2018年7月18日、ワールドカップの影響で中断していたJ1リーグが再開します。
5月20日に行われた第15節から約2ヶ月中断していました。
しかし、改めてこの再開日程を見て思うことがあります。
ワールドカップ決勝は日本時間7月15日24時キックオフ。
J1リーグ再開の第16節は日本時間7月18日夜キックオフ。
日本サッカーの関係者は、日本が決勝に行くわけがないと考えていたのだな、と。
まあ、ともかく、リーグ戦が再開します。
しかも、今年の鹿島にとって、この再開戦はかなり重要な一戦となるはずです。
2018年J1第16節・鹿島VS磐田戦の前に思うことをまとめます。
2018年J1リーグ、第15節終了時点の順位表
鹿島アントラーズとセレッソ大阪は、鹿島のACLの関係もあり第14節が延期となっており、試合数は14試合となっています。
鹿島は11位。
焦っても、1試合で勝ち点を5や10も獲得出来ませんので、着実に3ずつ積み上げるしかない!
出来る。
絶対に出来る!
鹿島VS 磐田戦の予想スターティングメンバー
現時点で負傷欠場が濃厚な選手は、
レアンドロ。日本には戻りましたが、しばらくリハビリが必要な模様です。
昌子。体調不良でとても真夏の日本でサッカーが出来る状態ではない。
レオ・シルバ。まだ実戦練習に復帰していません。
それを踏まえた、
VS磐田戦の予想スターティングラインナップです。
改めて思うのは、鹿島にとって昌子と植田の2CBがどれだけ大きな存在だったのか!と言うことです。
2人の名前が無いだけで、こんなにも寂しく、不安な気持ちになるとは・・・。
2トップは、鈴木と土居にしました。
金崎の状態が万全では無いようなので、ジョーカー扱いにしておきました。
2列目は、左に安部、右に遠藤。
先日の天皇杯・町田戦で遠藤の調子が良かったので期待しています。
まあ、J2相手ではありましたが・・・。
ボランチは、三竿と永木。
小笠原も考えましたが、永木を選択しました。
SBは、左に安西、右に西です。
内田も考えましたが、先日の町田戦を見る限り、まだ100%では無い様だったので、外しました。
そして問題のCB!
先日の町田戦は犬飼と西でした。西は頑張ってました。ですが、内田が完璧ではないのでSBで西は出ざるを得ません。
よって、CBは犬飼と町田!
町田は先日の天皇杯では状態が良くなくてベンチでしたが、強度の高い実戦練習に復帰しているので大丈夫かな?と思っています。
殆ど実績の無い町田で、川又を止めるのはかなり難易度が高いのですが・・・。
犬飼と町田がどこまで強固な壁になれるのか?
それが、この一戦の結果を左右すると思います。
GKは、スンテ!
言葉の問題によるコーチングの不安はありますが、スンテならきっと大丈夫!
さて・・・
実際にはどんなメンバーになるのだろう?
対戦相手の「磐田」について
2017年12月2日の磐田戦は、生涯忘れない試合の1つだと思います。
あの悔しさを晴らすには、優勝するしかありません。
ただ、まずは今日の試合にしっかりと勝てば、反撃の狼煙としてはこれ以上のものはないと思います。
2017年の磐田
6位 16勝8敗10分 50得点 30失点
2018年の順位
磐田 8位 6勝6敗3分 得点15 失点15 (15試合消化)
鹿島 11位 5勝6敗3分 得点12 失点16 (14試合消化)
両チーム共に前半戦は苦戦しています。
磐田は昨年のような攻撃が見られR図、堅守にも綻びが見えています。
もっとも、鹿島は磐田以上に攻撃が機能不全に陥っていますし、守備にも綻びが確実に出ています。
両チーム共に、1週間前の天皇杯では見違えるような攻撃力を披露しました。
磐田はレノファ山口に4-1
鹿島は町田ゼルビアに5-1
相手はどちらもJ2で好調のチームでした。
さて、どちらの攻撃が調子を取り戻していたのか?
それでも、この試合の鍵は以下の点でしょう。
磐田の攻撃陣VS鹿島の新CBコンビ
ある意味、鹿島の未来が掛かっています。
死ぬ気で、本当に死ぬ気で死守して欲しいです。
ちなみに、川崎Fから移籍した大久保は、22日以降に出場可能となるそうで、鹿島戦には出てきません。いまいち相性が良くないので、鹿島にとっては良かったと思います。
今日の試合で鹿島に意識して欲しいこと
攻撃が劇的に変化することはあまり期待していません。
たとえ今日が良くても、熟成したものではないはずです。
レアンドロと金崎が万全になった時、真価が問われるかと思います。
それよりも、今日の試合で意識して欲しいのは2点です。
チーム全体で守備の意識を持つこと!
2CBだけに任せるのではなく、チーム全体で守備の意識を持つこと。
それが何よりも重要だと思います。
昌子の動向が定かではなく、補強もハッキリしない今、犬飼と町田に掛かる期待は大きいです。
彼らは能力はあります。いい選手です。
でも、プレッシャーを掛けすぎては力を発揮できないと思います。
彼らの実力を存分に引き出すためには、過度にプレッシャーを与えないように、チームで連動して守ることが重要だと思います。
出場停止を同時に喰らわないこと!
先日の記事でまとめたように、イエローカードの累積で出場停止にリーチが掛かっている選手が3人います!
金崎、三竿、小笠原です。
彼らはすでに3枚貰っていて、あと1枚で出場停止です。
これから中3日や4日での連戦が続きますので、くれぐれも主力が同時に出場停止にならないようにして欲しいです。
まとめ
この1週間、鹿島は激動の日々を過ごしています。
- 植田のベルギーのクラブへの完全移籍。
- ペドロの中国チームへのレンタル移籍。
- 昌子の状態悪化と進退のモヤモヤ。
- テクニカルディレクターとして神様ジーコの復帰。
リーグ戦では1位を走る広島に勝ち点差19と大きく離されています。
(鹿島は1試合少ないですが・・・)
先に書いたように、一気に勝ち点は増やせません。
だから、これだけ差のついた広島のことを気にするよりも、鹿島は目の前の試合を1つ1つしっかりと戦い、自分達が確実に勝ち点を積み上げるしかありません。
5月にチームを訪問したジーコが、語った言葉を大切に戦って欲しい。
「試合翌日にあれをやっておけばよかった、もう少し頑張っていれば良かったと後悔してはいけない。全力を尽くせ。努力を続けろ」
名言です。
サッカー選手だけでなく、全ての人が意識出来る言葉だと思います。
今日は勝つ!
植田を安心させるためにも。
昌子の気持ちを落ち着かせるためにも。
勝て、アントラーズ!!
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