lands_end’s blog

未破裂脳動脈瘤との闘いをコーギーに癒され暮らしています。鹿島アントラーズの応援と読書に人生の全てを掛けている40代の徒然日記です。

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ジーコと共に~2018年ACL決勝トーナメント準々決勝第2戦、鹿島は天津を下し、クラブ史上初のACLベスト4進出!~



2018年9月18日、鹿島アントラーズは中国のマカオにて、天津権健とのACL準々決勝第2戦を戦いました。

本来は天津のホームである天津市のスタジアムで開催されるはずでしたが、天津で国際会議(ダボス会議)が開催されており、その影響で十分な警備が行えないとAFC側に判断されて、急遽、中立地での開催となりました。(中立地といってもマカオは中国なのですが・・・)

鹿島は第1戦を2-0で勝利しており、かなり有利な状況でこの第2戦に臨むことが出来ました。

鹿島アントラーズのクラブ史上初のACLベスト4へ、なんとしても進出して欲しいと願いながら、現地にいけない私としては、鹿島のユニフォームを着てテレビの前で精一杯応援しました。

2018年ACL決勝トーナメント準々決勝第2戦を振り返ります。

 

鹿島VS 天津権健戦の試合結果とスターティング&交代メンバー

鹿島 3-0 天津権健
前半13分:セルジーニョ
前半27分:安部 裕葵
後半21分:土居 聖真


前半早々にセルジーニョが決めてくれて勝負がつきました。
あのゴールで、天津の選手の顔に落胆が広がっていった。

セルジーニョ、鹿島に来てくれて本当にありがとう!


スターティングと交代メンバー
GK  1 クォン スンテ
DF   2 内田 篤人
      16 山本 脩斗 →後半34分
      35 チョン スンヒョン
      39 犬飼 智也
MF  4 レオ シルバ →後半24分
      20 三竿 健斗
      25 遠藤 康
      30 安部 裕葵
FW 9 鈴木 優磨 →後半16分
      18 セルジーニョ

試合前に予想したとおりのメンバーだった。

現状、この11人が一番攻守のバランスが取れるメンバーなのだろう。
西と安西は、攻撃の際のアイデアや推進力では内田や山本に勝ると思いますが、守備を第一に考えた時には、やはり内田と山本がファーストチョイスになるのだと思います。

 

鹿島VS 天津権健戦の試合内容

第1戦を2-0で完勝したものの、2点差と言うのは、守りに入ればあっという間に劣勢になるアドバンテージでしかありません。

だから、試合前の会見では、90分、しっかり戦って勝ちきる・・・、と監督も選手もコメントしていました。

 

試合開始、天津の選手の表情は第1戦と違う。
締めてかからないと危ない目に遭いそうだと感じました。

前半開始パトが猛烈な勢いで鹿島ゴール前に迫る。

前半3分、ゴール正面でフリーになったパトが右足を振りぬくが、シュートはスンテの正面に飛び難を逃れました。

前半8分、普通の競り合いで倒しただけなのに、山本にイエローが出される。
今日の審判「笛を直ぐ吹く&カードを直ぐ出す」傾向だと感じた。

前半序盤、天津の勢いが激しく、必死に鹿島が耐える時間が続く。

前半13分、ようやく鹿島が手にしたチャンス。そのワンチャンスを鹿島が活かす!
GKの前に陣取ったセルジーニョが、GKとの競り合いに勝つ!
鹿島が貴重な、貴重な先制点、しかもアウェイゴールを決める!

鹿島先制後、両者共にチャンスを作るも活かせない。ただ、天津の選手の何人かは明らかに落胆した様子が見て取れた。

前半24分、パトの意表をついたFKからピンチを迎えるも、内田がゴールライン上でシュートを弾くなどしてゴールを許さない。

前半27分、遠藤が相手に引っ掛けられる。笛を吹かれる前に内田がこぼれ球を回収してサイドを抉り、ペナルティ内の安部にグラウンダーで折り返す。

安部のシュートは相手に当たりながらも、ゴール左へ吸い込まれる!
鹿島、勝利を手繰り寄せる追加点!

鹿島2得点後天津の選手からは試合開始時の気迫が消えつつある。パトも何度かチャンスを得るも最後の精度が悪い。
一方の鹿島もドドメをさせない、28分の遠藤のシュートはGKが上手かったが、43分の遠藤のシュートは決めなくてはいけない。ゴール前でフリーなのに打ち上げた!

前半終了間際、犬飼のプレーがファウルとなりイエローを貰う。
時間に、危険な場所、を考えずにこういうプレーをしている限り、犬飼の信頼は上がらないと思う。

後半開始、鹿島の勝ちぬけはほぼ決まりなのだが、選手交代はなし。

後半序盤、ハーフタイムに気合を入れ直したのか?天津の選手が鹿島ゴールに迫る。
審判が直ぐに笛を吹く所為でもあるが、何度もFKを献上してしまった。
この辺りは改善が必要だ。

後半15分何もしていないはずのレオにイエローカードが出る。
これは取り消しを求めるレベルの誤審だ。

後半16分、鈴木→土居。遅くないか?

後半21分、土居とセルジーニョで崩し、最後は土居が蹴りこむ。相手のDFの拙い守備があったとはいえ、土居にゴールが生まれたことは良かった。

後半24分、レオシルバ→永木。遅くないか?

後半中盤以降、両者ともに暑さからなのか動きが遅くなる。
鹿島もフリーランをする選手が居なくなり、攻め手を欠く。

後半35分、山本→小笠原 永木が左のSBへ。う~ん・・・。
小笠原が入ってから、積極的に前へ出る動きを繰り返す。内田と何度かパス交換して右サイドを押し込む動きをする。

後半終了間際、天津が最後の力を振り絞って攻撃を仕掛ける。
最初のシュートは右ポストが防ぎ、次のシュートは鹿島の選手が身体で防ぐ。

試合終了、2戦合計5-0で鹿島が勝利。
鹿島、ベスト4進出!

 

開始3分のパトのシュートを防いだのが全てだったと思う。
あのシュートが決まっていたら、かなり難しい試合になったであろう。

パトはかなり厄介な相手ではあったが、彼1人だけだったので助かった。
ヴィッテルが移籍していなかったらと思うと、恐ろしいです・・・。

 

鹿島VS 天津権健戦の動画ハイライト

内田から安部へのクロス・・・
リーグ戦でも見たいよ。

それにしても遠藤・・・決めるべき時には決めてよ!

 

試合を観て感じたこと

鹿島VS天津権健 第2戦を観て感じたことをまとめます。
勝ったからこそ、良くないと感じた点に触れておきます。

 

変わらないシュート精度の悪さ

昨日も、もっと早い段階で天津の息の根を止められたはずである。

前半2点目を取った後、鈴木と遠藤で少なくとも3回は得点のチャンスがあった。
前半で3-0にすれば、もっと速い選手交代が出来たはずである。

 

私は素人だから、正直、シュートを上手くする方法はわかりません。

ただ、ここ数年、特にこの1年くらいの間、気になっていることがあります。
それは、試合前のシュート練習で外しすぎでは?
という事です。

以前は、試合前のシュート練習を見ていると良く決めていました。
でも最近は、ズドンと打ち上げたり、サイドに枠を外してしまうシーンが多いと私的には感じています。
プレッシャーの無い練習で決められないのに、どうして試合で決められる?

プロにこんな事言うのも何ですが、1本1本の練習に人生が掛かっているのだろうから、もっと真剣に取り組んだら良いのでは?

それと、スタジアムに来ている子供達は、凄く真剣に試合前の練習を見ています。
ボレー等、凄い弾道のシュートが決まると「オオーッ」って声を上げています。
彼らの憧れでもあるのだから、かっこいい姿を見せて欲しいです。

 

2戦共に無失点ですが・・・犬飼!猛省してくれ!!

ホームでの試合は2-0、アウェイでの試合も3-0。
2試合合計5-0なんだから、文句言う筋合いではないのかも知れませんが・・・。

敢えて、犬飼さんに一言!

成長してよ。日々、サッカー漬けになって、成長しろよ!
頭を使ってプレーしないとダメだよ。
単に跳ね返すだけでは、鹿島のCBに相応しい選手にはなれないよ!!

昨日の試合で言うと、前半終了間際のファウルはダメでしょう?
あの時間にあの場所でファウルするかね?

それと、中途半端なプレーが多いのも良くないよ!
だから、クリアが相手に渡ったり、短くなってピンチを招くんでしょ。

昨日の試合の後半、貴方が中途半端なプレーをしてピンチを招いた事に対して、珍しくスンテが怒ってたよね?

 

頼むよ、本当に・・・。
絶対に能力はある!
だから、鹿島のフロントは呼んだのだから、真に鹿島のCBの座を射止めるのはあとは犬飼の努力次第だと思います。

頑張れ!

 

監督の動きに疑問あり

選手交代で誰を替えて誰を出すのか?
それに対しては、色々な想いはあるけど、それに意見を言うつもりはない。

ただ・・・
タイミングはどうなのさ?
昨日の試合、前半2-0でほぼ決まりでしょ?
次の日曜にリーグ札幌戦、来週水曜に天皇杯広島戦が控えています。
どちらも重要な試合です。
それを考えたら、後半頭から選手を変えても良かったのでは?

それから、終了間際に相手のラフプレーで土居が膝を痛めました。
本当に辛そうでした。
なのに、そのままプレーを続行させました。
確かに交代枠は全て使い切ってました。
でも、既に、試合の行方はハッキリしていたあの状況で、なんで、足を引き摺らせながらプレーをさせるの?
残り10分少々を10人で戦うことになるかも知れないけど、強制的にベンチに下がらせて怪我の悪化を防ぐことを考えないの?

今年、怪我人続出の異常事態に苦しんでいるのだから、少しは学ばないのかな?

なんて、ことを思いました。

 

ACLの今後の予定

ついに、ついに、鹿島がACLベスト4に進出!

長かった・・・
三連覇を成し遂げたチームでさえ辿り着けなかった場所です。
でも、ここがゴールではありません。
あと2チーム倒してアジア最強チームに名乗りを上げましょう!

準決勝
第1戦 10月3日 ホーム
第2戦 10月24日 アウェイ

対戦相手
水原三星VSと全北現代の勝者
水原が第1戦(アウェイ)に3-0で勝利しており、水原だと思うが・・・。

どちらが来ても、鹿島が勝つ!
そして・・・

決勝
第1戦 11月3日
第2戦 11月10日

 

鹿島の今後の日程について

勝てば勝つほど、しんどい日程になります。
もう少し、協会側でなんとかならないのかね?

  • 【リーグ】第27節 9月23日(日)
    アウェイ 札幌 19:00
  • 【天皇杯】4回戦 9月26日(水)
    ホーム 広島 19:00
  • 【リーグ】第28節 9月29日(土)
    アウェイ 神戸 16:00
  • 【リーグ】第29節 10月7日(日)
    ホーム 川崎F 13:00
    ※このあと、日本代表ウィークになり、リーグは10/20までお休みです。
  • 【ACL】準決勝第1戦 10月3日(水)
    ホーム 対戦相手未定
  • 【ルヴァン】準決勝第1戦 10月10日(水)
    ホーム 横浜FM 19:00
  • 【ルヴァン】準決勝第2戦 10月14日(日)
    アウェイ 横浜FM 14:00
  • 【リーグ】第30節 10月20日(土)
    アウェイ 浦和 16:00
    ※このあと、リーグ戦は約2週間休みだけど、その他の試合が盛り沢山!
  • 【ACL】準決勝第2戦 10月24日(水)
    アウェイ 対戦相手未定
    さらに・・・
    天皇杯を勝ち上がると、準々決勝・甲府戦は10月24日(水)に予定されてますが、この日程は変更となるはず。
    ルヴァンを勝ち上がると、決勝は10月27日(土)に開催予定。
  • 【リーグ】第31節 10月31日(水)
    ホーム C大阪 19:00
    ACLの決勝は11月3日(土)、10日(土)に開催予定。
  • 【リーグ】第32節 11月10日(土)
    アウェイ 柏 14:00
    ★鹿島がACL決勝に進出すると、第32節は11月6or7に開催予定。

日程を書いているだけで、選手の身体が心配になります。
大丈夫か?この日程??


レアンドロ~
昌子~
早く~

 

まとめ

鹿島としてクラブ史上初のACLベスト4に辿り着きました。

目標まであと2つ!
絶対にアジアのタイトルを獲ってくれ!!

 

鹿島は日本に戻ったら、重要な試合が続きます。
まずは、中4日でリーグ・札幌戦です。
ACL出場権を手に入れるリーグ3位以内に入るには、負けられない一戦です。
そして、来週水曜には天皇杯4回戦(広島)が控えています。
1年に3回も同じチームに負ける訳にはいきません。

 

選手のコンディションを整え
勝利を目指して欲しい。
勝ちに行こうぜ、アントラーズ!

 

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