2020年2月8日、ブライトンは残留争いのライバルであるワトフォードをホームに迎え、2019-20プレミアリーグの第26節を戦いました。
この先の対戦カードを考えると、どうしても勝ちたかった。
ホームだし、勝って残留争いのライバルとの差を広げたかったけど・・・。
2020年は未だに未勝利のブライトン。
もう一度エンジンに点火することは出来るだろうか?
2019-20プレミアリーグ第26節・ブライトンVS ワトフォード戦の記録を残しておきます。
- 2019-20プレミアリーグ第26節・ブライトンVS ワトフォード戦の試合結果
- 2019-20シーズン・プレミアリーグ第26節終了時の順位
- 2019-20プレミアリーグ第27節、BHAFCはシェフィールドUのホームに乗り込みます!
- ブライトンの今後の日程について
- まとめ
2019-20プレミアリーグ第26節・ブライトンVS ワトフォード戦の試合結果
ブライトン1-1 ワトフォード
前半19分:アブドゥラエ・ドゥクレ
後半33分:オウンゴール
前節のマーレーの起死回生の同点弾と言い、今節のオウンゴールと言い、プレミアの神様はまだブライトンを見離してはいないように思う。
しかし、かなり厳しい状況であることは間違いない。
2019-20プレミアリーグ第26節・ブライトンVS ワトフォード戦の試合内容のまとめ
怪我から復帰してからは、途中出場で違いを作りだしていたマーチがスタメンに復帰。
また、前節に起死回生の同点弾を決めたマーレーも引き続きスタメン起用。
前半総括、ホームのブライトンが主導権を握る。マーチが何度か質の高いキックを見せる。
特に12分のマーレーへのクロスは決めて欲しかった。
19分にモーイのパスカットを拾われると、DFは人数がいるのにズルズルと下がり、先制されてしまいます。相手のシュートも見事だったけど、ダフィーの守備も悪い。
その後は一進一退。ブライトン・・・何かがおかしいと感じた前半でした。
後半総括、ブライトンのギアが上がらない。ライオン丸スケロットが味方を煽るも空回りの感じが強い。
そんな中、途中出場のジャハンバクシュがチームを救います。
後半33分に右サイドでボールを受けると素早くゴール前にクロスを入れる。相手DFが必死にクリアしたボールはファインゴールのオウンゴールとなり、なんとかブライトン同点においつく。
しかし、前節に続きブライトン勝ち越せず。
試合終了、なんとか踏み止まった。
しかし、不安しか感じられないここ最近である。
2019-20プレミアリーグ第26節・ブライトンVS ワトフォード戦のデータと感想
ブライトンVSワトフォード戦の試合データは以下の通りです。
- ボール支配率はブライトンが67%で、ワトフォード 33%
- シュート数ブライトン8、ワトフォード 4
- CKはブライトン3、ワトフォード 2
- クロスはブライトン35、ワトフォード 9
- カウンターはブライトン0、ワトフォード 4
ボールを支配しても、クロスを上げ続けても、雑過ぎるのか決定機に繋がらない。
シュートは8本で枠内は僅かに2本。
本当に、どん底なのかも・・・。
2019-20プレミアリーグ第26節・ブライトンVS ワトフォード戦のハイライト動画はこちら
前半のマーチの躍動が点に繋がらなかった。
序盤のマーレーへのクロスで決めていれば、ポンポンと点が入ったかも知れません。
2019-20プレミアリーグ第26節・ブライトンVS ワトフォード戦を見て感じたこと
感じたことは1つです。
ポッター監督に迷いが生じているのか?
今更だけど、選手起用が迷走している気もする。
あれほどマーレーを使わなかったのに、急にスタメンで使っても、周りと合わないだろう?
しかも、この日の試合はホームですし、相手はそれほど守備が固くないワトフォードだからこそ、マーレーを外した今までの超攻撃的な布陣で攻めればよかったのに・・・。
個人的にはマーレー大好きですが、彼の良さはチームが守備的になりカウンター気味に攻める時にこそ良さが出るように感じています。
だからこの日の試合に限って言えば、モペーやコノリーなどを最初から使って、波状攻撃を掛ける戦術の方が、有効だったように思うのですが・・・。
もしかして、プレミア残留を意識し手堅く戦うつもりだったのだろうか?
だとしたら、彼の良さもチームの良さも出ないと思うのですが・・・。
2019-20シーズン・プレミアリーグ第26節終了時の順位
第26節終了時点で、勝ち点27の15位!
ただし、6チーム以外は1試合消化が少ない。
降格圏に片足を突っ込んでいると言っても過言ではない。
厳しいなぁ・・・。
2019-20プレミアリーグ第27節、BHAFCはシェフィールドUのホームに乗り込みます!
相手は暫定ですが現在5位!
EL出場権争いを演じていますので、モチベーションはかなり高いはず。
ブライトンとしては、どこまで意地を見せることが出来るか?
■2020年2月22日(土)24:00キックオフ(日本時間)
対戦相手のシェフィールドUついて
1889年創設のシェフィールドは、チーム名に「ユナイテッド」が付く活動中のチームとしては最古のチームになります。
彼らは昨年2部のチャンピオンシップで2位になり、2006-07年シーズン以来12年ぶりにプレミアに戻ってきたシェフィールド・ユナイテッドは、プレミア歴ではブライトンよりも先輩で経験豊富です。
シェフィールドの近年の歴史を紐解くと・・・
2006-07年シーズンにプレミアから降格すると、その後、2010-11年には3部まで降格します。
しかし、現監督であるクリス・ウィルダーが2016-17シーズンに就任すると1年で2部へ復帰し、さらに2年でプレミアまで舞い戻ってきました。
シェフィールドは、オイルマネーを活用する金満チームではなく、どちらかと言えばやり繰りに苦労しているチームです。
ただ、シェフィールドにはチーム伝統の、バックによるオーバーラップ戦術という独特な戦い方があります(昨シーズンは2部ではありますがCB2人で7ゴール6アシストは際立っていました)。
チーム一丸となって戦う彼らのスタイルはプレミアでも通用して暫定ながら5位!
ブライトンとしては胸を借りる立場で戦うしかありません!
ブライトンとシェフィールドUの対戦前の順位と状態
両チームの現在の順位と状況は以下の通りです。
シェフィールドU 5位(勝点39)10勝9分7敗 28得点24失点
ブライトン 15位(勝点27) 6勝9分11敗 31得点38失点
シェフィールドUの直近5試合は、○△●○○
ブライトンの直近5試合は、●△●△△
得点はブライトンの方が上ですが、とにかく守備が固い!
ブライトンの攻撃が鍵を握りそうです。
ブライトンとシェフィールドUの対戦成績
昨シーズンまでシェフィールドUが2部にいたので、今シーズンの対戦は2006年以来の対戦となりました。
2019-20シーズン 対シェフィールドU 1戦1敗
ホームで勝ち点の積み上げを狙ったブライトンでしたが、シェフィールドUの守備の前に攻撃が機能しませんでした。
第18節(ホーム)にて0-1の敗戦
守備は最後まで改善することが出来ず、正直、相手の決定力不足に助けられました。
攻撃は監督としては最低限の手は打ちました。
早目に交代して、DFを減らしてまでも攻撃の枚数を増やしましたが、まったく機能しませんでした。
ポッタースタイルは観ていて本当にワクワクしますが、ひとたび歯車がずれると修正できる選手がいないのが問題かも知れません。
ブライトンとシェフィールドUの過去の全対戦成績
初めての対戦は1922年1月7日 FAカップでの試合です。
ブライトンが1-0で勝利しました。
その試合を含めて両チームは28試合戦っています。
ブライトン9勝
シェフィールドU 13勝
引分け6
ブライトンとシェフィールドのホームタウンが離れているので、地域リーグでの対戦が殆どなかったことが、総対戦数の少なさに繋がっていると思います。
近年も長らく対戦がなく、2005-06年シーズンにチャンピオンシップで対戦して2戦2敗でした。
ブライトンの今後の日程について
結局、残留への天王山と勝手に意気込んだ第22節からの5試合は、3分2敗で勝ち点3という散々な結果に終わりました。
せめて勝ち点10は欲しいと思っていたし、実際、手に出来る相手だっただけに、非常に悔しいですし、この先が不安です。
- 第27節 2月22日(土)24:00 VS シェフィールド・U(アウェイ)
- 第28節 2月29日(土)21:30 VS クリスタル・パレス(ホーム)
- 第29節 3月7日(土)24:00 VS ウルヴァーハンプトン(アウェイ)
- 第30節 3月14日(土)24:00 VS アーセナル(ホーム)
- 第31節 3月21日(土)23:00 VS レスター(アウェイ)
- 第32節 4月4日(土)23:00 VS マンU(ホーム)
- 第33節 4月11日(土)23:00 VS ノーウィッチ(アウェイ)
- 第34節 4月18日(土)23:00 VS リヴァプール(ホーム)
- 第35節 4月25日(土)23:00 VS マンC(ホーム)
- 第36節 5月2日(土)23:00 VS サウザンプトン(アウェイ)
- 第37節 5月9日(土)23:00 VS ニューカッスル(ホーム)
- 第38節 5月17日(土)23:00 VS バーンリー(アウェイ)
第30節~35節までの6試合は難敵ぞろいです。
第36節から最終節の3節は、痺れるような3戦になるかも・・・。
まとめ
勝ち点が伸びません。
今年のプレミアを観ていると・・・昨年までの面白味には欠けるが守備を重視したクリス監督の方が結果が出たのかも知れませんね。
次節はアウェイですが、粘って戦って欲しい。
しぶとく羽ばたけシーガルズ!
サポーターに喜びを運べブライトン!!
Go for it! The Seagulls!!
I'm rooting for the Brighton & Hove Albion from Japan!!
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