2019年11月30日、ブライトンは今シーズン無敗で首位を独走するリヴァプールのホームへ乗り込み、2019-20プレミアリーグの第14節を戦いました。
我がブライトンは無敗のリヴァプールを相手に善戦しました。
ライアンが相変わらず鬼神となってブライトンのゴールを守り、ダンクの奇襲FKで一点差に追いつき、終盤は猛攻を掛けてアンフィールドに詰めかけたリヴァプールサポーターの肝を冷やすことは出来た・・・。
しかし、結果は敗戦。
勝ち点1も獲れなかった事実は受け止めないといけない。
2019-20プレミアリーグ第14節(アウェイ)ブライトンVS リヴァプール戦の記録を残しておきます。
- 2019-20プレミアリーグ第14節(アウェイ)ブライトンVS リヴァプール戦の試合結果
- 2019-20シーズン・プレミアリーグ第14節終了時の順位
- 2019-20プレミアリーグ第15節、BHAFCはアーセナルのホームに乗り込みます!
- ブライトンの今後の日程について
- まとめ
2019-20プレミアリーグ第14節(アウェイ)ブライトンVS リヴァプール戦の試合結果
ブライトン1-2 リヴァプール
前半18分:ヴィルギル・ファン・ダイク
前半24分:ヴィルギル・ファン・ダイク
後半34分:ルイス・ダンク
ダンク・・・
3度目の正直でなんとか決めてくれました。
2019-20プレミアリーグ第14節(アウェイ)ブライトンVS リヴァプール戦の試合内容のまとめ
前半序盤、リヴァプールが攻勢に出る。ブライトンは翻弄されている。
失点は時間の問題かも知れないと感じていました。
前半18分、FKからアッサリと失点。
FKを与える前の相手のファールを主張していましたが、笛が吹かれるまでは気を抜いてはいけない典型例でした。
1失点後、ライアン、鬼神となる。
必死にブライトンのゴールを守ってくれましたが・・・。
前半24分、CKから再びヴィルギルに決められました。
正直、早々に2失点で万事休すと思いましたが・・・
サッカーとは不思議なスポーツです。
リヴァプールが一息ついたところから、ブライトンも攻勢に転じます。
前半36分、CKのこぼれ球を拾ってバーンが中へ折り返すとダンクがゴール前でドフリーになるも決めきれず。
後半10分、CKでダンクが合わせるも決めきれず。
後半中盤、一進一退。ミスから失点しかけるが、相手のシュートミスに救われる。
そして・・・
後半31分、相手GKのアリソン。ペナルティの外で思いっきりハンドで止めて一発レッドで退場になる。
代わって出場したアドリアンが壁の位置などを指示している隙に・・・
ダンクが左隅へ流し込んで1点返した。
ダンク、3度目の正直で何とか得点に繋げました。
後半終了間際、ブライトンが連続攻撃を仕掛けるが、追いつけず・・・。
試合終了、終了の笛が鳴った時、リヴァプールの選手が何人か両手を上げてガッツポーズをしていた。それだけ、追い詰めたのだろうけど・・・。悔しい。
2019-20プレミアリーグ第14節(アウェイ)ブライトンVS リヴァプール戦のデータと感想
ブライトンVSリヴァプール戦の試合データは以下の通りです。
- ボール支配率はブライトンが54%で、リヴァプール 46%
- シュート数ブライトン11、リヴァプール 13
- CKはブライトン5、リヴァプール 4
- クロスはブライトン23、リヴァプール 17
- カウンターはブライトン1、リヴァプール 4
データだけで観れば、ブライトンは本当に善戦しています。
シュート数も11本で枠内は6本です。(リヴァプールは13本中7本)
ただ、違ったのは・・・。
決定力です。
2019-20プレミアリーグ第14節(アウェイ)ブライトンVS リヴァプール戦のハイライト動画はこちら
ライアンの踏ん張りに報いることが出来なかったのは残念でなりません。
2019-20プレミアリーグ第14節(アウェイ)ブライトンVS リヴァプール戦を見て感じたこと
Jリーグでも、プレミアでも、当たり前ですが決定力は本当に大事だ。
どんなにチャンスがあっても、決めることが出来なければ勝てない。
この課題は、冬の移籍市場で改善できないのだろうか?
それと守備!
今回、ライアンの奮闘と相手のミスに助けられたからこそ、『善戦』という名前を使えるが、一歩間違えていれば、前半の内に4・5点失っていたかも知れません。
今のブライトンのメンバーと経験値では、3バックはリスクが高すぎると思うのですが、どうでしょうか?
もしも3バックに拘るのであれば、後ろ3名の連携と中盤の底とサイドの人間の連携をしっかり作らないと、守備は緩いままで、強豪相手の試合では、この日のリヴァプール戦のようにライアンの神懸かり的な活躍と相手のミスにたすけられない限り、複数失点は避けられないと思います。
その失点をカバーするのが、攻撃!
と言うのが監督の考えていることなのでしょうが、そのためには、点を確実に決められる人が居ないと・・・。
2019-20シーズン・プレミアリーグ第14節終了時の順位
第14節終了時点で勝ち点15の16位!
あぁ・・・
いやな場所が近づいてきたなぁ・・・。
2019-20プレミアリーグ第15節、BHAFCはアーセナルのホームに乗り込みます!
強豪との連戦が続きます。
■2019年12月5日(木) 29:15キックオフ(日本時間)
アーセナルは強豪だ。
間違いなく、ブライトンより戦力は格上です。
ただし、今シーズンここまでに限れば、決して調子は良くありません。
十分に、足元をすくうチャンスはあると思います!
対戦相手のアーセナルについて
日本のサッカーファンには、名古屋を指揮してベンゲル監督が率いているということもあり、かなり知名度の高いチームでした。
そんなベンゲルさんも、2017-18シーズンをもって退任しましたが、22年間もプレミアで1チームを率いるのは本当に凄いです。
(ちなみにファーガソン氏はマンUを27年間率いていましたが、最初の5年半はプレミアになる前の1部リーグのため、プレミアでの最長はベンゲル氏になるそうです。)
ベンゲル退任により、心機一転して新監督の下で挑んだ2018-19シーズンは5位でフィニッシュしたので、またしてもCL出場権を逃してしまい、なんとかEL出場権を手にすしたのでした。
そのELリーグにおいて、先日、アーセナルは長谷部と鎌田の2人の日本人が所属するフランクフルトと対戦し、鎌田に2ゴールを決められて敗れています。
その試合をザッと観る限り、ブライトンにも十分にチャンスはあると感じました。
ただし、絶対に不用意な失点は避けないといけませんが!
ブライトンとアーセナルの対戦前の順位と状態
両チームの現在の順位と状況は以下の通りです。
アーセナル 9位(勝点19) 4勝7分3敗 20得点21失点
ブライトン 15位(勝点15) 4勝3分7敗 16得点21失点
アーセナルの直近5試合は、△△●△△
ブライトンの直近5試合は、○○●●●
ブライトンは直近3連敗ですが、相手はマンU、レスター、リヴァプール。
一方のアーセナルの直近3試合は、レスターに敗戦、サウザンプトンとノーウィッチに引分けです。
十分・・・チャンスありそうでしょう?
ブライトンとアーセナルの過去2年の対戦成績
直近2年間4戦:1勝2分1敗
お!
五分じゃないか!!
不用意な失点さえしなければ、いける!!!
2018-19シーズン 対アーセナル 2戦:2分
2分ですが、善戦したと言うよりは、ブライトンが良く守り、ワンチャンス(マジでワンチャンス)をモノにして引分に持ち込んだ感じです。
第19節 ホームで1-1の引分
前半、オーバメヤンに決められますが、3連敗中のブライトンは意気消沈せずに攻める姿勢を見せ続けます。
すると、前半のうちに同点に追いつき、後半は何度か勝ち越しのチャンスを手にしますが・・・。シュートを決めることが出来ずに引分となりました。
この年の前半戦は、ホームとアウェイで極端に戦い方が違っていました。この日のアーセナル戦の出来をアウェイで披露していれば、もっと上位にいたはずなのに・・・。
第35節 アウェイで1-1の引分
この試合の前日に残留を争っていたカーディフが敗れてブライトンの残留が確定していました。そのため、どこまでモチベーションを維持して試合に挑めるか危惧していました。
その心配は的中します。なんとかCL出場権を得ようとチーム一丸で序盤から襲い掛かるアーセナルに、開始早々にPKを献上してオーバメヤンに決められてしまい、その後もピンチの連続!しかし、ライアンとDF陣が文字通り身体を張ってゴールを守ると・・・後半15分にマーチがドリブルで仕掛けてPKゲット、それをマレーが沈めてブライトンが同点に追いつきました。その後、焦りを見せるアーセナルは勝ち越せず、CL出場権獲得のための4位以内は絶望となりました。
2017-18シーズン 対リヴァプール 2戦:1勝1敗
ブライトンが初の金星を上げた相手は第29節のアーセナルです。
この勝利は残留へ向けて大きな勝ち点3になりました。
なにせこの後、第30節から36節までの6試合は3分3敗とトンネルに入ってしまいましたら・・・。
第7節 アウェイで0-2の敗戦
ライアンを中心に耐えていましたが、前半16分と後半11分に失点しました。
ブライトンも2回ビッグチャンスがありましたが、マーチとマレーのシュートは決まらず、0-2で敗戦。やはりチャンスをモノに出来ないと強豪から勝ち点は取れない。
第29節 ホームで2-1の勝利
アーセナルの調子が良くなかったのもありますが、ブライトンが積極的に前に出て、2点を先制します。前半終盤にオーバメヤンに1点返されますが、その後はポストも味方につけて、守る、守る、守る!7分と言う途方もないアディショナルタイムも凌いで・・・
ブライトンが初の金星をゲット!
ブライトンとアーセナルの過去の全対戦成績
初対戦は1935年1月12日 FAカップの試合でした。
0-2で負けています。
その試合を含めて両チームは過去に19回対戦しています。
ブライトン3勝
アーセナル 12勝
引分け4
過去のトータルの成績はアーセナルが圧倒していますが、先に触れたように、直近の2年では1勝2分1敗の5分です!
だから・・・勝ちたいと強く思うチームが勝つ!
ブライトンの今後の日程について
強豪との連戦が続きます。
僅かなチャンスしかないかも知れないが、それでも、勝ち点を1ずつでも良いから積み上げて欲しい。
年末の第20節までに、どれだけ勝ち点を獲れるか・・・。残留への鍵になりますから。
- 第15節 12月3日(火) 28:45 VS アーセナル(アウェイ)
- 第16節 12月7日(土) 24:00 VS ウォルヴァーハンプトン(ホーム)
- 第17節 12月14日(土) 24:00 VS クリスタル・パレス(アウェイ)
- 第18節 12月21日(土) 24:00 VS シェフィールド・U(ホーム)
- 第19節 12月26日(木) 24:00 VS トッテナム(アウェイ)
- 第20節 12月28日(土) 24:00 VS ボーンマス(ホーム)
- 第21節 1月1日(水) 24:00 VS チェルシー(ホーム)
- 第22節 1月11日(土)24:00 VS エヴァートン(アウェイ)
- 第23節 1月18日(土) 24:00 VS アストン・ヴィラ(ホーム)
- 第24節 1月21日(火) 28:45 VS ボーンマス(アウェイ)
※カップ戦の状況次第では日時が変更になることもあり。
まとめ
リヴァプール戦を観て、改めて感じています。
今年のブライトンは、失点を覚悟してでも攻め続けるしかない。
なぜなら、リヴァプール相手でも(後半1人減ったけど)、チャンスは作れた。
あとは、点を獲れる人の出現を待つだけだ!
諦めずに羽ばたけSeagulls!
気持ちで負けるなブライトン!!
Go for it! The Seagulls!!
I'm rooting for the Brighton & Hove Albion from Japan!!
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