lands_end’s blog

未破裂脳動脈瘤との闘いをコーギーに癒され暮らしています。鹿島アントラーズの応援と読書に人生の全てを掛けている40代の徒然日記です。

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ジーコと共に~2018年J1第18節・鹿島VS G大阪戦。町田がJ初ゴールを決めるも、ドローで大阪連戦を終える!~



2018年7月28日、懸念された台風12号の速度は上がらず、風雨の影響はナニワの地には及ばず予定通りに2018年J1第18節・鹿島VS G大阪戦が開催されました。

それにしても鹿島の日程はきつい!
7日間で3試合。
しかも真夏!
選手のコンディションを心配したとおり、選手の動きから、柏やセレッソ戦の時の様なキレは失われていました。

連戦なのに、敢えて選手を変えずに挑んだ意図は何だったのでしょうか?
2018年J1第18節・鹿島VS G大阪戦を振り返ります。

 

2018年J1第18節、鹿島VS G大阪戦の試合結果とスターティングメンバー

鹿島 2-0 ガンバ大阪
前半41分町田 浩樹
       後半25分米倉 恒貴

鹿島のスターティングメンバーと交代メンバー

GK  1 クォン スンテ 
DF   2 内田 篤人 →後半40分 24伊東 幸敏
     28 町田 浩樹 
     32 安西 幸輝 
     39 犬飼 智也 
MF 6 永木 亮太 
     13 中村 充孝 
     20 三竿 健斗 
     30 安部 裕葵 →後半34分 22西 大伍
FW 8 土居 聖真 →後半43分 19山口 一真
      9 鈴木 優磨


自分の予想とは違って、中村が先発しました。
中村はやっぱり難しい選手です。
好調が持続できないと言うか、激しくマークされると持ち味を出せないと言うか・・・
あれほどの技術があるのになぁ・・・。

また、ガンバ戦での大岩監督は、久々にお地蔵さん状態になりました。
ベンチのメンバーがそれほど信頼できないのか?
連戦で明らかにコンディションの悪い選手をなぜに引っ張るのか?

理解し難いです。

 

2018年J1第18節終了時点(6チームは17試合)での順位

台風12号の影響で3試合が順延となりました。
湘南VS川崎F
横浜FM VS清水
名古屋VS札幌

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鹿島はガンバに勝ちきれずドロー

現在7位
7勝6敗5分
24得点22失点 得失点差2

せっかくFC東京が負け、広島も負けたのだからこそ、勝ちたかった。
じわりと詰め寄るチャンスだったのに!
残念です。

 

鹿島VS ガンバ大阪戦の試合内容

前の試合に守備の要の昌子を負傷で失った鹿島。
幸い、全治3週間で重症ではなかったものの、当面の間鹿島は、植田は移籍、昌子は負傷と2人の代表CBが不在になってしまいました。

犬飼も経験が無いな訳ではないし、町田もポテンシャルは高いのですが・・・。
昌子と植田のような実績がある訳ではないので、やはり勝利のためには、攻撃陣の奮起が必要になると思っていました。

試合序盤、宮本新監督の元で決意も新たにしたガンバの勢いが鹿島を上回る。しかも鹿島は中2日、ガンバは中5日。明らかにコンディションが違う。

前半9分三竿の信じられないようなミスから鹿島大ピンチ!アデミウソンシュートミスに助けられる。

ピンチ後、スイッチが入った鹿島とガンバは中盤で主導権争いを繰り広げる。

前半30分頃、守備の意識に変化の見えるガンバが、徐々に鹿島のゴール前に迫るも、ギリギリの所で防ぐ。

前半41分、FKから鹿島が先制!
永木のクロスはファーの犬飼へ。折り返したボールを町田が胸で押し込む!
町田のJ初ゴールで鹿島が先制!!
しかも、不安視されていたCBの2人で得点で盛り上がる。

後半開始、鹿島は2点目を取って試合の主導権を握ろうと精力的に攻める。
しかし、シュートまで持ち込めない。

後半15分頃、徐々に鹿島の動きが鈍り、イージーなミスが散見されるようになる。

後半25分、持ち上がろうとした安西がボールを奪われると、そのまま前掛りになっていたガンバにパスを繋がれます。そして、米倉が右サイドからゴール前に上げたクロスが、前に出ていたスンテの頭上を超えてサイドネットに突き刺さりました。鹿島失点。

同点後大岩監督は得意の硬直状態に!
ガンバが何度も鹿島ゴール前に迫るも、ギリギリのところで凌ぐ。

後半30分以降、宮本監督が選手交代で仕掛け、大岩は遅れて動く。
ガンバの勢いは止らない。
スンテと守備陣の必死の働き、そしてガンバ選手のシュートの精度の低さに助けられ、なんとかドローで試合を終える。

終了直後、ボールを叩きつけるスンテ
彼があれほど感情を露にするのは珍しい。

多分、鹿島、ガンバ双方の選手共に、勝てた試合だと感じたはず。

 

鹿島VS ガンバ大阪戦の動画ハイライト

米倉の同点弾は、狙ったようには思えない。
得点後の彼の表情を観る限り「入っちゃった~」感が強いのだが・・・。

 

鹿島VSガンバ大阪戦を観て感じたこと

結果だけを見ると、天皇杯の町田戦を含て直近4試合で16得点の攻撃陣が、沈黙したように思えます。
その辺りに注目しつつ3点触れて起きます。

 

攻撃陣の何が悪かったのか?

犬飼・町田のコンビに、安心してプレーさせるためにも、この試合こそ大量点が必要だったのですが、残念ながら1点しか取れませんでした。

ガンバ戦はシュート僅かに6本、枠内シュートは2本。
期待されている鈴木はシュート0.
これではどうにもなりません。

ただし、2トップだけの問題かと言うと、ちょっと違う気がします。

直近の数試合で見られたような、選手もボールも動く連動性が影を潜めていました。
この理由が、コンディション不良なのか?それともガンバの策に嵌ったのか?はハッキリとはしませんでした。

ただ、手詰まりになると、今季序盤のようにサイド(特に右)へ人もボールも集まってしまい、渋滞を起すのは変わっていませんでした。

鈴木もサイドでのプレーが多かったです。
実際、ガンバ戦とその前の2試合(柏やセレッソ戦)のプレーエリアデータを観れば、違いがはっきりとわかります。

ゆえに、鹿島としては2列目の選手補強を優先したのでしょうか?

 

犬飼と町田のCBコンビについて

以前から何度か指摘したように、やっぱり、寄せが緩い。
特に甘いのは、ボールが入る前!
入った時は必死に寄せるが、出来れば入る前にタイトに寄せるべきかと思う。

場所が場所なので、ファウルになったりカードを貰うのは避けたい所ではある。
その点では、彼らは危ないプレーが少ない。
ただ、それは彼らが上手いからではなく、単に、激しい当たりをしないからだと思う。

昌子や植田も初めから今のようなプレーが出来た訳ではなく、痛い思いをしながら徐々に経験を積んでいって今があると思う。
なので、このまま無難なプレーを続けていても、ベタープレーヤーにはなるかも知れないが、代表に選出されるようなベストプレーヤーになれるのか疑問である。

ファウルを恐れず、必要な時にはもっと強く当たっていこうよ!
相手が「こいつとマッチアップは面倒だな・・・」と思うようにさ!!

なんて書きながら、彼らがペナルティ付近やペナルティ内でファウルを犯したときに、プリプリと怒りそうな気がするので気をつけないと・・・。

 

大岩監督の進化をいつまで待たないといけないの?

ガンバ戦を見ていて、特に後半を見ていて思い出したのでは、昨年の終盤2連戦でした。

大岩監督のスタメン起用は上手く当たることがあっても、交代選手で大きな仕事をしてのける選手が殆ど居ないのが気になります。

石井前監督は、途中出場させる選手が機能していたと思います。
ですが、大岩監督は途中出場の選手が活躍しない。
選手交代で勝ち試合にしたり、負けていた試合をひっくり返した記憶がないのです。

それと、固定し始めると頑固に固定し続けますよね?
移籍や負傷、体調不良で選手層が薄くなっているとは思います。
大変なのだと思いますが、11日間で4試合戦い、その後も連戦が続くということを本当に理解されているのか?甚だ疑問です。

 

直近4試合(磐田戦から)のスタメン選手

7/18VS磐田→7/22VS柏→7/25VSセレッソ→7/28VSガンバ

GKスンテ→固定 →固定 →固定
DF西  →固定 →固定 →内田
町田   →昌子 →固定 →町田
安西   →固定 →固定 →固定
犬飼   →固定 →固定 →固定
MF永木  →固定 →レオ →永木
三竿   →固定 →固定 →固定
遠藤   →中村 →固定 →固定
安部   →固定 →固定 →固定
FW土居  →固定 →固定 →固定
鈴木   →固定 →固定 →固定

ほぼ固定です。
それでも、交代が早いのならまだしも、交代はいつも後半30分頃からです。

常識的に考えて、この真夏にメンバー固定でハイパフォーマンスを維持するのは難しいと思います。
しかも、今の鹿島には、個の力でゴールを切り開く選手が居るわけではなく、チームで連動してゴールを取るのに・・・。

サポーターとしては、これ以上、怪我人が出ないことを祈るのみです。

誰か、助言できる人は居ないのだろうか? 

 

鹿島の今後について

中2日の地獄連戦はひとまず終了したが、依然として鬼のような連戦は続きます。

スンヒョンとセルジーニョ獲得のニュースがありましたが、ここから先の連戦を乗り切るにはこの2人だけでは足りないと思うのですが・・・。

 

今後の鹿島の地獄日程

ルヴァンの日程も決まりましたので、記載しておきます。
この日程・・・
何度見ても恐ろしいです。

  • 【リーグ】第19節 8月1日(水)
    ホーム FC東京 19:00 
  • 【リーグ】第20節 8月5日(日)
    ホーム 清水エスパルス 18:30 
  • 【リーグ】第21節 8月11日(土・祝) 
    アウェイ 名古屋グランパス 18:00 
  • 【リーグ】第22節 8月15日(水)
    アウェイ V・ファーレン長崎 19:00
  • 【リーグ】第23節 8月19日(日)
    ホーム 横浜F・マリノス 18:30
  • 【リーグ】第24節 8月24日(金)
    ホーム ジュビロ磐田 19:00
  • 【ACL】準々決勝 8月28日(火)
    ホーム 天津権健 19:00
  • 【リーグ】第25節 9月1日(土)
    アウェイ サンフレッチェ広島 19:00
  • ※このあと、日本代表WEEKとなり約2週間の中断です。
    と今までは書いていたのですが、ルヴァンがあるのを忘れてました!
  • 【ルヴァン】準々決勝第1戦 9月5日(水)
    ホーム 川崎F 19:00
  • 【ルヴァン】準々決勝第2戦 9月9日(日)
    アウェイ 川崎F 19:00
  • 【リーグ】第26節 9月14日(金)
    ホーム 湘南 19:00
  • 【ACL】準々決勝 9月18日(火)
    アウェイ 天津権健 19:30
  • 【リーグ】第27節 9月23日(日)
    アウェイ 札幌 19:00
  • 【天皇杯】4回戦 9月26日(水)
    ホーム 未定 19:00
  • 【リーグ】第28節 9月29日(土)
    アウェイ 神戸 16:00

8月も酷いが、9月も酷い。

代表ウィークで選手が居ない時に川崎Fと2連戦?
良い試合になるのかな?

また、9月14日の26節・湘南戦からは地獄を通り越しているよ!
ホームにて湘南戦→中3日で中国にてACL→中4日で札幌にてリーグ戦→中2日でホームにて天皇杯→中2日で神戸にてリーグ戦・・・
最後にイニエスタの神戸!!

ワールドカップがあって日程が厳しいのは判る。
判るが、ちょっと酷すぎないか?
本当に選手の身体が心配でなりません。

 

とりあえず、次のFC東京戦までは中3日です。(ちなみにFC東京は中4日)
9月の連戦を見たら、なんだかマシに見えるのが怖いですね・・・。

上位を追撃するには絶対に負けられない試合ですが、先々を見越した選手のやり繰りが重要だと思います。

新しく加入する選手を、上手く鹿島の血に染めつつ・・・
常に勝利を目指すチームになれ!
FC東京戦は絶対に勝つぞ!!
行け、アントラーズ!!!

 

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