lands_end’s blog

未破裂脳動脈瘤との闘いをコーギーに癒され暮らしています。鹿島アントラーズの応援と読書に人生の全てを掛けている40代の徒然日記です。

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ジーコと共に~鹿島の補強情報 内田へのオファーについて~



あらためて、昨年は本当に幸せな年末だったと実感しています。

リーグ優勝、クラブワールドカップで準優勝、翌年に向けた補強の話、そして元旦の決勝へ向けて勝ち進む天皇杯。
鹿島の事を追い掛けているだけで年が暮れた。

しかし今年は・・・、本当に寂しい限りである。
せめて来季に夢を抱ける素晴らしい補強ニュースでもあれば別なのですが・・・情報統制の厳しい組織ゆえか一向に話が漏れ出てこず、あの磐田戦の悲劇からモヤモヤとする日々が続いていました。

だからこそ、あの男へのオファーがニュースになると鹿島サポーター達はこぞってそのニュースに飛びついたのだと思います。
みんな、鹿島不足に陥っていたのです。

内田篤人へのオファーについて思うことを書いておきます。

 

内田オファーの目的は「勝ち方を知る男」の獲得だが・・・

内田へのオファーがニュースになると、各社こぞって様々な記事をネット上に上げてくれました。某社などはまさかの編集ミスで移籍金2億7千万!と掲載し、その後にしれっと2700万と訂正していましたが、読んで面白いと感じる記事あり、アホかと思う記事あり、鹿島関連の明るいニュースに飢えていた私にとっては嬉しい数日が続いています。

それら記事の中で一番目を引いたのは、以下の記事である。

www.hochi.co.jp

鹿島の3連覇を身を持って知る男であり、海を渡ってからも数々の大舞台を経験した選手であるから、鈴木さんがいう事は納得できる。

しかし・・・
記事を読んで数日経った今疑問と不安に感じることがあります。

 

疑問:鹿島には既に勝ち方を知る男がいるでしょ?

鹿島のキャプテン小笠原満男は健在である。

その存在感は絶大だ。
チームで勝ち得た19個のタイトルのうち、16個に関わった男である。
練習や試合中に選手へ与える影響力は絶大だし、数々の修羅場を共に潜り抜けた鹿島サポーターからの信頼も厚い。
さらに、東日本大震災以来続けている被災地復興のための尽力はは、サッカー関係者以外の人々からもその行動力や姿勢を賞賛されている。

先日もこんな活動が紹介されていました。

満男がいるじゃないか?

今のチームが満男に求めているものと、内田にこれから期待しているものは多少違うのかも知れない。
ですが、少なくとも先程の鈴木さんの言葉は腑に落ちなくなった。
小笠原はどうなんだよ?と。

 

不安:勝ち方を知る男をちゃんと使いこなせるのか?

鹿島アントラーズは来季も大岩監督と共に戦うことを決めた。
それは構わない。
色々と言いたい事はあるが、就任以来の成績は決して悪いものではない。

しかしだ・・・
リーグ最後の2試合に対する、優勝を逃したことに対する、重大な使命を達成できなかったことに対するエクスキューズを、監督自身の言葉で述べて貰いたいと思う。

  • なぜ、あのメンバーで戦ったのか?
  • なぜ、勝ち方を知る男をベンチに置いたままにしたのか?
  • なぜ、優勝を逃したのか?

それなくして、鈴木さんの言う「勝ち方を知る男を獲得」真実味を感じられません。
内田を獲得してちゃんと使いこなせる監督ですか?と。

 

文句ばかり垂れていますが今の鹿島に内田が必要!

偉そうに自説を述べてきましたが、私個人としては内田は絶対に必要だと思います。

鈴木さんの言う、勝ち方を知る男が必要と言う点でも必要でしょうが、私としては鹿島の伝統を正しく継承させる選手として必要だと感じています。

鹿島には小笠原がいます。曽ヶ端もいます。
鹿島がこれまで築いてきた歴史や伝統を彼らから学ぶことも出来ます。

しかし・・・
彼らの次がポッカリと・・・
まさにポッカリと昌子達の代まで空いています。
その差は約15年。高卒や大卒で加入する選手にとっては、小笠原や曽ヶ端はやや距離のある存在になってしまうと思います。

昌子の言動を見ていると鹿島を背負うと言う強い思いは感じられます。
ですが、新人の世話やチームのまとめなどに労力と時間を注ぐ前に、今は彼自身がストイックに己のプレー向上を目指さなくてはいけない選手ではないかと思うのです。
それゆえ、来年30歳になる経験豊かな内田の獲得の意義があると思います。

単純にチームを勝たせる選手として獲得するのではないと思います。

  • 小笠原や曽ヶ端といった生き字引になりつつある選手の経験値を吸い上げ、適切に下の世代に継承するため。
  • 数年後に鹿島を背負う立場になる選手(昌子や鈴木)に、今は己のプレーの向上に全精力を傾けさせて成長する時間を与えるため。

最近ピリッとしない昌子には、来年1年はCBを極めることのみに全精力を注がせることで、数段上のレベルまで成長するように思います。

だから、内田には是非とも来て欲しい。
鹿島の未来のために、頼みます!

それから、個人的な願いであるが、内田が加入してくれると来年は家族で鹿島スタジアムに行く回数が増えそうで、家族円満のためには大変ありがたいです。
(ウチの嫁さんは昨年柴崎を失いモチベーションを失っていましたが、内田加入のニュースを見て興味を示しています。ちなみに、結婚しているのかと聞かれたが、適当に流したことは内緒である)

 

鹿島の背番号2について

最後に、背番号2について自論を述べてみたいと思います。
あくまでも私個人の勝手な考えです。
読んで不快になる方が居たらすいません。

3連覇を果たした翌2010年夏、少なくない移籍金を置き土産に彼は海を渡った。
それ以来、鹿島の背番号2は空番となったままである。
ジョルジーニョ、奈良橋、そして内田へと引き継がれた背番号2は、約7年背負い者がいなかった。

断っておくが、チームの方針を私は知りません。
実際に所属している選手個々がどういう考えであったのかも知りません。
ただ、私が知っているのは長年に渡り背番号2を背負う選手が居なかったと言う事実。

それを元に以下のように考えています。

背番号を空けて待っていたと言うのは、美談と言えば美談かもしれない。
鹿島の魂を背負える選手の帰還を待っていたと言う美しき話。
でも、私の考えははちょっと違います。

私はずっと不安を感じていました。
7年もの間、2番を託すことが出来る選手を獲れない、または育てることが出来ないチームの実力に関して、不安を感じずには居られませんでした。

もしも本当に、内田が戻るのを信じてずーっと背番号を空けて待っていたのが真実であるとするならば、チームの方針に疑問を感じてしまいます。
背番号ってそんな扱いなのか?と。
私は、鹿島が考える背番号像があり、その実力に合う選手が居ないから空番だったのだと信じたいです。

だからこそ、内田の復帰が実現したとしても、初の1年目は背番号2を託して欲しくありません。
2018年シーズンにおいてタイトルをもたらす活躍をした選手に、長らく空番となっていた背番号2を託して欲しいと考えています。

公平な競争ってのはそういう考えから生まれるのではないかと私は思います。

まあ、相容れない考えの方のほうが多いと思うのです。
上に書いたのはあくまでも個人的な感想と考えなので、・・・クレームとかしないでください。

 

追加 梅鉢選手の移籍報道

柴崎、昌子と同期入団の梅鉢貴秀選手がツエーゲン金沢に完全移籍することになった。

www.so-net.ne.jp


素晴らしいセンスと技術の持ち主で、ゆくゆくは鹿島の中盤を担ってくれると期待していたのだが、鹿島で大きく羽ばたくには何かが足りなかった。
運動量が豊富でボールを奪うプレーに定評があると言われている。いや・・・いた。
でも、その定評は今年で比較するならば、レオシルバや永木を超えるモノではなかったのも事実である。

それでもまだ、25歳!
セレッソへ移籍した山村の例もあるように、何かきっかけを掴めば潜在能力を活かした別の面が開花することもあるはずです。

怪我には気をつけて、サッカー人生を奮闘して欲しいです。
頑張れ、梅鉢!

 

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