優勝争いをするには、絶対に連敗は避けねばなりません。
それゆえ、相性の良くない鳥栖が相手ですが、前節広島戦に続いて連敗することなく、しっかりと勝ち点3を手にして欲しいと願っていました。
この際、オウンゴールでもPKでも構わないから、勝てば良いと思っていました。
試合結果は・・・、
鹿島が1-0で勝ちました。
願い通り、勝ったのだから、確かに良いのですが、色々と考えさせられる試合でもありました。
リーグ第4節、鹿島VS 鳥栖戦を振り返ります。
鹿島VS 鳥栖戦の試合結果とスターティングメンバー
鹿島 1-0 鳥栖
前半14分金崎 夢生
スターティングメンバーと交代メンバー
GK 1 クォン スンテ
DF 3 昌子 源
5 植田 直通
16 山本 脩斗
24 伊東 幸敏
MF 6 永木 亮太
8 土居 聖真→後半42分レオ シルバ
20 三竿 健斗
30 安部 裕葵→後半25分金森 健志
FW 9 鈴木 優磨
10 金崎 夢生矢印後半36分ペドロ ジュニオール
3月13日に行われたシドニー戦から、5名が変更となりました。
GKのソガさん、SBの小田、MFレオと中村、FW金森
ターンオーバーしつつ、結果が出れば最高だと思いながら観戦していました。
安部が怪我から復帰したのが大きかったですね。
2018年J1リーグ、第4節終了時の鹿島の順位
6位!
まだまだ序盤なので、順位はそれほど気にする必要はないと思いますし、野戦病院状態のチームで、ACLもしっかりと戦いつつ、リーグでは首位と勝ち点差3ならば、6位でも悪くない順位だと思います。
ただ、川崎が気になります。
相変わらずの得点力ですが、それ以上に、リーグ戦では彼ら負けていない。
昨年7月29日、磐田に5失点して大敗して以来、負けていない。
しっかりと着いて行くしかないですね。
今年は、鹿島がチャレンジャーですから。
鹿島VS 鳥栖戦の試合内容振り返り
勝ちはしたけど、正直、内容は乏しい。
乏しいと言うのは正確ではないかな。
誤解の無い様に補足すると、記事にまとめるには、乏しい内容と言う意味です。
前半序盤、一進一退。主導権争いが続きます。
前半14分、一瞬の隙をついて鹿島が先制。
鈴木の身体を張ったアシスト、金崎の思い切りの良さ、シュートが相手DFに上手く当たった、などの要素が合わさり、先制しました。
先制以降、イバルボを軸にして鳥栖が攻勢を強めます。
前半23分、左ポストとスンテが鹿島を救う。
危ないシーンでした。
前半終了まで、一進一退の膠着状態が続きました。
後半開始から、鳥栖が主導権を握り、鹿島は防戦一方。
イバルボの対処に翻弄されている印象でした。
後半中盤、鹿島が大ピンチを迎えます。
エース・金崎のイライラがMAXに!
削られるは、ボールは来ないわ、激しくチェックしたらカードは出るわ・・・。
まあ、気持ちは判るけど、ムーちゃん、ちょっとイライラし過ぎだよ。
審判がナイスジャッジで救われたけど、足を上げたシーンは下手したら2枚目出されたかもしれないです。
後半終了まで、鹿島は防戦一方。
点を取られそうな雰囲気はあまり無かったけど、どんなに優秀な守備陣でも、予想外の事故は防げない。心配でした。
相変わらずのペドロのミスショットで追加点出来ず、いやな空気が流れましたが、スンテが救ってくれました。
今日のMVPは誰が見てもスンテでしょう!
鹿島VS鳥栖戦のハイライト動画
終了間際のペドロがまたしても決めきれないシーンは収められていません。
もうね、あのシーン観た時は、怒りよりも、あぁ・・・今日もペドロだ~って苦笑いしか出ませんでしたよ。
それから、ハイライトだとイバルボの凄さは余りわかりません。
とにかく、ヤツの身体は凄かった。昌子や植田がぶつかり合って、押されるなんて、なかなかJの試合では観れない光景です。
名古屋のジョーとやる時が怖いですね。
注目した選手の結果と注目した攻守のポイントは何だったか?
試合前に注目した選手の結果と、試合を見て感じた攻守のポイントです。
注目した選手は、奮闘してくれました。
出来れば、鈴木には点を獲って欲しかったのですが・・・。
鈴木!点を決めてブレイクしてくれ!!
あと一歩、あと一歩なんだけどなぁ・・・。
金崎への身体を張ったアシストは見事でしたが、やっぱり鈴木には点を決めて欲しい。
中断期間の2週間、ひたすらシュート練習ですね。
三竿!広島戦の借りはまだ帳消しで無いよ!!
あの広島戦でのミスパス。
たぶん、一生忘れないプレーなんでしょうね。
それでも、代表に選ばれたのは、最近のプレーを評価されてのことだから、下を向く必要はありません!
昌子と植田、そして三竿のトライアングルは、日々、強度が高まっている気がします。
中断前にしっかりと勝利を収めましたので、心置きなく代表で暴れてきてください。
植田!本当に今年は気合が入ってますね!!
今年は、昌子を上回るパフォーマンスだと、個人的には思っています。
金崎に出した縦パス(確か後半)などが、もっと数多く出せるようになると、掛け替えのないCBになるような気がします。
まあ、まずは代表で暴れてきてください。
今度こそ、本職のCBで出場することを祈っています。
攻撃面での鹿島のポイント
本当に点が入りません。
リーグ4試合で、得点2、失点1。
首脳陣はいつまでこの状態を続けるのでしょうか?
昨年、優勝しているなら、これが目指すスタイルと言われても納得出来ます。
しかし、昨年、得失点差で負けています。
それなのに、改善が見られないのが、不安でなりません。
戦術うんぬんよりも、攻撃のタクトを振るう選手を補強しましょうよ。
守備面での鹿島のポイント
鳥栖戦では、これ以上は出来ない守りだったと思います。
1人では限界があるから、キープレイヤーは常に複数人数で囲む。
鳥栖戦で本当に危なかったのは、2回。
前半23分の連続シュートと、終了間際のFKです。
それも、守備の崩壊ではないと思います。
今期、犬飼と安西の加入が、良い刺激になっていると思います。
これだけの守備力があるのだから、攻撃陣が開花すれば無敵なのになぁ・・・。
昨日の試合を観て感じたこと
昨日の試合の感想として、次の3人に触れておきます。
該当選手をこよなく愛する人には、多分、怒られるような気がしますが・・・。
伊東に足りないものって?
J1の中で考えれば、彼のレベルは十分スタメンレベルのはず。
それなのに、内田が戻ってきたら出番を失い、内田が怪我をしても安西に出番を獲られ、正直、酷い扱いだと思っていました。
でも、ここ数試合のプレーを見ていて思ったのですが、何かが足りない気がします。
色々と考えたのですが、足りないのは変化かな?と。
一本調子のプレーでは、ダメだと思います。
テンポをつけた動き、クロスの長短や強弱、ドリブルとパスの選択、サイドだけなく内へ切り込む、などなど、もっと、リズムを変える必要があるのかな?
なんとなく、最近はそう思っています。
永木!やっぱりスタメンで使いたい!!
鳥栖戦の永木は本当に良かった。
柔和な表情で、エグイ削り方するし。
守備という面では、レオよりも安心して見ていられる。
課題は、奪った後のプレーなのかな。
あまりにも無難すぎる。
レオみたいに持ち続けるのは止めて欲しいが、攻撃のスイッチを入れるパスを狙って欲しいです。
スンテ!今年は1年通してプレーしてね!!
この選手が代表に選ばれないのだから、韓国のGKのレベルは本当に高いと思います。
スンテの何が凄いのか・・・
彼の良さは色々と言われていますが、個人的には、平常心を保っているところ。だと思います。
熱しすぎず、冷めすぎず。
己を律して試合に入っている姿が、職人を思わせてくれます。
怪我せずコンスタントに良いプレーを続け、是非、韓国代表に復帰して欲しいです。
鹿島の今後のスケジュール
序盤の過密日程第一弾は終了しました。
3月3日のガンバ戦から昨日の試合まで16日間で5試合を戦い。
2勝1敗1分。
野戦病院状態のチームとしては上出来だったと思います。
これから代表WEEKで2週間休みになるので、怪我人の復帰に期待します。
西、三竿(兄)、レアンドロ、内田、遠藤、安西・・・。
3月31日の札幌戦には、怪我人がゼロであることを願います。
あ、あとは点の獲り方をしっかりと思い出して欲しいです。
今後の予定
- 【リーグ】第5節 3月31日(土)
ホーム 札幌戦 15:00 - 【ACL】第4節 4月3日(火)
アウェイ上海 20:00 上海申花 - 【リーグ】第6節 4月7日(土)
アウェイ 湘南ベルマーレ 19:00 - 【リーグ】第7節 4月11日(水)
アウェイ FC東京 19:00 - 【リーグ】第8節 4月14日(土)
ホーム 名古屋グランパス 14:00 - 【ACL】第6節 4月17日(火)
ホーム 水原三星ブルーウイングス 19:00 - 【リーグ】第9節 4月21日(土)
アウェイ 川崎フロンターレ 16:00 - 【リーグ】第10節 4月25日(水)
ホーム ヴィッセル神戸 19:00 - 【リーグ】第11節 4月28日(土)
アウェイ 横浜F・マリノス 19:00
代表明けの日程も、酷いですね。
身体持つのかしら?
しばらく、鹿島の試合が無くて寂しいのですが、今回の代表には、昌子と植田、三竿の現役鹿島組みに加え、OBの大迫と柴崎も居るので、気合を入れて応援します。
ただし、くれぐれも怪我だけはしないでください!
20個目のタイトルへ向けて、
チーム一丸となれ!
行け、アントラーズ!!
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