lands_end’s blog

未破裂脳動脈瘤との闘いをコーギーに癒され暮らしています。鹿島アントラーズの応援と読書に人生の全てを掛けている40代の徒然日記です。

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ジーコと共に~2018年ACL決勝トーナメント・準々決勝第1戦、鹿島VS天津権健戦!鹿島はセルジーニョの豪快なシュートで快勝!!~



2018年8月28日、鹿島アントラーズはホームでACL準々決勝第1戦を戦いました。

ACL決勝トーナメントのラウンド16を勝ち抜いた上で、ベスト8を戦うのは初めてであり、国内最多の優勝経験を誇る鹿島としても、ある意味、未知なる領域への挑戦となりました。

相手の天津は、主力であった助っ人3人のうち2人が移籍と不在であり、かつ、リーグ戦でも低調なシーズンを過ごしており、加えて今回の来日は試合前日に到着しており、まさにコンディションは最悪でした。
そんな状態の相手だからこそ、きっちりとホームでは勝っておきたい・・・。

そんな思いを皆が抱いていた試合は、2人のブラジル人の活躍によって、勝利がもたらされました。

2018年ACL決勝トーナメントラウンド準々決勝 第1戦を振り返ります。

 

鹿島VS 天津権健戦の試合結果とスターティング&交代メンバー

鹿島 2-0 天津権健
後半15分レオ シルバ
後半27分セルジーニョ

攻めても攻めても点が入らず、徐々に重苦しい空気に包まれていく中で、ジーコの鋭い眼光に背中を押されたのか、2人のブラジル人が試合を決めてくれました。

セルジーニョ、来日初ゴールおめでとう!
これからバンバン決めてくださいな!!

 

スターティングと交代メンバー
GK  1 クォン スンテ
DF  2 内田 篤人
     16 山本 脩斗
     32 安西 幸輝
     35 チョン スンヒョン
     39 犬飼 智也
MF 4 レオ シルバ
    18 セルジーニョ →後半42分 8 土居 聖真
    20 三竿 健斗
    25 遠藤 康 →後半38分 6永木 亮太
FW9 鈴木 優磨 →後半34分14金森 健志

※チョンスンヒョンの背番号は5ですが、ACLでは5は植田の名前で登録されているため、35を着けて出場となったそうです。

DFが5人になっていますが、安西は左SHで出場していました。
ちなみに、自分のスタメン予想では左SHは安西ではなくて、セルジーニョ。
2トップは鈴木と土居だと思っていました。

この試合では、安西の左SHでの起用は当たったようです。山本との連携も上手くいっていたように思います。

 

鹿島VS 天津権健戦の試合内容

試合前日の会見では・・・

  • ホームではしっかり勝つ
  • 失点をしない
  • まずは前半90分の戦いをリードする

そんな記者会見でした。

その言葉通り、試合開始から鹿島はエンジン全開でした。
一時期悩まされた、試合の入りの悪さは、この日は感じられませんでした。

 

前半1分、左サイドの鈴木から絶妙のクロスが入るも、遠藤のヘッドは枠を捉えられず!
今にして思えば、このシュートを外したことが、この日の遠藤の出来の悪さを象徴していたのだと思います。

前半4分と12分、久々の先発の内田の状態が気になっていたが・・・
開始早々からエンジン全開でサイドを駆け上がる姿、そしてCKのこぼれを全力でロングシュート打つ姿を見て、状態は完璧だと感じる。

前半序盤、遠藤と内田の右サイドが活性化しているが、最後のシュート精度が悪い。

前半16分安西がドリブルで切り込みシュートを放つがDFにぶちあてる。
安西は、このようなシーンが多い気がする。

前半中盤、鹿島が一方的に攻め立てる。
内田、遠藤、レオの3人の動きが良い。そこに安西とセルジーニョ、そして鈴木も効果的に絡む。しかし、やっぱり最後の精度が悪くて点に繋がらない。

前半34分、ゴール前でセルジーニョは絶好の機会を得る。利き足の左足を振り抜くも腰が入らずにミートできない。
その直後、画面に映ったジーコが身振り手振りで、シュートの悪さを指摘していた。怒っていた・・・。

前半35分、鹿島、初めてのピンチ。
内田がパトに抜かれてペナルティにパスを出されるが、ペナルティ内での相手のシュートも精度が悪い。

前半37分、鈴木のヘッドは右のポストへ。こぼれた所に遠藤が居たが押し込めず。

前半41分、再び、左サイドを破られてクロスを上げられる、しかもゴール前で相手がフリーとなるが、やっぱり制度が悪く助かる。

前半アディショナル、最後のプレーでスンテは相手のCKにしないように必死にボールを追いかける。その姿に、この試合に掛ける思いを感じる。

後半序盤、両チーム共にエンジン全開で殴りあう。
鹿島も天津もそれぞれチャンスを得るが、決めきれず。

後半5分、FKのこぼれがペナルティ内で待ち構える相手の前にいくも、やっぱりシュートの精度が悪い。

後半10分前後天津のラフプレーが目立ち始める。
たぶん、最後に振り絞った力が尽きて、身体が言うことを利かなくなっている。
鹿島が攻勢を一段と強めるも、遠藤のシュートが宇宙開発となるなど、未だにシュートの精度が悪くて決めきれず・・・。

後半15分、山本からのクロスを遠藤が頭で中へ落とすと、レオシルバが右足ボレー!
鹿島先制!!待望の先取点が入る!!!

鹿島先制後、鹿島は攻撃の手を緩めないが・・・
相変わらずシュートの精度が悪い。特にこの日の遠藤は酷い。

後半26分、ペナルティエリア中央の手前で受けたセルジーニョが左足をコンパクトに振り抜くと、とてつもないキャノン砲が相手ゴールに突き刺さる!
鹿島追加点!セルジーニョ待望の来日初得点!!
ハーフタイムにジーコからシュートに対する指導があったのだろうか?

鹿島追加点後、鹿島は攻勢の手を緩めない・・・
しかし、依然としてシュートの精度がダメ。

後半29分、天津のFK。パトのとんでもないシュートが鹿島ゴールを襲うが、スンテはしっかりとキャッチしてみせる。

後半36分、FKのこぼれ球をシュートされるが精度が悪く助かる。疲れもあるのか、徐々に守備に緩さが出始める。

後半45分山本のクリアミスをペナルティ内で拾われて強烈なシュートを打たれるが、スンテがファインセーブで防ぐ!

アディショナル、鹿島伝統の磐石な時間稼ぎを観る事が出来ない。バタバタと落ち着かない印象である。
逆に、最後まで攻め続けてチャンスを作るも、この日は最後までシュートの精度が悪かったです。

助っ人の活躍で、鹿島が2-0で第1戦を勝利!
アドバンテージを得て、アウェイでの第2戦に臨むことになった。

 

鹿島VS 天津権健戦の動画ハイライト

レオのシュート
そして
セルジーニョのシュート
どちらも見事なシュートです。

でも、本来なら、もっと簡単に点が入っている試合でした。

 

試合を観て感じたこと

鹿島VS天津権健 第1戦を観て感じたことをまとめます。
試合前の記事で書いた天津の印象にも触れます。

 

鈴木の不調をどう解決するのか?

間違いなく不調なのだと思います。
でも、コンディションが悪いのではなく、ポジショニングだと思います。

昨日の試合を観ていて、それを感じるシーンがありました。

後半27分ごろ、遠藤と内田が2人で右サイドを上がります。
内田は、早目に中へ仕掛けたり、パスを入れて欲しい様子でしたが、この日の遠藤はシュート精度の悪さが、他のプレーにまで影響したのか判断が遅かったり悪く、内田の何度もパス交換をするばかりでした。
すると、しびれを切らしたのか鈴木が下がってきてボールを受け、強引にドリブルで中へ入ってシュートを放ちますが、相手の守備はしっかりと構築されており、点に結び付きません。
私が思うのは、あの位置、あのタイミングで鈴木がプレー(シュート)しても怖さが感じられません。そういう選手では無いと思うのです。

一方、後半31分のプレーには可能性を感じました。
アーリー気味に入れられたクロスに飛び込みますが、頭にヒットしません。
しかも、その後GKと激突して痛みます。
これも点に結び付きませんでしたが、このプレーでの彼には怖さがありました。
鈴木は、前で、出来る限りゴール前で、ゴールを向いてプレーしてこそ、良さが出る選手なんだと思います。

そのためには、コネコネと時間を掛ける2列目との相性は悪いのかも知れません。

 

内田とスンテの国際大会の経験値は本当に貴重!

正直、内田の状態は心配でした。

全力でプレー出来るのか?
最後まで交代せずにプレー出来るのか?

その心配は、最初の10分で消えました。
その後は、流石と唸らせるプレーの連続でした。
遠藤との連携、上がるタイミング、クロスの種類の豊富さ(伊東には学んで欲しい)、カウンターをさせないポジショニング・・・
前半終了間際に2回程左サイドを使われましたが、それ以外は殆ど自由にはやらせていませんでした。

これまで得てきた経験値は伊達ではないと思いました。

 

スンテも国際戦では本当に輝きます。
おそらく、日本人が意識しているシュートレンジとは異なる間合いで打ってくることを肌で感じているのでしょう。

ポジショニングが本当に上手いと思います。
あとはキャッチングの能力も素晴らしいと思います。
CBのスンヒョンとの韓国人ラインも、良い方向に影響が出ていると思います。

 

シュートの精度の悪さはどうにかしてほしい!

試合後に内田も言ってましたが、「よくある負け試合」になるところでした。
攻めても攻めても点が入らず、カウンターに沈む・・・。
サッカーでよくある敗戦のパターンです。

本当に、シュートの精度が悪すぎる。
その点を改善し無いと、この先を勝ち進むのは厳しいと思う。

 

天津権健について

試合前の記事で、中国の知人から聞いた情報を書きました。

外国人助っ人が機能しておらず、しかも今年は守備が脆くなっているので、鹿島が勝つ可能性が高いと・・・。

試合を見ていて本当に彼の言うとおりだと思いました。
コンディションの悪さもあるのでしょうが、あの守備は緩い。
むしろ、4点5点と獲らなくてはいけない守備の緩さだった。

第2戦まで約3週間あります。
3週間あれば、別のチームになることもありますので、第2戦では気を引き締めて挑まないと手痛いしっぺ返しを喰らうかも知れません。

 

ACLの今後の予定

まずは9月18日に行われる準々決勝第2戦に絶対に勝って欲しい。
勝って、鹿島強い!
と他の国のチームに思わせて欲しいです。

準々決勝
第1戦 8月28日 ホームで2-0勝利
第2戦 9月18日 アウェイ


準決勝に進むと、相手の次の2チームのどちらかです。
全北現代(韓国)
水原三星(韓国)
※どちらも面倒な相手ですね。

準決勝
第1戦 10月3日
第2戦 10月24日

決勝
第1戦 11月3日
第2戦 11月10日

 

鹿島の今後について

57日間・13連戦のうち、5試合終了。3勝1敗1分。
残り9試合です。
(リーグ戦5試合、天皇杯1試合、ルヴァン2試合、ACL1試合)

昌子と安部はこの連戦中に戻れるだろうが、レアンドロは無理かな?

 

今後の鹿島の日程

ACLでの勢いをそのまま維持して、広島、川崎Fに連勝してほしい。
特に川崎には、勝ってくれ!

  • 【リーグ】第25節 9月1日(土)
    アウェイ サンフレッチェ広島 19:00
    ※このあと、日本代表ウィークとなりますがルヴァンはあります!
  • 【ルヴァン】準々決勝第1戦 9月5日(水)
    ホーム 川崎F 19:00
  • 【ルヴァン】準々決勝第2戦 9月9日(日)
    アウェイ 川崎F 19:00
    ※リーグ再開
  • 【リーグ】第26節 9月14日(金)
    ホーム 湘南 19:00
  • 【ACL】準々決勝 9月18日(火)
    アウェイ 天津権健 19:30
  • 【リーグ】第27節 9月23日(日)
    アウェイ 札幌 19:00
  • 【天皇杯】4回戦 9月26日(水)
    ホーム 未定 19:00
  • 【リーグ】第28節 9月29日(土)
    アウェイ 神戸 16:00
  • 【リーグ】第29節 10月7日(日)
    ホーム 川崎F 13:00

※第29節後、日本代表ウィークになり、リーグは10/20までお休みです。
ですが、鹿島がACLで準決勝に無事に進めば、10月3日に試合があります。
さらに、ルヴァンで準決勝に進んでいると10月10日と14日に試合があります。

凄まじい連戦が続きます。
選手の身体は本当に大丈夫か?

 

ジーコが一時帰国!

昨日のACL第1戦の勝利を見届け、今日、ジーコブラジルに帰るそうです。
ブラジルに残してきた仕事をするためみたいです。

そして、ACLの第2戦(9/18)に合わせて、再び、チームに合流する模様です。

ジーコが来日して約4週間。
少しずつ、その効果が出始めたように感じていただけに、ジーコの不在は少し心配になります。
ですが、子供ではないのだから!

ジーコが居なくても、ジーコが見ていなくても、1つ1つの試合で勝利を貪欲に目指す姿勢は崩さないで欲しい。

それから、シュート練習を繰り返し行い、ジーコが居ない間に精度を高める努力をして欲しいです。

 

まとめ

ついに、ジーコが連れてきたセルジーニョにも得点が生まれました。
献身的にチームに貢献する姿勢だけでも、良い選手だと思っていましたが、それに加えて左足にとんでもない武器を持っていました。

彼の左足は相手チームには脅威でしょうね。

レアンドロが怪我から復帰して、セルジーニョとコンビを組んだらどんなプレーが生まれる今から楽しみです。

 

次の試合は土曜の広島戦です。
中3日での試合となります。
相手は丸々1週間休んでいます。
なんで、首位のチームとこんな不利の状況で戦わないといけないのか・・・。

まあ、愚痴っていても仕方ない。

鹿島は勝つ!
どんな時でも勝利を目指す!!
頑張れ、アントラーズ!!!

  

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