lands_end’s blog

未破裂脳動脈瘤との闘いをコーギーに癒され暮らしています。鹿島アントラーズの応援と読書に人生の全てを掛けている40代の徒然日記です。

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Russia World Cup ~日本代表、決勝トーナメント1回戦・ベルギー戦!ベスト8への壁は厚かった!!~



2018年7月2日夜(日本時間3日3時)、日本代表は2大会ぶりの決勝トーナメント1回戦に挑みました。

グループリーグ最終戦のポーランド戦で、世界に波紋を起してでも遮二無二に決勝トーナメントの切符を手にしただけに、たとえ相手が優勝候補と言われていても、たとえF相手がIFAランキング3位の強豪であっても、グループリーグ第1・2戦で見せたような、機動力と緻密なパス交換を繰り出し、そして、勇気あるカウンターで相手に襲い掛かるしかありませんでした。

観ているこちらも、気持ちを昂ぶらせながら、早朝3時にテレビの前に座りました。

壮絶と言っていいのか・・・
悲劇と言っていいのか・・・
燃え尽きたと言うべきか・・・

日本VSベルギーの一戦を振り返ります。

 

決勝トーナメント1回戦、日本VSベルギーの試合結果とスターティングと交代メンバーについて

日本 2 - 3 ベルギー
後半3分原口 元気
後半7分乾 貴士
      後半24分ヤン ベルトンゲン
      後半29分マルアヌ フェライニ
      後半49分ナセル シャドリ


スターティングメンバーと交代メンバー
GK1 川島 永嗣
DF3 昌子 源
5 長友 佑都
19 酒井 宏樹
22 吉田 麻也
MF7 柴崎 岳→ 後半36分山口 蛍
8 原口 元気→ 後半36分本田 圭佑
10 香川 真司
14 乾 貴士
17 長谷部 誠
FW15 大迫 勇也

このスタメンは本当に関係性が良かった。

あともう少し・・・
もう少しだけ、このメンバーで戦う日本代表が見たかったです。

 

日本VSベルギーの試合内容

第1・2戦の好調メンバーに戻した日本と、GL最終戦で主力を休ませ余力十分に加え、守備の要のコンパニが先発に戻り、最強布陣のベルギー。

両国共にベストメンバー同士でぶつかり合いました。

前半2分、相手のクリアボールを拾った香川がシュートを放つも枠の外へ。

前半20分過ぎまで、日本は積極的に攻撃を仕掛けるも、最後のパス精度が今ひとつ。一方のベルギーも、パスミスなどが多く見られエンジンが掛からない。

前半20分過ぎからエンジンの掛かったベルギーに日本は防戦一方。日本はせっかく刈り取ったボールを繋ぐ際の精度が悪く、波状攻撃を受けるハメに。

前半終了間際柴崎のロングボールが長友に入る。切り込んだ長友がゴール前の大迫にクロスを入れるがミートできず。

前半総括、戦前の予想通り、日本は劣勢。ただ、やられそうな雰囲気はまだない。ベルギーの暖機運転が続いている。

後半開始、最初の10分を無失点で切り抜ければ、徐々に相手が焦ると思っていたら・・・。

後半3分柴崎から最高のスルーパスが原口に通る。受けた原口が冷静に右足を振りぬいてゴールを決める。日本先制!

後半4分、一瞬の隙を突かれてゴール前でフリーになったアザールにシュートを打たれるもポスト!

後半7分香川と乾の絶妙なコンビネーション。得意のエリアからの強烈なミドルが突き刺さり、日本2点目!リードを広げる!!

後半17分、ゴール前でルカクにヘディングされるが、僅かにそれる。日本にはまだツキがあると思われた。

後半20分、ベルギーが2枚替え!

後半24分1点返される。
狙ったシュートではないと思われるが、ゴール右隅へ吸い込まれる。

後半29分、交代で入った1m90cmを超える長身選手・フェライニにヘディングで決められる。

同点以降、一進一退が続く。

後半36分、日本も2枚替えに出る。柴崎を山口、原口を本田へ。

後半41分、日本のピンチを川島が立て続けに防ぐ。

後半48分本田のFKは決まらず。

後半49分CKからカウンターを食らって日本失点。

日本、万事休す。

夢見たベスト8への扉に手を掛けながら、その扉を開けきることは叶わず。
無念の敗戦となった。

 

日本VSベルギーの動画ハイライト

2点取るまでは完璧。
でも、そのあとの3失点は・・・
涙なくしては観れないです。

【2分でわかるロシアW杯】つかみかけた夢 日本、初の8強を逃す 日本×ベルギー - YouTube

 

日本VSベルギー戦を観て感じたこと

いつも通り、感じたことをまとめようと思っているのですが・・・
今は『悔しい』
しか出てきません。
本当に・・・
『悔しい』

いくつか思う事はあるのですが、上手くまとめられない。
そのうち・・・ワールドカップが終わったらきっと書けるはず。

2つだけ、このタイミングで記しておきたいことがあります。

 

世界との差について

それは、西野監督が試合後のインタビューで話していた一言です。

「結果については残念の一言。追い詰めたが、やはり勝ちきれない。わずかだと思っても、わずかではないかもしれない。ゲームの中ではわずかだと感じたが本気のベルギーに及ばなかった。選手は非常に前向きで、ベルギー相手でも自信を持っていた選手がいた。選手は100%以上のパフォーマンスを出してくれた。されど、そのわずかなところ。その部分をこれから日本サッカー界で埋め直さないといけないと感じてる」

www.sponichi.co.jp

 

わずかではないかもしれない。

この一言、重い・・・。
とてつもなく重い。
今日の試合を観た後だからこそ、日本サッカーの新しい扉の前に、重く立ちはだかっていると感じました。

 

今、改めて思う。ポーランド戦の対応は間違いではなかった!

本当に良く戦った。

夢を見させてくれた。
幸せな90分でした。
過去2回とは違う、決勝トーナメントでの戦いを見せてくれた。

そして・・・
ベルギー戦後は、世界中のサッカー関係者やファンが、賞賛してくれている。

それでも・・・
勝って欲しかった。
たとえ非難されても、悪役になっても、勝って欲しかった。

ポーランド戦後、日本人的には戦って美しく散るのも有りだと思い記事を書いたが、間違っていたと今では思います。
あくまでもルールに則って戦うことは条件ですが、それを満たしているのであれば、どんな手を使ってでも勝ち上がるべきだと思います。

なぜなら、ポーランド戦後はモヤモヤが残りましたが、それでも、ベルギー戦までの数日間は幸せだった。
どんなサッカーを見せてくれるだろう?と。

今、戦いきった選手たちを誇らしいと思う。
世界からも賞賛されて嬉しく思う。

でも、もう日本の試合は無いのだ。
勝っていたら、7月7日3時にブラジル戦を楽しめたのに。
それまで、至福の時を過ごせたはずなの・・・負けたら出来ないのだ。

やはり、勝ってこそ、本当の喜びは生まれると実感した敗戦でした。

 

まとめ

6月19日のコロンビア戦から2週間。
選手の皆さん、監督やコーチ、スタッフの方々、本当にお疲れ様でした。
今は悔しさしかありませんが、それでも、幸せな2週間でした。

これで、現在のメンバーは解散ですね。
9月11日に親善試合(VSコスタリカ戦)が組まれています。
どんなメンバーで、どんな戦いを見せてくれるのでしょうかね?

さて・・・
ワールドカップはまだ続いているので、今夜からは「単なるサッカーファン」として試合をノンビリ楽しむことにします。

そして・・・
我がアントラーズは7月11日に天皇杯3回戦(VS町田戦)が控えています。
昌子は休むかも知れませんが、植田はきっと鬱憤を爆発させてくれるはず。
天皇杯、ルヴァン、リーグ、イニエスタが参戦するJに注目したいと思います。

 

日本代表の選手の皆さん
本当にありがとうございました。
お疲れ様でした。

 

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