2019年7月20日、鹿島アントラーズはサガン鳥栖を聖地カシマスタジムへ迎え、2019年J1リーグ第20節を戦います。
若鹿3人が旅立ちましたが、鹿島は不変であることを前節・仙台戦のプレーで世間に示しました。
鹿島手強い・・・
そのような印象を他チームの脳裏に刷り込むには、連勝するしかありません。
しかし・・・
怪我人の発生する負の連鎖が止りません。
止るどころか、発生するスピードが加速しています。
ピッチに立つ選手がこのチャンスをモノにする強い気持ちが大事です。
2019年J1第20節・鹿島VS サガン鳥栖戦を前に、思うことをまとめました。
2019年J1第20節・鹿島VS サガン鳥栖戦の予想スターティングメンバー
負傷及び欠場が濃厚な選手は、
内田。きゃぷてーん!安西を送り出すのは構いませんが、自分の庭が火の車になりつつありますよー。
伊東。どう?そろそろ戦えますか?
スンヒョン。この先の過密日程を見据え、慌てずしっかり治してから復帰を!
中村、遠藤、山本。どうした?まだどこか痛めたのか?
そして、土居とスンテが練習中に負傷したとの情報もありました。
状態がどうなのか不明ですが、練習を途中で切り上げたのは事実のようです。
長期化させないためにも、鳥栖戦は大事を取るような気がします。
上記事情を踏まえたVS サガン鳥栖戦の予想スターティングラインナップです。
2トップは、セルジーニョと伊藤翔。
土居がまさかの離脱!?
セルジの決定力とセンス、そしてSHOWタイム復活で乗り切ろう!
2列目は、左に白崎、右にレアンドロ。
白崎の覚醒を望む、競争が下火になって気を緩めるなよ!
ボランチは三竿とレオ。
くれぐれも、くれぐれも怪我だけは禁物です。
あと、三竿!頼むから今シーズンは鹿島で戦ってね!
SBは左に小池、右に永木。
小池がどこまで化けるか?化けすぎて完全移籍で獲得できなくなるのも困るが・・・。
CBは、犬飼と町田。
犬飼と町田には最高のチャンスです。
このチャンスを逃さずに成長してくれ!
GKは曽ヶ端。
スンテもまさかの離脱!?
チームの危機にこそベテランの味を!
よろしく頼みます。
しかしなぁ・・・
怪我人多すぎだよ。
対戦相手の「鳥栖」について
今シーズンで引退を宣言したトーレスに注目が集まっているが、トーレスだけのチームではないので注意が必要だ。
特に金崎・・・
前回の対戦では執拗に安西を挑発していた。
小池・・・大丈夫かな?
まあ、彼はあまり感情を表に出さないから大丈夫かな。
第13節で鳥栖と対戦した際は、鹿島は公式戦で連勝を重ね勢いに乗りつつある時でした。しかも鹿島の試合前日には首位であるFC東京が敗れており、首位との差を詰めるのに絶好のチャンスでした。
それにも関わらず、不甲斐無い戦いを終始露呈し、なんとか勝点1を拾うかと思ったら、終了間際には豊田に決められて敗戦するなど散々な試合内容でした。
確かに、怪我人続出でメンバーが揃わない不運はあるが、それでも大岩監督の「肝心な試合で勝てない」勝負運のなさに対し、厳しい指摘をブログでしました。
あれから1ヶ月以上が経ちますが・・・
相変わらず鹿島は怪我人も多いままです。
その上、主力メンバーを3人も海外に引き抜かれてしまった。
状況としては最悪だし、同情もしますが、鹿島を率いる監督であるならば「勝ち」に拘る強い姿勢を見せて欲しいです。
淡々と、淡々と、時間が過ぎてゆき、負けるのは止めて欲しいです。
サガン鳥栖の今季の状態
18位/勝点17
5勝2分12敗
12得点27失点
前節はホームで広島に0-2で敗戦。
しかし、前々節は連覇中の王者川崎のホームで0-0のスコアレスドロー。
どうにもチームの状態が安定していないようです。
とはいえ、彼らとしては鹿島にあまり苦手意識がないでしょうから、最下位を脱出するべく決死の勢いでくるでしょう。
その勢いを、正面からまともに受けすぎずに戦うのも大切かと思います。
鹿島アントラーズと鳥栖の全戦績
これまで19試合対戦しています。
鹿島 10勝
鳥栖 6勝
引分 3
鹿島から見て28得点、13失点です。
ここ数年、鳥栖にはどうも苦手な印象が強まっています。
直近3年間の鹿島VS 鳥栖の結果
過去3年の両チームの対戦結果です。
トータルでは鹿島が勝ち越していますが、
直近3年ではそれほど鹿島が有利とは言えない結果になっています。
2016年2戦:1勝1敗
アウェイで勝てないイメージついたのはこの年からかな?
2016年3月5日 J1リーグ1st第2節
鹿島1-0 鳥栖
(ホーム試合)
金崎の得点で鹿島が勝利しました。
(動画ハイライトあり)2016年7月30日 J1リーグ2nd第6節
鹿島0-1鳥栖
(アウェイ試合)
豊田の得点で鳥栖が勝利。
この試合は確かに負けましたが、鹿島はかなり攻め込んでいました。
ただし、最後の精度が悪く敗れた印象です。
2016年は、それぞれのホームでエースが決めて1勝1敗でした。
2017年2戦:1勝1敗
2017年もアウェイで勝てませんでした。
そしてその敗戦が、このブログで何度か触れましたが、2017年のリーグ優勝を逃した最大の要因だったと私は思っています。
(動画ハイライトあり)2017年4月30日 J1リーグ第9節
鹿島2-1 鳥栖
(ホーム試合)
昌子がハンドして献上したPKを豊田が蹴って鳥栖が先制。
鹿島もすぐに土居が仕掛けてPKを得て金崎が蹴りこみ同点に!
そして、前半終了間際、ハンドでPKを献上した昌子が汚名返上の一発を決めて逆転!
不安定な戦いが続いているチームの浮上の切っ掛けとなればと思った勝利でしたが・・・。
(動画ハイライトあり)2017年9月30日 J1リーグ第28節
鹿島0-1鳥栖
(アウェイ試合)
先に触れた、2017年に優勝出来なかった最大の要因の1つである敗戦です。
この試合の前節ガンバ戦で、植田がアディショナルに渾身の撃を放ち、2位以下との勝点を8に広げたあとの大切な試合でしたが、大岩体制になってから最低の試合を演じて敗戦しました。
気持ちが緩んでいたとしか思えません
トラップミス、パスミス、判断ミス・・・
勝てない典型の試合を演じました
※下記のリンク先記事内にハイライト動画があります。
2018年2戦:1勝1分
この年は、ようやくアウェイで勝利を上げるものの、なんとホームで痛恨の引分!
しかもそのホームでの引分がとても痛い引分になりました。
(動画ハイライトあり)2018年3月18日 J1リーグ第4節
鹿島1-0 鳥栖
(アウェイ試合)
この試合も金崎の得点で勝利しました。
彼は鳥栖戦において3年で3点を上げていました。頼りになった男だった・・・。
この頃、ペドロは外しまくっていました。今思うと、気持ちが切れていたのかな?
※下記のリンク先記事内にハイライト動画があります。
(動画ハイライトあり)2018年12月1日 J1リーグ第34節
鹿島0-0鳥栖
(ホーム試合)
今、この試合を思い返してもイライラします。
勝てば、2位だったのに!
賞金も3億以上違うのに!
勝ちきれない。
と言うか、勝利への執着心を感じさせてくれないチームと監督に怒りを感じました。
本気で、勝負運の強い、勝負への拘りの強い監督に変えてくれと願いました。
※下記のリンク先記事内にハイライト動画があります。
2016-18年、3年間の鹿島の対鳥栖戦戦績
6戦して3勝1分2敗!
尚、2019年は5月に第13節(鳥栖のホーム)で戦いました。
これまた2018年の最終節を引き摺るような試合で・・・
しかも、勝てば首位との差を詰めるチャンスで・・・
またしても敗戦。
あの試合では気持ちが感じられず、画面に向って怒りの呪文を唱えましたよ・・・。
※下記のリンク先記事内にハイライト動画があります。
明日は、勝って欲しい。
どんな内容でもいいから!
仙台戦みたいな完勝劇でなくてもいいから!
絶対に勝つ!という姿勢を出して欲しいです。
まとめ
鹿島が鹿島である続けるためには勝つしかない。
そうすることで、アントラーズは茨城の片田舎で確固たる地位を築いたのだから。
最近の大岩監督は、だいぶ表情が豊かになった気がします。
きちんと、喜怒哀楽を出していると思います。
それが、良い方向に転がっている気がします。
心配なのは選手の更なる怪我だけです。
戦え鹿戦士達よ!
今こそ『献身・誠実・尊重』の時!
いけ、アントラーズ!!
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