2019年6月9日、日本代表はキリンチャレンジカップ2019、エルサルバドル戦をホームで戦いました。
先日のトリニダード・トバコ戦は、何とも言えないしょっぱい内容でスコアレスドローに終わった日本代表・・・。
このエルサルバドル戦の後に参戦するコパ・アメリカでの戦いに勢いをつけるためにも、勝利と言う結果を出して欲しいと願いながら観戦しました。
キリンチャレンジカップ2019、日本代表VSエルサルバドル代表戦を観戦して感じたことを簡単にまとめておきます。
キリンチャレンジカップ2019、日本代表VSエルサルバドル代表戦の結果と出場選手
日本代表 2-0 エルサルバドル代表
前半19分:永井 謙佑
前半41分:永井 謙佑
日本代表のスターティングと交代メンバー
GK 23 シュミット ダニエル
DF 3 昌子 源
16 冨安 健洋
22 畠中 槙之輔 →後半14分 4山中 亮輔
MF 6 橋本 拳人
8 原口 元気 →後半22分 11中島 翔哉
9 南野 拓実 →後半22分 27久保 建英
14 伊東 純也 →後半14分 2室屋 成
21 堂安 律
25 小林 祐希 →後半35分 7柴崎 岳
FW13 永井 謙佑 →後半14分15大迫 勇也
やはりトリニダード戦に続き3バック!
森保監督は3人のメンツは変えずに挑みました。
鹿島サポの私個人としては、
昌子が2試合連続スタメンで出場したこと。
特にエルサルバドル戦ではキャプテンだったこと。
さらに大迫も柴崎も途中出場で投入され、3人の雄姿を再び観れたことは幸せでした。
相手のエルサルバドルという国について
相手のエルサルバドルはFIFAランク71位で、先日の戦ったトリニダード(93位)と同じく、北中米カリブ海サッカー連盟に所属しています。
W杯は1970年大会と82年大会に出場していますが、近年は低迷しており、地域予選で敗退しています。
エルサルバドルといえば、やはりホンジュラスとの間で発生したサッカー戦争が有名!
この話を知った時は子供だったので、サッカーの勝敗で命を奪い合うのが中南米のスタイルだと思い込み、その後しばらく、中南米の人を極度に怖れていた記憶があります。
なんで、そんな思い込みに到ったのかは謎です。
サッカー戦争については、こちらが詳しいです
これを読むと、単純にサッカーの勝ち負けで戦争した訳ではないことが判ります。
ただ。子供の頃の私にとって覇、隣のクラスとの試合に負けてガキ大将に手酷く殴られた記憶とリンクしてしまったのかも・・・。
日本代表としては初対戦のエルサルバドルですが、ホームで負けは許されません。
点を獲って快勝して欲しいと願っていました。
日本代表VSエルサルバドル代表戦の試合の流れと感想
予想通り、森保監督は3バックを継続しました。
昌子が真ん中、左に富安、右に横浜FMの畠中・・・
トリニダード戦が活かされているのか、とてもスムーズに試合に入った印象でした。
試合開始、トリニダード戦とは異なり、積極的に攻める姿勢を感じる日本代表。
原口と伊東の両WBが躍動している印象。
前半序盤、永井も活き活きと躍動している!
今年のFC東京の躍進の裏には、この男の存在があることは判っていたけど、これほど調子良いとは!
前半19分、最終ラインからのパスに反応した永井。
どでかい切り返しで2人のDFを翻弄し、腰を捻りながら左足を一閃!
代表初得点を決める。
先制後、日本が一方的に攻める。
正直言って、この時間帯に点が獲れなかったのは今後の課題だと思う。
前半41分、原口が踏ん張りゴール前にマイナスでクロスを入れると、絶好調永井が見事に合わせる!シュートはポストに当たりゴール!!
ナイス!としか言い様がない動き。
後半開始、攻めているのに3点目が入らない。
すると・・・
次々と選手交代を行います!
そして・・・
後半22分、ついにその時が!
南野と交代で、久保が代表初デビュー。
いずれ、この日の試合のことは語り継がれることになるのでしょう。
後半中盤から終盤
何度も何度も、チャンスを作る日本代表ですが、相変わらずゴールは遠い。
何ゆえなんでしょうか?この点が取れない病は・・・。
試合終了、日本が2-0で勝利。
ただ・・・
正直手放しで喜べる内容ではなかったと思います。
日本代表VSエルサルバドル代表戦の動画ハイライト
永井の笑顔が素的です。
初得点、おめでとうございます。
永井の活躍に感じたこと
どんな人にも可能性はある。
やり続けることが大事。
そんな希望を、きっと多くの人に植え付けたはずです。
2012年のロンドンオリンピックで4位になった日本代表(U23)で中心選手として活躍した永井は、ベルギーへの移籍は失敗するものの、名古屋では2014&15年の両シーズンはリーグ2桁得点を記録します。
その後、名古屋の降格に伴い2017年にはFC東京へ移籍しますが・・・
正直、大変申し訳ないことに、彼の存在すら忘れているような状態でした。
ところが・・・
2019年J1リーグで首位を快走するFC東京!
チームの原動力となっているのは、紛れも無く永井だと思います。
話題性は、遥かに久保の方が上ですが・・・。
鹿島が対戦した際に久々に観た永井のプレーは、昔の特徴はそのままでした。
でも、何かが違う・・・。
リーグ戦で鹿島がやられた後、気になっていた事が、昨日の代表戦では判った様な気がします。
「活かされるプレーを身につけた?」
特徴を活かしてプレーとか言うのは聞きますが、永井の場合はそうではなくて、「活かされる術を身につけた」ように感じました。
前線で、何度も何度も、繰り返し上下運動を繰り返す彼の姿は、きっと、他の選手の視線に止ったと思います。
だから、チャンスに繋がるパスが出てきたのかと・・・。
オリンピックから7年。
初代表から7試合目。
選手としては一般的にはベテランの30歳。
人は、変わるのだ。
腐らず
投げず
続けると言う信念は、ときに天賦の才よりも強い・・・のかも。
彼の姿に、勇気を貰った人は、サッカー選手だけではないはず。
そして、大迫に頼りきりだった日本代表のFW陣に、面白い存在が生まれた重要な日になりました。
そういう意味で、彼のプレーは、久保の代表初デビューよりも記憶に残りました。
だから、久保には今日の記事では敢えて言及しない。
だって・・・
マジで上手いよ、この若者は・・・。
これから幾らでもブログで触れる機会がありそうですから。
コパが楽しみです。
日本代表の今後のスケジュール
いよいよ、コパ・アメリカが始まります。
- 6/18コパアメリカブラジル2019 VS チリ
- 06/20 コパアメリカブラジル2019 VS ウルグアイ
- 06/24 コパアメリカブラジル2019 VS エクアドル
★いずれも日本時間8時にキックオフ
試合の終わりは10時頃・・・か。
仕事休むしかないのか?
グループCで2位以内になるか、もしくは3位でも3グループ中で2位に入れば、決勝トーナメント進出です。
せっかくの機会だから、1試合でも多く戦って欲しいですね。
まもなくJリーグが再開するので、鹿島アントラーズの応援がメインです。
でも、鹿島からも安部がコパに参戦するので、しばらくは鹿島8:代表2くらいの力の入れ方で両方応援しようと思います。
リーグ再開!
鹿島よ、上位追撃だ!!
安部、何か掴んで帰って来い!!!
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