2019年10月9日、鹿島アントラーズは川崎フロンターレのホームに乗り込み、2019年ルヴァンカップ準決勝第1戦を戦いました。
3日前のリーグ第28節で勝利し、リーグ戦では首位になったものの、ここまでの激闘の代償はとても大きかった。
チーム稼ぎ頭のセルジーニョが離脱、中盤の要であるレオシルバも三竿も離脱では、リーグ連覇中の川崎を相手にするのはしんどかった。
2019年ルヴァンカップ準決勝第1戦・鹿島VS川崎F 戦の記録を残しておきます。
- 2019年ルヴァンカップ準決勝第1戦・鹿島VS川崎F 戦の試合結果、及びスターティング&交代メンバー
- 2019年ルヴァンカップ準決勝第1戦・鹿島VS川崎F 戦の試合内容と選手の感想
- 第2戦に向けて
- 鹿島の今後について
- まとめ
2019年ルヴァンカップ準決勝第1戦・鹿島VS川崎F 戦の試合結果、及びスターティング&交代メンバー
鹿島 1-3 川崎F
前半10分:白崎 凌兵
前半27分:守田 英正
後半37分:脇坂 泰斗
後半40分:阿部 浩之
スターティングと交代メンバー
GK 21曽ヶ端 準
DF 2内田 篤人→後半36分30名古 新太郎
5チョン スンヒョン
26小池 裕太
39犬飼 智也
MF6永木 亮太
11レアンドロ
37小泉 慶
41白崎 凌兵
FW25遠藤 康→後半41分8土居 聖真
36上田 綺世→後半28分15伊藤 翔
この試合は内田の交代がすべてだったと思います。
他にも様々な要因はありましたが、一見すると特に何か特別なことをしていたようには見えないが、内田が最後の気持ちの砦になっていたところを、イマイチ真意を図りかねる交代で決壊してしまい、あっという間に2点を失ってしまった。
1-1、または1-2なら第2戦で有利だったのだが・・・。
2019年ルヴァンカップ準決勝第1戦・鹿島VS川崎F 戦の動画ハイライト
負けるときの典型的なパターンです。
取るべきとにとれず、完全に崩された訳では無いのに何故か相手のシュートは決まる。
残念な試合でした。
2019年ルヴァンカップ準決勝第1戦・鹿島VS川崎F 戦の試合内容と選手の感想
ホーム&アウェイで行われるカップ戦の第1戦。
場所は相手のホーム。
先日、敗退してしまったACLでの教訓を活かすなら、是が非でもアウェイゴールが必要になる!
試合はその狙い通りに進んだものの・・・
前半開始、うーん。
当たり前だけど、これだけメンバーが変わると後ろがギクシャクしている。
前半10分、レアンドロの見事な低くて速いクロスに走りこんだ白崎のヘッドが炸裂して鹿島が待望のアウェイゴールを上げる。
前半中盤、川崎ペースの中、粘り切れずに失点。ソガさん、相手にブロックされたようにも見えますが・・・。
前半32分、上田がゴール前での決定機を外す。
前半終盤、相手のダミアンを捕まえきれない印象。
後半序盤、やはりダミアンを捕まえきれない。
後半10分、上田がこの日2本目の決定機を逃す。
後半中盤、鹿島が全くボールを保持できなくなる。
後半36分、内田→名古への交代がこの日は失敗。
名古が悪い訳ではないが・・・。
後半37分、不運な失点。だが、その前に気持ちよくシュートを打たせ過ぎだ。
後半40分、ソガのミスとも言えるが、これもその前に寄せが足りずにシュートを打たせたのが原因。
試合終了、使いたくなかった土居まで投入しても完敗。
第2戦に尾を引きそうだ。
上田の課題ふたたび!
リーグ第27節で先発した時と同じく、上田の課題が見えた。
第27節の時には動きだしが悪くパスが来なかった。
この日は動き出しは良くてパスが来たし、ポジショニングも良かったが・・・
彼は一度外すとその後の修正が上手く出来ないのだろうか?
前半と後半のチャンスはどちらか一つは決めて欲しかった。
レアンドロ、評価が分かれるだろうなぁ・・・
私は個人的に彼が好きなので、評価は良好です。
先制点に繋がったプレーや、後半10分の上田の決定機を演出したプレーなどは、流石と思わせるものだった。
ただ、彼の本当の良さは得点力だし、本来は攻守ともに一生懸命走るところだが・・・
この日は明らかに守りの部分では雑だったように思う。
それでも、もしも良いFWがいれば、この日だって3アシストだった訳ですからね。
活かすのが難しい選手です。
何故にスンテを使わないの?
ソガさんに恨みはない。感謝しかない。
でも、先のセレッソ戦を見て思うのは、今のスンテは別格だ。
どこか、痛めているわけではないのでしたら、準決勝では第1GKを使うべきだろう?
これは、大岩監督の決断なのか?
チームの方針なのか?
謎です。
とくに自分のイメージの鹿島としてはちょっと理解し難いです。
勝つためのベストのメンバーを選ぶのが鹿島であれば・・・
スンテではないのか?
第2戦に向けて
ホーム&アウェイ方式なので、まだ前半90分しか戦っていないと言えます。
ただ、この日のメンバーと現在の鹿島の怪我人の状態を考えると、2-0以上での勝利はかなり厳しいと思います。
川崎は、この日の試合では中村も小林も完全に温存しました。
一方の鹿島は、伊藤も土居も投入せざるを得ませんでした。
体力面で考えても、中3日で迎える日曜の第2戦はかなりシビアなものになりそうです。
一方、懸念されている台風は、13日の試合開始15時には通り過ぎているでしょう。
ただ・・・
たぶん高速道路は封鎖、鉄道網はズタズタでサポーターは来れない可能性が大きい。
また、ピッチも凄いことになっているでしょう。
さらに台風一過だと季節外れの暑さかもしれない。
そーいえば、昨年の10月7日行われた川崎とのリーグ戦も暑かった記憶が・・・。
とにかく、色んな意味でどんな試合になるのか、気になります。
鹿島の今後について
ここでズルズルと敗退すると、リーグ戦にも影響しそうです。
鹿島はホームでは強い!
そう思わせるためにも、第2戦では勝利が必要です。
■鹿島アントラーズの今後の試合予定
- ルヴァン準決勝第1戦 10/9(水) 19:00 アウェイ VS 川崎F 1-3で敗戦
- ルヴァン準決勝第2戦 10/13(日) 15:00 ホーム VS 川崎F
- J1第29節 10/18(金) 19:00 アウェイ VS 松本
- 天皇杯準々決勝 10/23(水)19:00ホームVS Honda
- ルヴァン決勝 10/26(土)13:05 埼玉 VS相手は未定
※川崎に勝って決勝へ進むはずだけど・・・ - J1第30節 11/2(土) 15:00 ホーム VS 浦和
※浦和がACLの決勝へ進んだ時は11/1(金)開催。 - J1第31節 11/9(土) 14:00 ホーム VS 川崎F
---日本代表の試合が予定されています--- - J1第32節 11/23(土) 14:00 アウェイ VS 広島
- J1第33節 11/30(土) 14:00 ホーム VS 神戸
- J1第34節 12/7(土) 14:00 アウェイ VS 名古屋
怪我人をこれ以上出さないこと。
少しでも早く、怪我人がもどること。
鹿島の最大の敵はそこにあるかと・・・。
まとめ
セレッソ戦後から書いていますが、今のメンバーで川崎相手に勝利を重ねるのはかなり厳しい。
しかし、川崎とはこの後にリーグでの対戦を控えているので、彼らに鹿島とはやり易ういと感じさせてはいけないのだ!
カシマスタジアムでは戦い難い・・・。
そう思わせる戦いをしないといけない。
タイトルへ向けて・・・
戦う姿勢を貫いて欲しい!
進め、アントラーズ!!
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