鹿島アントラーズの2018年プレシーズンマッチは全て終了し、選手の補強や放出も一旦終了となりました。
今日から3日後の2月14日、鹿島の2018年シーズンが始まります。
シーズン初戦は、ACLのグループステージである。
その1週間後にACLの第2節をアウェイ・韓国で戦い、僅か3日後の2月24日、これまたアウェイ・清水戦で2018年J1リーグが開幕します。
けっこうハードな序盤です。
2018年の鹿島のPSMの結果、そして補強と放出を踏まえて、鹿島アントラーズの2018年シーズン展望と、今シーズンの各大会のスケジュールを確認しておきます。
今年も目標は4冠制覇!
先日行われたキックオフパーティーで、大岩監督からは「4冠制覇」という言葉が出ました。
そして昨年の悔しさを決して忘れないと・・・。
あれほど悔しい思いは、サポーターとしても2度と味わいたくありません。
- J1リーグ
- ルヴァンカップ
- 天皇杯
の3つの国内タイトル。
そして・・・
- AFCチャンピオンズリーグ
の国際タイトル。
以上4つの制覇が、2018年の鹿島の目標と宣言されました。
よって、我々サポーターも4冠を鹿島が獲るために必死に援し、獲るために必要だと思うことは何でも「声を大にして訴える」ことにしましょう。
国際大会では点を獲って勝てるチームになるべきでは?
他のサポーターからは「内弁慶」なるあり難くない渾名まで頂戴するほど、国内では19個ものタイトルを取った鹿島アントラーズは、国際タイトルに縁がありません。
ACLの前身であるアジア選手権時代を除いて7回出場しています。
最高位がベスト8で1回、ベスト16が4回、グループリーグ敗退が2回です。
リーグ3連覇を達成していた時期の2008年がベスト8、翌年がベスト16であった。
あの時期の鹿島でも獲れなかったタイトルである。
そう考えると、鹿島のサッカースタイルをこのまま続けることで国際大会に手が届くのが疑問に感じるのは私だけでしょうか?
伝統として続けてきたブラジルサッカーの系譜は止める必要はないと思います。
そして、守備力も絶対に必要だと思います。
でも、サッカーは点を獲らないと基本的には勝てないスポーツである。
その点を、考える必要があるのではないかと思いますし、昨年からの鹿島のスタイルのままで国際タイトルを獲れるのか?不安が尽きません。
2018年、リーグ制覇はマストである
鹿島は全てのタイトルを獲らなくてはいけないし、内田選手の台詞をお借りすると「勝ってなんぼのチーム」である。
だが、敢えて言うならば、2018年はリーグ制覇が至上命題である。
このタイトルだけは、絶対に譲ってはいけない。
失った十数億の痛みを忘れてはいけない
2017年、鹿島アントラーズは2位で終わってしまった。
最後の最後で、タイトルが手のひらから零れ落ちてしまった。
この時に失ったのはリーグタイトルだけではない!
20冠目のタイトルという称号だけではない。
2位となったことで、10数億円の賞金を失ってしまったのである。
この先5年、10年の鹿島の未来を考えたとき、本当に大きな大きな資金を失ってしまったと思います。
だからこそ、今年は何としてもリーグを制覇し、チームの未来を作るための資金を手にして欲しい。
2018年の鹿島の試合スケジュール
2018年はかなり厳しい日程となった。
6月にワールドカップがあるため、リーグ戦は約2ヶ月間中断となる。
それにも関わらず、開幕戦と最終戦の日程は昨年とほぼ同じである。
2年目の大岩監督の手腕が問われる一年となりそうです。
2018年J1リーグ日程表
鹿島アントラーズのHPを参考にしてまとめました。
■序盤、レアンドロや西がどのタイミング戻ってくるでしょうか?
- 第1節 2/25(日) 13:00 アウェイ 清水エスパルス
- 第2節 3/3(土) 16:00 ホーム ガンバ大阪
- 第3節 3/10(土) 15:00 ホーム サンフレッチェ広島
- 第4節 3/18(日) 16:00 アウェイ サガン鳥栖
- 第5節 3/31(土) 15:00 ホーム 北海道コンサドーレ札幌
- 第6節 4/7(土) 19:00 アウェイ 湘南ベルマーレ
- 第7節 4/11(水) 19:00 アウェイ FC東京
- 第8節 4/14(土) 14:00 ホーム 名古屋グランパス
■15日間で5試合!選手の起用法が鍵となろう!
さらに、4/17にACLグループステージ第6戦がホームで予定されています。本当に厳しい日程です。
- 第9節 4/21(土) 16:00 アウェイ 川崎フロンターレ
- 第10節 4/25(水) 19:00 ホーム ヴィッセル神戸
- 第11節 4/28(土) 19:00 アウェイ 横浜F・マリノス
- 第12節 5/2(水) 19:00 ホーム V・ファーレン長崎
- 第13節 5/5(土・祝) 17:00 ホーム 浦和レッズ
■13節から15節の間に、ACLのラウンド16が予定されています。
ここも選手起用が重要です。
- 第14節 5/12(土)※1 15:00 アウェイ セレッソ大阪
- 第15節 5/20(日) 14:00 ホーム ベガルタ仙台
■ワールドカップ中断明けもかなり詰まっている。
19日間で5試合である。
- 第16節 7/18(水) 19:00 アウェイ ジュビロ磐田
- 第17節 7/22(日) 18:30 ホーム 柏レイソル
- 第18節 7/28(土) 19:00 アウェイ ガンバ大阪
- 第19節 8/1(水) 19:00 ホーム FC東京
- 第20節 8/5(日) 18:30 ホーム 清水エスパルス
■21節以降もリーグ戦は基本的に1週間に1試合となる。
しかし、ACLやルヴァン、天皇杯を獲るために勝ち進めば厳しい日程となるだろう。
それから、以前の記事でも書いたのですが、2018年度も終盤の日程は厳しい。
第28節からの32節までは、本当にしんどい戦いとなりそうです。
- 第21節 8/11(土・祝) 18:00 アウェイ 名古屋グランパス
- 第22節 8/15(水) 19:00 アウェイ V・ファーレン長崎
- 第23節 8/19(日) 18:30 ホーム 横浜F・マリノス
- 第24節 8/25(土)※2 18:30 ホーム ジュビロ磐田
- 第25節 9/1(土)or9/2(日)アウェイ サンフレッチェ広島
- 第26節 9/15(土)or9/16(日)※3 ホーム 湘南ベルマーレ
- 第27節 9/22(土)or9/23(日・祝) アウェイ 北海道コンサドーレ札幌
- 第28節 9/29(土)or9/30(日) アウェイ ヴィッセル神戸
- 第29節 10/6(土)or10/7(日)ホーム 川崎フロンターレ
- 第30節 10/20(土)or10/21(日)アウェイA 浦和レッズ
- 第31節 11/3(土・祝)or11/4(日)※4 ホーム セレッソ大阪
- 第32節 11/10(土)※5 アウェイ 柏レイソル
- 第33節 11/24(土) アウェイ ベガルタ仙台
- 第34節 12/1(土) ホーム サガン鳥栖
※1 両チームもしくはいずれかのチームがACLラウンド16に進出した場合、7月25日(水)19:00KOで開催されます。
※2 ACL準々決勝に進出した場合、開催日が8月24日(金)19:00KOに変更となる可能性があります。
※3 ACL準々決勝に進出した場合、開催日が9月14日(金)に変更となる可能性があります。
※4 ACL決勝に進出した場合、開催日が10月31日(水)に変更となる可能性があります。
※5 ACL決勝に進出した場合、開催日が11月6日(火)もしくは11月7日(水)に変更となる可能性があります。
ACLグループステージ
鹿島はグループHに所属しています。
- 第1節 2/14(水) 19:00 カシマ H 上海申花
- 第2節 2/21(水) 19:00 水原 A 水原三星ブルーウイングス
- 第3節 3/7(水) 19:30 シドニー A シドニーFC
- 第4節 3/13(火) 19:00 カシマ H シドニーFC
- 第5節 4/3(火) 20:00 上海 A 上海申花
- 第6節 4/17(火) 19:00 カシマ H 水原三星ブルーウイングス
【決勝トーナメント1回戦】
[第1戦] (5/7~9)
[第2戦] (5/14~16)
【準々決勝】
[第1戦] (8/27~29)
[第2戦] (9/17~19)
【準決勝】
[第1戦] (10/1~3)
[第2戦] (10/22~24)
【決勝】
[第1戦] (11/3 土)
[第2戦] (11/10 土)
ルヴァンカップの日程表
鹿島はACLへ出場するため、予選は免除されています。
<ノックアウトステージ>
【準々決勝】
第1戦 9/5(水)
第2戦 9/9(日)
【準決勝】
第1戦 10/10(水)
第2戦 10/14(日)
【決 勝】
決勝 10/27(土) 埼玉スタジアム2002
天皇杯の日程表
鹿島が出場するのは2回戦からとなります。
2回戦は6/6で、3回戦は7/11です。
ワールドカップの初戦は6/19、決勝トーナメント1回戦は7/2か3です。
つまり、代表組みは天皇杯の2回戦と3回戦には出場出来ないことになります。
昨年のルヴァンカップのように、CB問題がクローズアップされないことを祈ります。
それと、準々決勝から準決勝まで開きすぎな気がします・・・。
【1回戦】
2018年5/26(土)、27(日) *シードチーム、都道府県代表チーム出場
【2回戦】
6/6(水) *J1、J2チーム出場
【3回戦】
7/11日(水)
【ラウンド16(4回戦)】
8/22(水)
【準々決勝】
10/24(水)
【準決勝】
12/16(日)
【決勝】
12/24(月・振休) @埼玉スタジアム2002
鹿島の補強はこれで終わりなのか?
改めて、鹿島の補強メンバーを確認します。
- DF内田 篤人(前:ウニオン・ベルリン)
- DF犬飼 智也(前:清水エスパルス)
- DF安西 幸輝(前:東京ヴェルディ)
- FW山口 一真(前:阪南大)
- GK沖 悠哉(前:鹿島アントラーズユース)
山口と沖は新人。
内田、犬飼、安西のDF3人衆は移籍組み。
本当にこの5人だけで良いのか?
昨年ラスト2試合で露呈した得点力不足は本当に解消されるのか?
守備の堅いチームから点を獲れるイメージが沸かない・・・
昨年、シーズンが始まった頃から書き続けているのだが、今の鹿島には攻撃のタクトを振ることが出来る選手がいない。
選手個人個人は、他のチームに比べて遜色ありません。
ただ、その素晴らしい選手を活かせる人が居ないように思います。
昨年と同じままで、ペドロが本当に活きるのか?
生粋の点取り屋ではない、そしてCFではない金崎が得点を増やすことが出来るのか?
レアンドロや金森、安部や土居など、前線の選手の良さを引き出すことが出来る選手が居ないことが、とても気になって仕方ありません。
それでも、チームとして攻撃の選手を補強していないと言う事は、攻撃に関しては昨年のメンバーをベースにして十分戦えると言う事なのでしょうね。
開幕直前となった今では、チームの判断を信じるしかありません。
シーズン序盤での怪我人
残念なことに、シーズン開始前から主力クラスに怪我人と不調者が出ています。
しかも、その選手が攻撃の要になる選手なだけにシーズン開幕を前にして不安を感じています。
昨年のJ1の結果を見れば一目瞭然だが、上位数チームの実力はとても拮抗している。それゆえ、スタートで躓くとかなり厳しいことになると思うのです。
バックアップのメンバーの奮起を期待したいが、開幕から期待を背負わせ過ぎるのはプレッシャーも大きくなるので心配である。
金崎の怪我は間に合うのか?
不調により7日の盛岡との練習試合に不参加。
その後も完全復帰のニュースはまだ出ていません。
慢性化していた足首の痛みも気になります。
今年は10番を背負い、本人も気負うところがあると思いますが、まずはシーズン通して戦うことを念頭において欲しいと思います。
レアンドロの怪我からの復帰時期は?
左膝蓋靱帯(じんたい)損傷で全治3〜4週間
7日に行われた盛岡との練習試合で負傷しました。
ACLの序盤の2試合は絶望ですね。
第1節 2/14(水) 19:00 カシマ H 上海申花
第2節 2/21(水) 19:00 水原 A 水原三星ブルーウイングス
それからリーグ戦も開幕戦は厳しいでしょう。
なんとかガンバ戦には戻ってきて欲しいです。
第1節 2/25(日) 13:00 アウェイ 清水エスパルス
第2節 3/3(土) 16:00 ホーム ガンバ大阪
万が一、怪我の回復が遅れてしまい、
ACLの第3節 3/7(水) 19:30 シドニー A シドニーFCと、リーグの第3節 3/10(土) 15:00 ホーム サンフレッチェ広島 まで間に合わないと、かなり痛手となります。
焦らず、でも、長引かせず、2月一杯で戻ってきて欲しいです。
西の回復状況はどうなのだ?
右膝内側側副靭帯断裂で修復手術済み。全治は約4カ月
12月2日の最終戦で負傷しました。
回復は順調とのことですが、それでも復帰は4月頃とのこと。
GW前後の厳しい日程の前に、万全のコンディションで戻ってきてくれると、チームとしては助かります。
2018年シーズンの鍵を握るのはフィジカルコーチだ!
2018年の厳しい日程を戦い抜き、栄光を掴むためには、大岩監督とチームスタッフの手腕が問われると思います。
そして、私は今シーズンの鍵を握るのはフィジカルコーチの里内さんではないかと考えています。
- 如何にしてコンディションを高めるのか?
- 如何にしてコンディションを維持させるのか?
- 怪我人を出さないための身体のケア
- 怪我人を出したときの復帰までのケア
今年のような変則的、かつハードな日程となった時には、フィジカルコーチの役割はとても重要だと感じています。
その点、里内コーチの実績は申し分ありません。
実際、昨年、大怪我して離脱したペドロもレオも、予想以上に早くピッチに戻ってきました。しかも、コンディションは悪くありませんでした。(残念ながらペドロは得点と言う結果を出せませんでしたが・・・)
長いシーズンを戦い抜くためには、里内さんの手腕が欠かせないと考えます。
まとめ
ここまで記事を書いて読み返してみたら、まだ昨年のショックから抜け切れていないようですね。随分と、悲観的になりがちである。
書き直そうかと思ったけど、これが今の自分の本音だろうから、このまま載せることにします。
とにかく無冠で終わるシーズンはもう見たくありません。
常勝軍団の名を取り戻すためにも、タイトルを手にして欲しい。
4冠を掲げてほしい!
- ルヴァンカップ
- J1リーグ
- ACL
- 天皇杯
勝て
賜杯を掲げろ
アントラーズ!
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