2017年11月15日、ロシアワールドカップ予選が全て終了しました。
ペルーがホームでニュージーランドを2-0で下し(ニュージーランドのホームでは0-0)、36年ぶり5回目の出場を32番目の席で滑り込みました。
今回の予選も各地で波乱が起きました。
中でも一番の衝撃が、イタリアの予選敗退でした。
60年ぶりの予選敗退・・・
イタリアへ出張していて、たまたたその瞬間に街中に飲みに出ていた会社の同僚の話では、街中が異様な空気に包まれていたそうです。
まあ、イタリアの悲劇はさておき、2018年ロシアワールドカップに出場する32カ国の確認と、12月1日に行われる組合せ抽選会のためのポッド分けが決定したので、まとめておきます。
書いておかないと、自分も直ぐ忘れてしまうので・・・。
ロシアワールドカップ出場32カ国・地域別で表示
出場32カ国を地域ごとにまとめます。
各予選地域での出場国(協会)が何チームだったのかも記載しておきます。
FIFAランクは2017年10月時点です。
欧州(UEFA)出場14カ国
予選参加は54協会(UEFA加盟は55協会)
54分の14なので、出場出来る確立は25.9%です。
- ロシア(2大会連続11回目/FIFAランク65位)※開催国枠
- ドイツ(17大会連続19回目/FIFAランク1位)
- ポルトガル(5大会連続7回目/FIFAランク3位)
- ベルギー(2大会連続13回目/FIFAランク5位)
- ポーランド(3大会ぶり8回目/FIFAランク6位)
- フランス(6大会連続15回目/FIFAランク7位)
- スペイン(11大会連続15回目/FIFAランク8位)
- スイス(4大会連続11回目/FIFAランク11位)
- イングランド(6大会連続15回目/FIFAランク12位)
- クロアチア(2大会連続5回目/FIFAランク18位)
- デンマーク(2大会ぶり5回目/FIFAランク19位)
- アイスランド(初出場/FIFAランク21位)
- スウェーデン(3大会ぶり12回目/FIFAランク25位)
- セルビア(2大会ぶり12回目/FIFAランク38位)
何といってもイタリアとオランダの敗退が衝撃でした。
そして、EUROで躍進したウェールズの敗退も驚きでした。
それでもアイスランドはEUROでの快進撃が偶然ではなかったことを証明して、ワールドカップ初出場を勝ち取りました。
南米(CONMEBOL)出場5カ国
予選参加は10カ国
10分の5なので、出場確率は50%
- ブラジル(21大会連続21回目/FIFAランク2位)
- アルゼンチン(12大会連続17回目/FIFAランク4位)
- ペルー(9大会ぶり5回目/FIFAランク10位)
- コロンビア(2大会連続6回目/FIFAランク13位)
- ウルグアイ(3大会連続13回目/FIFAランク17位)
何といってもチリの敗退が衝撃でした。
2015年、2016年の南米選手権を連覇しているのに・・・。
恐るべし南米予選!
日本が放り込まれたら偉いことになるな・・・。
アフリカ(CAF)出場5カ国
予選参加は54協会(CAF加盟は56協会)
54分の5なので、出場確率は9.2%
- チュニジア(3大会ぶり5回目/FIFAランク28位)
- エジプト(7大会ぶり3回目/FIFAランク30位)
- セネガル(4大会ぶり2回目/FIFAランク32位)
- ナイジェリア(3大会連続6回目/FIFAランク41位)
- モロッコ(5大会ぶり5回目/FIFAランク48位)
正直、アフリカは全く判りません。
ですが、前回ブラジルワールドカップから連続出場はナイジェリアただ1カ国です。
かなり苛烈な戦いなのでしょう。
ちなみに、現日本代表のハリルホジッチがブラジルワールドカップで率いたアルジェリアは、最終予選のリーグ戦(4カ国)で1勝も出来ずに敗退しています。ブラジルではベスト16に入ったのですがねぇ。
アジア(AFC)出場5カ国
予選参加は46協会(AFC所属は47協会)
47分の5なので、出場確率は10.6%です。
- イラン(2大会連続5回目/FIFAランク34位)
- オーストラリア(4大会連続5回目/FIFAランク43位)
- 日本(6大会連続6回目/FIFAランク44位)
- 韓国(9大会連続10回目/FIFAランク62位)
- サウジアラビア(3大会ぶり5回目/FIFAランク63位)
日本が所属するアジアからは、史上初の5ヶ国が出場です。
ホンジュラスとの大陸間プレーオフを勝ち抜いたオーストラリアに敬意を表します。
アジアの地位向上のためにも、5カ国のうち1つでも2つでも決勝トーナメントに進んで欲しいです。
北中米カリブ海(CONCACAF)出場3カ国
予選参加は35協会(CONCACAF加盟は41協会)
35分の3なので、出場確率は8.6%です。
- メキシコ(7大会連続16回目/FIFAランク16位)
- コスタリカ(2大会連続5回目/FIFAランク22位)
- パナマ(初出場/FIFAランク49位)
アメリカの敗退には驚きました。
北中米は、メキシコとアメリカはいつも出場して、残り1枠をその他大勢で争うイメージでした。
ロシアワールドカップ出場32カ国 ポッド順で表示
2017年12月1日にモスクワでロシアワールドカップ組合せ抽選会が行われます。
出場32カ国を、FIFAのランク順(10月発表が基準)に4つのポッド(1つのポッドは8カ国ずつ)に分けて4カ国ずつ8つのグループに振り分けます。
そうすることで、予選リーグで同レベルの相手と複数当たらないようにしています。
また、同大陸間ではグループリーグで対戦しない措置が取られるため、13カ国が出場するヨーロッパは、同グループ内では最大2カ国までになるそうです。
なんだか複雑ですが、「要は強豪国がいくつかのグループに集中してしまい、決勝トーナメントが面白くなると客が減るので、それを阻止する措置と覚えればよい」と私的には解釈しています。
ポッド1~4は以下の通りです。(内の数字はFIFAランキング)
ロシアワールドカップ組み合わせ抽選 ポット1
- ロシア(65位)※開催国
- ドイツ(1位)
- ブラジル(2位)
- ポルトガル(3位)
- アルゼンチン(4位)
- ベルギー(5位)
- ポーランド(6位)
- フランス(7位)
どこと当たっても嫌ですね。
でも、日本は南米勢に極端に弱いので、ヨーロッパ勢の方がいいかも・・・
と思ったら、南米の国はブラジルとアルゼンチンだよ。
どちらもダメだ。
ロシアワールドカップ組み合わせ抽選 ポット2
- スペイン(8位)
- ペルー(10位)
- スイス(11位)
- イングランド(12位)
- コロンビア(13位)
- メキシコ(16位)
- ウルグアイ(17位)
- クロアチア(18位)
開催国のロシアをポッド1にした所為でポッド2に弾き出されたスペインが鍵ですね。
まあ、それ以外にも難敵しか居ませんね。
ロシアワールドカップ組み合わせ抽選 ポット3
- デンマーク(19位)
- アイスランド(21位)
- コスタリカ(22位)
- スウェーデン(25位)
- チュニジア(28位)
- エジプト(30位)
- セネガル(32位)
- イラン(34位)
やり方次第では良い勝負が出来る国が揃うポッドです。
本当なら、イランの代わりに日本がこのポッドに入りたかったなぁ。
ロシアワールドカップ組み合わせ抽選 ポット4
- セルビア(38位)
- ナイジェリア(41位)
- オーストラリア(43位)
- 日本(44位)
- モロッコ(48位)
- パナマ(49位)
- 韓国(62位)
- サウジアラビア(63位)
多分、世界のサッカーファンからはポッド4の国々は勝ち点を稼ぐ鴨扱いでしょう。
だからこそ、番狂わせを起こす価値があります。
頑張れ、日本!
膨らむ妄想で楽しみなワールドカップ抽選会
2017年12月1日にロシアワールドカップの抽選会が行われます。
昼前に行うとは思えませんので、現地時間で7時ごろからスタートすると考えると、日本とロシア(モスクワ)の時差は+6時間ですので、日本では12月2日の1時以降にテレビで放送されると思います。
それまでは、ポッド分けを見ながら妄想して楽しむことにしましょう。
ロシアワールドカップ組合せ抽選シミュレーターで遊ぼう!
ネット時代と言うのは本当に便利です。
ブラジルの時にも組合せシミュレーターで遊んだ記憶を頼りに探したら、ありました!
こちらのサイトで遊べます!
ちなみに、私がやった組合せは以下の通りです。
いきなりこんな結果が出ました!
これはもしかして開幕戦引き当てたのかな?
なんて・・・アホですね。
でも、こんな妄想が一番楽しいです。
皆さんもぜひ楽しんでください~!
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