lands_end’s blog

未破裂脳動脈瘤との闘いをコーギーに癒され暮らしています。鹿島アントラーズの応援と読書に人生の全てを掛けている40代の徒然日記です。

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ジーコと共に~2019年ACL第2節・鹿島VS山東魯能泰山戦(中国)!伊藤翔のお陰でアウェイの地でも勝点1を手にする!!~



2019年3月12日、鹿島アントラーズはACLグループステージ第2節・山東魯能泰山戦を戦いました。

今シーズンのここまでの鹿島の状態。
相手チームの強力な外国籍選手と状態。

それらを考えると、かなり厳しい一戦になると考えていました。
しかし、前半序盤に開演した伊藤翔の圧巻SHOW!で2点リードする展開に・・・

ところがその後、大変マズイ試合運びをして、自ら勝点2を失うことになりました。

チームにとって100%満足の行く結果ではなかったと思います。
ですが、敵地において勝点1を手にしたのは、当面の目標であるグループステージ突破に向けては、悪くない結果だったと思います。

2019年ACL第2節・鹿島VS山東魯能泰山戦を振り返ります。

 

2019年ACL第2節・鹿島VS山東魯能泰山戦の試合結果とメンバー

鹿島 2-2 山東魯能
前半11分:伊藤 翔
前半14分:伊藤 翔
    前半21分:グラツィアーノ ペッレ
    前半42分:グラツィアーノ ペッレ

開始僅か20分ほどで2-1のスコアになったときは、いったいこれは鹿島の試合なのか一瞬判らなくなりました・・・。

スターティングメンバーと交代メンバー
GK  1 クォン スンテ
DF  5 チョン スンヒョン
     17 平戸 太貴 →後半41分 8 土居 聖真
     28 町田 浩樹
     39 犬飼 智也
MF  4 レオ シルバ
     18 セルジーニョ
     20 三竿 健斗
     25 遠藤 康 →後半34分 22 安西 幸輝
FW15 伊藤 翔
     19 山口 一真 →後半16分 10 安部 裕葵


昨年のリーグ戦で経験済みとはいえ、この試合で町田をSBで起用するとはちょっと驚きでした。

なぜなら、内田が万全では無く、山本も負傷が癒えていない以上、右SBには本職ではない平戸が入るはずなので、左SBも本職では無い選手を使うのはギャンブルかな?と思ったからです。

まあ、連戦が続くので、休養は必要だとは思いますが・・・。

 

2019年ACL第2節・鹿島VS山東魯能戦の試合内容振り返り

前半と後半で、いや、前半もその前半と後半で、状況が目まぐるしく変わる試合となりました。

前半序盤、奇襲成功・・・と言っていいのだろうか?
守り主体になるかと思った鹿島は、DFラインに不安要素があるからか、むしろ積極的に前に出るプレーを選択しました。

前半11分伊藤が鮮やかに先制ゴールを決める!
一度は相手に阻まれてロストしましたが、レオが拾って絶妙なパスを出した。

前半14分、平戸のスルーパスに反応した伊藤がGKの飛び出しが遅れたの見て、浮かしてゴールを決める。鹿島、追加点!
鹿島の試合で久々に点に繋がるスルーパスを見た気がします。
何時以来だろうか・・・。

鹿島2得点後、緩む気持ちはなかったのだろうが、皆の心に隙が出来たのは事実。

前半21分、三竿がハンドを犯してPKを献上。注意していたペッレに決められ1点返されます。

鹿島失点後、両チーム一進一退。

前半終盤、徐々に山東が押し始める。シンプルにクロスを入れてくる形に苦しみ始めた印象だった。

前半42分、再びペッレに決められる。スンヒョンがついていたのに、僅かな隙と空間を見つけて蹴りこんできた。スンヒョンには、一流の選手はあの程度の隙と空間でシュートが打てることを猛省し、次に活かして欲しい。

前半終了間際山口がこぼれ球を拾ってチャンスを得るが、いつもの「ドーン」と蹴って、「バーン」と相手に当たる結末に終わる・・・。

後半序盤、中盤でボールを繋げる鹿島が押し気味。

後半9分、左サイドを抉ったセルジーニョからペナルティ内のレオにクロスが通るが体勢が整わず、左サイドにフリーでいた山口へパス。
今度は「コントロール」したシュートを放つも、力がなくGKの正面に・・・。
しばらく、サイドでの攻防が続いた後・・・

後半20分過ぎから、鹿島が主導権を握る。しかし、伊藤の動きに疲れが見える。

後半30分過ぎから、山東が押し返してくる。

後半終盤、山東が遮二無二攻めを繰り返すが、スンテを中心に鹿島は必死に守る。

後半44分、土居が右サイド深いところから絶妙な折返しを出す。レオがゴール前でフリーになるが、決めきれず。

試合終了、スンテを中心に守りきった鹿島が、なんとか勝点1を手にする。

 

2019年ACL第2節・鹿島VS山東魯能戦のハイライト動画はこちら

伊藤の二点目!
平戸のスルーパスを是非見て欲しい。
平戸を2列目で使って欲しい!

 

 

2019年ACL第2節・鹿島VS山東魯能戦を観て感じたこと

平日の16時半からというフザケタ時間にキックオフとなったACL第2節・・・。
仕事の合間にコッソリニュースを覗くのが精一杯でした。

夜、録画を流し見したので、感じたことを3つ!

 

伊藤翔の活躍で心配事が・・・

素晴らしい。
本当に素晴らしい活躍です。

シーズン前、ここまで活躍すると予想した人は、きっとスカウトされた人以外には居なかったと思います。

これからマークが厳しくなると思いますが、一定の結果は間違いなく出す選手だと思います。

心配なのは、2011年に膝を手術していますので、大きな怪我を負うこと。
そして、今の活躍によって、代表に選ばれること・・・。

鹿島から代表選手が選出されるのは誇らしいことですが、鈴木が怪我で離脱中の今は勘弁して欲しい。

でも、本人にとってはU20以来の代表選出はきっと狙っているだろうし・・・。

サポーターとしては複雑です。

 

平戸を是非とも2列目で起用して欲しい

ようやく、待ち望んでいた決定的なパスを出せる人が生まれた瞬間でした。

伊藤の2点目は、伊藤の技術の高さがあったからこそゴールにはなっています。
でも、あのタイミングであの位置に、そしてあの強さで出せる選手を、SBで起用し続けたり、ましてやベンチ外にする理由はないと思います。

後半31分の三竿のスルーパスは、位置もタイミングも強さも、全くダメでした。

上手くはまる試合、上手くはまらない試合、色々あると思います。
ですが、ドリブルや推進力が魅力の安部や山口レアンドロと共に、パスセンスのある平戸を使い続けることが出来れば、シーズン後半には鹿島の攻撃は多彩な攻めを見せることが出来るようになると思います。

 

安部よ、もう一度、原点に帰れ!

明らかに何かが狂っている。
ここ最近のあなたのプレーを見ているとそう思います。

本田の薫陶を受けた教え子・・・なんて言われ期待が高まっていますが、まだまだ精進が必要だと思います。

久しぶりの日本、異様に高まる期待の中で、本田はゴールと言う結果を残しています。

最近、プレーしている姿を見ていて感じるのは「面白くなさそう」という点です。
以前は、ある意味、人を食ったようなプレーをして、ニコニコしていて、心からサッカーを楽しんでいる小僧!という印象でした。

ところが10番を背負い、口では関係ない、プレッシャーが楽しみと言いながら、実際には「良いプレーをしなくては、勝利に繋がるプレーをしなくては」と思っているのか面白みのないプレーになり、結果、自分自身でも憮然としているように思います。

10番なんて気にしないんでしょ?
自分の好きなようにプレーしてみたらどうかな?

 

2019年ACLグループEの現状

第2節終了時での結果です。

1位 鹿島 勝点4
2位 山東魯能 勝点2
3位 慶南 勝点2
4位 ジョホール 勝点1

グループ内では格下と思われていたジョホールが、ホームで慶南に引分けました。
アジアのサッカーは急速に成長していますね。

鹿島としては、次の第3節慶南のホームでの一戦が肝になりそうです。
アウェイで勝点をもぎとれば、決勝トーナメント進出に大きく前進します。

 

鹿島の今後について

序盤の過密日程も、次の日曜(17日)のリーグ第4節後に小休止となります。
2週間、代表ウィークで休みになります。

鈴木や伊東は難しいと思いますが、エスパルスから移籍した白崎が復帰してくれれば戦力としては整ってくるのですが・・・。

 

■鹿島アントラーズの今後の試合予定

  • J1第4節 3/17(日) 14:00 アウェイ VS 北海道コンサドーレ札幌
    ※この後、日本代表ウィークとなり2週間中断。
  • J1第5節 3/30(土) 15:00 アウェイ VS ジュビロ磐田
  • J1第6節 4/5(金) 19:00 ホーム VS 名古屋グランパス
  • ACLGS第3節 4/9(火)アウェイ VS 慶南(韓国)
  • J1第7節 4/14(日) 14:00 アウェイ VS FC東京
  • J1第8節 4/20(土) 15:00 ホーム VS 仙台
  • ACLGS第4節 4/24(水)ホーム VS 慶南(韓国)

2週間の中断後は6月初旬まで怒涛の連戦が続きます。

よって、ACLのグループステージ第3・4節を連勝、または1勝1分で乗り切り、残り2節残して決勝トーナメント進出を決めてしまいたい。

そうすれば、ターンオーバーして選手のやり繰りがしやすくなるから。

 

まとめ

山東戦は2点先取しながら追いつかれてしまう拙い試合運びをしてしまいました。
ただ、今年は、DFに関しては我慢の1年だと思います。
昨年の主力、昌子と植田のCB、山本の西のSBと比較すれば、現時点では差があるのは仕方ありません。

でも、ポテンシャルは高い若鹿たちですから、シーズン終盤には昨年を超えるDFラインを構築する可能性は高いと期待しています。

それまでは、攻撃陣の踏ん張りが必要です。
その願いに光を当ててくれた、昨日の平戸から伊藤のホットライン!
何かを感じさせてくれました。
2019年のチームスローガンは「かわる」
かわれるのではないでしょうか?

 

若鹿には、勝利が最高の経験値です!
行け、アントラーズ、勝利を手にしろ!!

 

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