2018年9月5日、鹿島はホームでルヴァンカップ準々決勝を戦いました。
昨年から負け続けている川崎Fに対して、なんとか一矢報いて欲しい!
そう願いながら試合を観戦しました。
しかし・・・
川崎の層の厚さと、チームの戦い方がサブメンバーにまで浸透している強さを見せ付けられる結果となりました。
2018年ルヴァンカップ準々決勝第1戦・鹿島VS 川崎F戦を振り返ります。
2018年J1第25節、鹿島VS広島戦の試合結果とスターティングメンバー
鹿島 1-1 川崎
前半19分西 大伍
前半32分知念 慶
鹿島のスターティングメンバーと交代メンバー
GK 21 曽ヶ端 準
DF 22 西 大伍
28 町田 浩樹
32 安西 幸輝
39 犬飼 智也
MF 4 レオ シルバ
6 永木 亮太
25 遠藤 康
30 安部 裕葵 →後半27分 18セルジーニョ
FW 8 土居 聖真 →後半41分 19山口 一真
14 金森 健志 →後半14分9鈴木 優磨
両チームと共に主力選手が日本代表に招集されています。
鹿島からは三竿が、川崎からは小林、車屋、森田、大島(負傷で辞退)が選出されています。
どちらかと言えば、川崎の方が選手を大幅に入れ替えざるを得ない一戦です。
鹿島は先のリーグ・広島戦のスタメンから、鈴木とセルジーニョの2トップを金森と土居の2トップに変更して試合に臨みました。
そして・・・
昌子はこの試合でもベンチ外。
大丈夫かな?
メンタルの問題なのかな?
鹿島VS 川崎F戦の試合内容
昨年のリーグ戦ではホームで0-3、アウェイで1-3と両試合ともに大敗。
そして今年のリーグもアウェイで1-4の大敗。
川崎に完全にカモにされているので、ここらで鹿島の強さを取り戻して欲しい。
そう思っていたのですが・・・
前半序盤、鹿島の守備がユルユルです。
犬飼と町田のコンビですが、初めてではないのに、強度を感じない。
犬飼はリードすることが出来ないのか?
一方の攻撃は、かなり自由にスペースが貰えていますが、最後の詰めが甘い印象。
前半19分、左サイドでロングボールを受けた遠藤が、上手く切り返して相手からフリーになり、左足でゴール前にクロス。西が頭で合わせて鹿島先制!
鹿島先制後、川崎の攻撃が激しさを増します。
序盤から続く、最終ラインの緩さは危険度を増します。
後半30分、ペナルティ内で切り返されると、町田は堪らず足を出して倒してしまい、PKを献上してしまいます。
前半32分、知念に落ち着いて決められます。ソガさん・・・動いてよ。
前半34分、センターサークル付近でのクリアボールがカウンターになります。土居が持ち込むもシュートを打てず、パスを受けた金森のシュートは大きく外れます。
前半36分、ペナルティ内で金森がチャンスを得るも打てません。
前半38分、鋭いカウンターを喰らうも最後の精度が悪く助かります。
後半42分、安部がドリブルで持ち込みますが、最後のパスの精度が悪く通りません。
後半序盤、鹿島、川崎共にエンジン全開にした状態でぶつかる。
徐々に川崎が試合の流れを掴んでいく。
後半14分、町田のクリアミスからピンチを招くも失点は免れる。
後半16分、金森と交代で入った鈴木が久々に切れ味鋭いドリブルを見せるが、得点には繋がらず。
後半20分ごろ、鹿島が何度かチャンスを得るがゴールは決まらない。
両チーム共に選手交代が続く・・・
鹿島は14分に金森→鈴木、27分に安部→セルジーニョ
川崎は14分に斉藤→長谷川、27分に赤崎→家長、31分に知念→阿部
川崎の交代が効果的、徐々に川崎が押し始める。
後半37分、鹿島のゴールに神が降臨。2度、ポストがゴールを阻んでくれました。
ここでも、ソガさん、動けず。
後半40分、ゴール前で町田が家長に当たられてボールを奪われるが、ファウルの判定で助かる。
後半43分、鹿島CKのチャンスを活かせず。
試合終了、鹿島としては何とか凌いだ印象。川崎としたら取れなかった印象。
ではないだろうか?
鹿島VS 川崎Fの動画ハイライト
鹿島の1点目のシーンは良かった。あれだけの距離を遠藤が走っているから、マークがずれるし、ゴール前に西が入る時間も出来た。
でも、良かったのは1点目までです。
あとは、いつものモヤモヤが募るいつもの鹿島です。
また、PKを献上するシーンや、後半の2度ポストを叩いたシーンでの守備陣のプレーは、お粗末に感じます。
ルヴァンカップ準々決勝第1戦・鹿島VS 川崎F戦を観て感じたこと
この日の試合を観て感じたことを3つ書いておきます。
攻撃面、守備面、そして監督についてです。
今の鹿島の攻撃に未来はあるのか?
戦術があるようにとても思えない。
強いて言えば「素人にも判るサイド攻撃」と「近いフリーの選手にパスを出す」だけ
ではないでしょうか?
本当に、素人のうちの嫁さんでも鹿島の攻撃を当てます。
テレビで観ていて「また、サイドに出すんでしょ!」って。
素人にも読まれているのに、プロ相手に通用しないですよね。
それと、頑なに手近なフリーな選手へのパス出しは何故だろう?
長短織り交ぜ、ダイレクトで狙う等のアイデアが少ないと思う。
チームに規律と戦術をもたらしてくれる監督を招聘できないのだろうか?
鹿島の守備はこんなレベルでスタメンに出れるのか?
凄い、厳しい言い方かも知れません。
でも、長年、鹿島のCBを見てきたサポーターの思いです。
犬飼、町田・・・
彼らに能力が無いとは思いません。
でも、あの程度のプレーと判断しか出来ないのに、鹿島のCBにスタメンで出るチャンスがあってはダメだと思います。
脈々と繋いできた、鹿島のCBの系譜が途絶える危機ではないでしょうか?
本来であれば、鹿島のCB出身である大岩監督なのだから、守備面だけは安心して任せられるはずなのに・・・
昌子と植田に頼りすぎたのでは?
大岩監督について
本当に、大岩監督には采配力がないですね。
交代がここまで当たらない監督も珍しかろう・・・。
プレーする選手を選ぶ
交代する選手を選ぶ
攻め方、守り方を俯瞰して指示する
どれも、唯一、監督の仕事であり、監督だけが出来る事です。
確かに、プレーするのは選手だけど、それ以上に監督の手腕がチームに大きな影響をもたらします。
それを考えると、上記の監督の仕事に対して、大岩監督は及第点に達しているとは思えません。
鹿島のフロントは、本当に今年は大岩監督と玉砕するつもりなのか?
たとえACLを獲れたとしても、明るい未来があるとは思えない。
昨年の浦和が良い例ではないだろうか・・・。
鹿島の今後について
インターナショナルマッチの期間であるため、リーグ戦はお休みです。
ルヴァンだけ開催されています。
今後の鹿島の日程
- 【ルヴァン】準々決勝第2戦 9月9日(日)
アウェイ 川崎F 19:00
※リーグ再開 - 【リーグ】第26節 9月14日(金)
ホーム 湘南 19:00 - 【ACL】準々決勝 9月18日(火)
アウェイ 天津権健 19:30 - 【リーグ】第27節 9月23日(日)
アウェイ 札幌 19:00 - 【天皇杯】4回戦 9月26日(水)
ホーム 未定 19:00 - 【リーグ】第28節 9月29日(土)
アウェイ 神戸 16:00 - 【リーグ】第29節 10月7日(日)
ホーム 川崎F 13:00
※このあと、日本代表ウィークになり、リーグは10/20までお休みです。
ですが、鹿島がACLで準決勝に無事に進めば、10月3日に試合があります。
さらに、ルヴァンで準決勝に進むと10月10日と14日に試合があります。
まとめ
今朝、北海道で強い地震が発生しました。
被害が徐々に明らかになっていますが、現地の方々の無事を祈ります。
それから、明日、札幌で新生・日本代表とチリ代表の試合が行われることになっていました。
日本代表の選手とチリ代表の選手、さらに両サポーターの無事も祈ります。
明日の試合は、現時点では中止が決まっていませんが、開催は難しいでしょう。
残念だけど、状況を考えたら、中止が妥当だと思います。
豪雨。台風、地震・・・
自然災害が相次いでいるからこそ、スポーツで人々に元気を運んで欲しい。
選手には、好きなスポーツが出来る喜びを感じて、プレーして欲しい。
今こそ・・・
何事にも諦めない強い気持ちを日本中に示して欲しい。
行け、アントラーズ!!
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