分19染野 唯月
広瀬の怪我は全治2ヶ月と発表された。
痛い・・・。
2020年J1第12節・鹿島VS ガンバ大阪戦のハイライト
得点シーンは、内田の執念と、土居の執念と、犬飼の執念が呼び込んだ。
サッカーの神様は内田の膝を治してくれなくて嫌いだったけど・・・
最後の最後に、彼と彼の仲間にご褒美をくれた。
2020年J1第12節終了時点の順位表
12試合を終えて13位。
鹿島はこんな順位で甘んじてはいけない。
2020年J1第12節・鹿島VS ガンバ大阪戦の試合内容と感想
こんなにも、一人の選手の姿だけを画面で追い続けた試合はいつ以来だろう?
とてつもなく早い90分でした。
試合開始:内田を送り出す気持ちが強いアントラーズが、勢いよく攻め込む。
前半3分:土居のシュートが決まっていれば・・・。
前半6分:またも早い時間に失点。
しかも、杉岡や和泉のポジショニングが悪すぎる。
失点後、鹿島、防戦一方で立て直せず。
前半13分、広瀬が怪我で離脱。
前半16分、内田投入。空気が一変する。
鹿島が猛攻を仕掛ける。しかし、枠外かポストで点は入らず。
飲水タイム後、鹿島の猛攻は続くが、どうしても決まらない。
前半39分、内田が宇佐美にスライディングしてサッカー選手として最後のイエローカードを貰う。
前半終盤、ガンバのDFが時間と共にさらに固くなる。
後半8分、関川と沖の連携の悪さから宇佐美に襲われるが、沖のファインプレーで防ぐ。
後半10分~飲水タイム迄、鹿島は選手を交代して攻勢を強めるが、ガンバの守備はさらに固くなる。
後半28分、またしても鹿島はゴール前でエアポケットを作るが沖が立ちふさがる。
後半終盤、攻めても攻めてもゴールは開かない。
後半50分、自陣深くのスローインからGKを経由してビルドアップ開始。
犬飼⇒内田⇒上田⇒土居⇒杉岡⇒荒木⇒犬飼
執念ってのはこう言う結果を指すのだろう。
ドローで内田のラストマッチを終える。
解説の山本の言葉がストンと腑に落ちた
鹿島が失点を重ねている理由について、このように解説していました。
「シュートを枠にまで打たせてしまっているか、打つ前か途中でブロックするか」
「いままでの鹿島は後者だった」
それを聞いて、スッキリしました。
確かに、打たせすぎだ。
その理由は何故なのか?
シュートが打たれるそうな危険な場所や、シュートの弾道を読む経験値が足りないのか、感性が足りないのか?
昌子や三浦は何度もシュートブロックしていたが、鹿島の犬飼や関川にはそのようなシーンはあまり見られなかった。
それは何故か?
この先しばらくは、試合を観る時にこの点に注目したい。
内田篤人のラストマッチ
内田の引退については、気持ちの高ぶりが落ち着いたら、改めて書きたい。
正直、いまだに色んなことを思い返すと鼻の奥がツーンと・・・。
今日の記事では2点だけ触れておきたい。
内田の背負っていたもの
ハッキリと言っていた。
鹿島の選手は練習の時から選手生命を賭けている。
それが出来なくなって、失礼だと思った。と。
このスタイルを継続しているチームだから、そのような考えの選手が出て来てプレーするから、スタジアムでプレーする鹿島の選手に惹かれるのだと思う。
それを伝えられないなら鹿島の選手では居られない。
泣ける・・・。
強化部が昌子を買い戻さなかったのは犬飼がいるから!
同点弾を決めた犬飼がインタビューに呼ばれた。
一切、笑顔が無く。
奇跡的な同点弾を決めたのに、まるでお通夜のような表情で・・・。
ただただ、勝ちたかったと。
勝たないとダメだと、男泣きする彼の姿に、涙腺崩壊しました。
技術面や経験値、実績も含めて犬飼は昌子には追いついていない。
でも、鹿島のCBが続けてきた「ここぞで点を獲ることに関しては昌子よりも上だ」。
そしてこの日、「同点で何とか恥をかかせないで済んだ」というような台詞を吐かず、勝てないことを悔やみ、「申し訳ないと無く姿」は、鹿島の伝統をしっかりと継いだ一人の選手の姿だった。
犬飼、ありがとう。
これからも叱咤しながら、応援し続けるよ!
今後の鹿島について
内田が引退したからこそ、次節は勝たなくては!
と思うのだが、何でこんなに連戦なのさ、しかもアウェイ連戦は酷い。
■鹿島アントラーズの今後の試合予定
- J1第24節 8/26(水) 19:00 アウェイ VS FC東京
- J1第13節 8/29(土) 19:00 アウェイ VS 柏
- J1第14節 9/5(土) 18:00 アウェイ VS 名古屋
- J1第15節 9/9(水) 19:00 ホーム VS 仙台
- J1第16節 9/12(土) 18:00 アウェイ VS 清水
- J1第17節 9/19(土) 18:00 アウェイ VS C大阪
- J1第18節 9/23(水) 19:00 ホーム VS 湘南
- J1第19節 9/27(日) 17:00 ホーム VS 大分
ここ最近、FC東京のホームは苦戦続き出し、その次はオルンガか・・・
彼の規格外感は、がンバにエムボマが居たとき以来の衝撃かも。
町田や関川が、ボコボコにされると、現状を打破するための転機になるかも。
ただし、ボコボコにされても点を重ねて勝利する前提で!
まとめ
鹿島を好きでよかった。
ガンバ戦では心底そう思った。
だけど・・・やっぱり勝って欲しい。
泣けるシーン満載だったけど、勝ってこそ鹿島だから。
若鹿よ!
鹿島の魂を継いでくれ!!
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