2018年3月24日、鹿島はホームに磐田を迎え、2018年J1第24節を戦いました。
当初、第24節は25日の土曜日開催の予定でしたが、鹿島がACL準々決勝へ駒を進め、来週の火曜日に試合を控えているため、リーグ戦を1日前倒しして金曜の開催となりました。
協力して貰った磐田には感謝ですが・・・
悔しい・・・
本当に悔しい幕切れとなりました。
2018年J1第24節・鹿島VS磐田戦を振り返ります。
2018年J1第24節・鹿島VS磐田戦の試合結果とスターティングと交代メンバー
鹿島 1-1 磐田
後半26分犬飼 智也
後半49分大久保 嘉人
犬飼のJリーグ初ゴールを祝う予定だったのに、最後の最後にハンドでPKを献上してしまいました。
しかし、よりによって大久保に決められるとは・・・。
最低です。
鹿島のスターティングと交代メンバー
GK 1クォン スンテ
DF 5 チョン スンヒョン
15 三竿 雄斗→後半35分16 山本 脩斗
22 西 大伍
39 犬飼 智也
MF 4 レオ シルバ
6 永木 亮太
8 土居 聖真→後半28分14 金森 健志
36 田中 稔也→後半11分32 安西 幸輝
FW 9 鈴木 優磨
18 セルジーニョ
予想していなかったのですが、スンテが戻ってきました。
若手の田中もSHで先発しました。
ただ、ベンチには攻撃の選手の手駒が金森だけでした。
やっぱり、攻撃の選手の補強が必要だったのではないでしょうか?
2018年J1第24節終了時点での順位
残念ながら、勝ち点を3つ伸ばすことは出来なかった。
上位追撃のためには、大きな、本当に大きな痛手となったかもしれない。
なんとか7位を維持しました。
10勝8敗6分
32得点30失点 得失点差2
とにかく、点の取れない今の状態は異常だと思う。
鹿島VS磐田戦の試合内容
3連勝を目指しつつも、連戦が続く今の状態を考慮し、かつ中3日で迎えるACL準々決勝でのコンディションも考慮したメンバーで望んだリーグ戦となった。
前半序盤、なれないメンバー構成と言うこともあり、鹿島は攻守共にチグハグしていました。
そのため、序盤は磐田のペースであった。
前半中盤以降、鹿島が押し返すものの、まさに一進一退。どちらが有利とも言えない状態が続く。
前半総括、0-0で終わるも、両チーム共に悪くない前半であった。
ただ、どちらも決定機の少なさは気になった。
後半開始、徐々に試合が動き出す。
後半5分、鹿島の田中がドリブルで切り込むがカミンスキーに防がれる。
後半6分、磐田のFKの際に田口のマークを外してしまうが、シュートはバーの上へ。
後半10分、再び鹿島の田中がドリブルで切り込む。磐田のDF陣は間違いなく身体で止めたが、何故か主審はファウルを取らず。
後半11分、田中→安西と替わる。
後半14分、安西が抜け出すもカミンスキーに防がれる。
後半中盤以降、鹿島ペースとなる。
後半26分、CKから西がそらし、犬飼の胸に当たってゴール。
鹿島が先制!
後半33分、35分、立て続けに鈴木がチャンスを得るが、決めきれず・・・。
後半終盤、鹿島が依然としてペースを握っており、3連勝に近づく。
アディショナル1分、安西がハンドを犯してPKを献上。
アディショナル4分、大久保に決められ、同点とされる。
同点のまま、タイムアップ・・・。
鹿島、勝ち点2を失う。
鹿島VS磐田戦のハイライト動画
決めるべき時に決めないとこうなる・・・。
典型的な試合でした。
本当に無念です。
鹿島VS磐田戦を観て感じたこと
感じたのは2つです。
戦力の底上げを計ったのは判るが・・・
この試合、火曜のACLを見据えて大胆にターンオーバーを敢行した。
左のサイドハーフに田中、左のSBに三竿雄が出場した。
田中は、持ち味のドリブルを何度も仕掛け、チャンスを作り出してはいましたが、それ以外の部分で後手に回る部分が多かったと思います。
具体的には、前に行くべきとき、下がるべきとき、のタイミングが掴めないのか、左サイドにぽっかりとスペースを作ってしまい、相手に使われるシーンもありました。
三竿雄に関しては、積極的に仕掛けようという姿勢は感じられました。
ただ、局面、局面において、負けている気がしました。
DF力があっての、攻撃力がSBは問われると思います。
そういう意味では、なかなか厳しい結果になりました。
左サイドを「二人とも試す」には、少々、厳しいメンバーだったように思います。
例えば、ボランチの左に小笠原を入れるとか、CBの左に昌子が入っていれば、もう少し違った結果になったかも知れませんよね。
なんとも残念な、トライになってしまった気がします。
どうして、点取り屋を補強しなかったのか?
確かにセルジーニョは鹿島には合う選手だと思う。
言うなれば、鹿島らしいブラジル人選手だ。
しかし、まだ2試合ではあるが、彼は点取り屋ではない。
レアンドロの復帰が未定の今、ACLも控えているにも関わらず、何故に点取り屋を獲得しなかったのだろう。
今日の試合のように、91分試合をなんとかコントロールしても、1点しか獲れなければ事故は起きる。
今日の磐田戦を見ていて、不安が募る。
守備が万全ではない今のチーム状態において、この攻撃陣でACLやルヴァン、天皇杯を勝ちあがれるのだろうか?
鹿島の今後について
57日間・13連戦のうち、4試合終了。2勝1敗1分。
残り9試合です。
(リーグ戦4試合、天皇杯1試合、ルヴァン2試合、ACL2試合)
スンテが戻ってきてくれましたが、昌子は未だにベンチにも入れず。
今後の鹿島の日程
ついに、ACL準々決勝がやってきます!
初戦、ホームでの試合は何としても勝たないとダメだ!!
- 【ACL】準々決勝 8月28日(火)
ホーム 天津権健 19:00 - 【リーグ】第25節 9月1日(土)
アウェイ サンフレッチェ広島 19:00
※このあと、日本代表WEEKとなりますがルヴァンはあります! - 【ルヴァン】準々決勝第1戦 9月5日(水)
ホーム 川崎F 19:00 - 【ルヴァン】準々決勝第2戦 9月9日(日)
アウェイ 川崎F 19:00
※リーグ再開 - 【リーグ】第26節 9月14日(金)
ホーム 湘南 19:00 - 【ACL】準々決勝 9月18日(火)
アウェイ 天津権健 19:30 - 【リーグ】第27節 9月23日(日)
アウェイ 札幌 19:00 - 【天皇杯】4回戦 9月26日(水)
ホーム 未定 19:00 - 【リーグ】第28節 9月29日(土)
アウェイ 神戸 16:00 - 【リーグ】第29節 10月7日(日)
ホーム 川崎F 13:00
※このあと、日本代表ウィークになり、リーグは10/20までお休みです。
ただし、ルヴァンを勝ち上がっていると準決勝が10/10と14にあります。
ACL第1戦が終わったあとも、難敵相手の試合が続きます。
まとめ
新戦力セルジーニョのコンディションが100%になるには、まだまだ時間が掛かりそうである。
それでも、テクニックは確かだし、結構、視野が広いと感じるので、鈴木や土居、金森らと連携が取れるようになり、レアンドロが復帰すれば、かなり活躍しそうな気がしています。
また、田中も持ち味のドリブルを活かし、アクセントとしては上出来であった。
ただ、チームにおける安定感としては、PKを献上してしまった点を除いたとしても、安西の方が良かったように思いました。
さて、とにかく火曜のACLに全力を注いで欲しい!
ACLのホームでの第1戦は絶対に勝って欲しい!!
勝って、リーグ戦の広島戦に繋げましょう。
行け、アントラーズ!
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