ブライトンが所属するイングランドプレミアリーグは、3月19日に4月30日までの試合開催中止を発表しました。
中断前のブライトンは29節まで終了し、勝ち点29の15位でした。
降格圏の17位との勝ち点差は僅かに2!
残りは9試合・・・。
しかも、2020年のリーグ戦は未勝利・・・。
まさに土俵際まで追い詰められていたブライトンにとって、ある意味中断は、チームを立て直すのに絶好の機会になると思われていました。
その後、イギリス全土でコロナは蔓延し、早期の再開は見込めない状況になりましたが、プレミアを主催する協会は『打ち切り』ではなく、『やりきる』方針を貫くことを表明し続けています。たとえ無観客だとしても。
先に述べたように、仮に『打ち切り』となれば、ブライトンが受ける恩恵は大きく、ある意味『当事者』であるブライトンとしては、『打ち切り』を強く主張することはできません。
それでも・・・
ブライトンを引き入るポッター監督は声を上げました。
それも『人として大切なこと』を訴える為に・・・。
批判を受けるかも知れないのに、敢えて『この言葉』を発した監督を尊敬します。
何でもかんでも、闇雲に自粛すれば良いとは思いません。
もはや、このコロナウイルスの災いは、皆が家に閉じ篭ればやり過ごせるレベルではないと思います。
ただ、人として、まずはすべき事が、考える事が、感じることが、あるでしょう?
そう、声を上げた我らが監督を私は心から支持します!
ポッター監督の記事を読んで思い出したことが1つあります。
それは、2011年の東日本大震災の後に、ビートたけしの言葉です。
人の命は、2万分の1でも8万分の1でもない。そうじゃなくて、そこには「1人が死んだ事件が2万件あった」ってことなんだよ。
毎日毎日、今日は何人亡くなった。世界では何人亡くなり、死者は何万人になった。
そんな数字を見ていて、僕らは錯覚していないだろうか?
もう一度書くが、私は決して自粛万歳、全て打ち切り、笑いも禁止!なんてことを主張したいのではありません。
ただ、僅か短期間の間に、死ぬはずではなった多くの方が亡くなり、悲しみにくれる人が大勢居ることを受け止め、その上で行動や発言をすべきだろう。
ポッター監督の記事を読んで、そう思った次第です。
なんだか、サッカーと関係ない記事になってしまいました・・・。
Go for it! The Seagulls!!
I'm rooting for the Brighton & Hove Albion from Japan!!
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