この一連の記事は、2015年春に見つかった未破裂脳動脈瘤を、
2016年春に『開頭クリッピング手術』を受けて治療した闘病記録です。
今回の記事は、入院を目前に控えて用意したグッズの中で、病院へ持込んで良かったと思う商品の紹介です。
入院なんてしょっちゅうする訳ではないので、購入する時に意外と悩んだので、何かのお役に立てばと思いまとめてみました。
自分が用意して持込んだグッズで役立った7点
脳血管撮影検査で2泊3日の入院はしたが、本格的な入院は小学校4年の時に盲腸で入院してから経験ありません。
身近な人で入院した人もいません。
そのため、入院するのに準備するものは全く知識がありませんでした。
2週間近く入院するため、色々と買い込んで病院へ持込みました。
その中から、もしもまた自分が病気や怪我で入院することがあれば、きっと持込むであろうと思うグッズを紹介します。
その1 絶対に前開きのパジャマにすべし
家では高校生位からスウェットで寝ています。
いわゆるパジャマは着ません。
今回の入院でも、スウェットで過ごすつもりでした。
ところが、入院前に母親が自宅を訪れ、
『お婆ちゃんが死ぬ前に入院した時にはパジャマが役立った』と縁起でも無い事を言いつつ、パジャマを2着くれました。
なので、入院する時に持って行きました。
結論から言うと、パジャマ以外は着るな!
です。
- 注射したり
- 点滴をしたり
- 血圧を測ったり
- 聴診を身体に当てたり
入院中は1日何度も服を捲くります。
スウェットだと間違いなく不便だったと思います。
パジャマだと前のボタンを外せば、バーンと身体を晒せます。
スウェットも前開きのモノがあるかも知れませんが、ジッパーなど付いていたらそのままCTは取れません。
パジャマ!
入院中はとにかくパジャマが便利です!!
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その2 スリッパは危険!踵が若干あるスニーカーにすべし
入院前の説明で、スリッパは転倒の危険があるので止めるように言われると思います。
実際に入院した際には、スリッパは居ませんでしたが、クロックスの人は結構いました。
踵に紐の部分があるから、転倒は防げるのかも知れませんが、着脱は身体を屈める必要もあるし、何より足にフィットしていないため歩きにくそうでした。
そこで、私が買っていたのは、踵の部分が低いスニーカーでした。
サラリーマンが社内で使うビジネススリッパみたいな靴です。
- 足にフィットしているので歩きやすい
- 踵も若干だがあるので脱げて転倒もない
- 回復期に病院中を歩き回るが疲れにくい
おススメです。
踵の低いスニーカー。
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その3 長時間横になるのでネックピローは必須です
このグッズを持込んだのは嫁さんの発案でした。
飛行機に長時間搭乗するときに利用する、あの首まくらです。
病院のベッドはリクライニング出来るし、そんなに必要ではない・・・
と思っていましたが、そんな事はありませんでした。
確かにリクライニングは出来ますが、頭の角度を固定するは出来ません。
リクライニングで角度がつくと、枕はずり落ちます。
その角度で本を読んだりしていると、結構疲れます。
そんな時、この首まくら・ネックピローは重宝しました。
首の負担を軽減してくれ、入院の日々を過ごしやすくしてくれました。
その4 ストローつきキャップは飲むのに便利でした
他の病気や怪我の場合には当てはまるか定かではありませんが、
『開頭クリッピング手術』を受けた場合にはきっと役立つと思います。
手術後、暫くは頭も身体もほとんど動かせません。
その状態で缶やペットボトルから直飲みは無理です。
ストローを使っても、傾けると中身がこぼれます。
ですが、ストローつきキャップならペットボトルから飲むのに本当に便利でした。
私が使っていたら、同じ病室の人達が真似して太鼓判を押してくれました。
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その5 あって良かったメガネ用チェーン
このグッズは、目が良い人には全く共感してもらえないと思います・・・。
私は近視です。
物凄い近視です。なので普段はコンタクトですが、入院中はメガネでした。
このメガネが厄介でした・・・。
ベッドで過ごしている時、メガネの置き場所に困りました。
- サイドテーブルはちょっと離れているし
- ベッドの脇に置いておくと寝返りで潰れるし
- 使いたい時に限って布団の何処かに行方不明になるし
最初は、おばちゃんみたいになるかもと危惧していましたが・・・
使ってみると便利です。
外しても首から下がっているので行方不明にはなりません。
些細な事なんですが、便利でしたよ!
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その6 懐中電灯は夜中のトイレ行きに役立ちます
病院はとても規則正しい場所です。
朝は6時に起床。夜は10時に消灯。
入院したのは4月。外が明るくなるのは朝の5時頃で、それまでは暗闇です。
もちろん、廊下には電気が点いていますし、病室の扉も終日開けっ放しのため、真っ暗闇ではありません。
ですが、視力が弱い私にとっては、ベッドを覆うカーテンが僅かな光も遮ってしまい、不安を感じる空間でした。
そんな夜中・・・入院中はなぜか寝ている時にトイレに行きたくなります。
眠りが浅い所為でしょうか?理由は判りません。
とにかく、トイレに行く際、足元の靴の位置を確認するのに懐中電灯は役立ちます。
それから、部屋から出るの明かりに向かって歩くだけは困難ではありませんが、
明るい廊下から自分のベッドへ戻る時には困ります。
目が明るさに慣れているので、安全に寝床へ潜り込むには、懐中電灯が重宝します。
万が一転んだら一大事です。
自分の身を守るためにも、備えて置いた方が良いと思います。
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その7ポータブルブルーレイかDVDを持参しました
私は本や漫画を読むのが趣味の1つなので、かなりの本を持込みました。
しかし、継続する頭痛に悩まされ、読書量は抑えるしかありませんでした。
無理して読むと、眼底に鈍い痛みが生じました。
そんな状態の私にとって、救いとなったのはポータブルブルーレイでした。
映像も長時間見ていると疲れましたが、それでも読書よりは遥かにましでした。
とくに音楽系の番組などは、頭が痛いときでも気晴らしになりました。
最近はポータブルのブルーレイやDVDも値段がだいぶ安くなりました。
個人的な考えですが、あまりに格安過ぎるものを買っても、退院後に使えません。
なので、ある程度はお金を掛けた方が良いと思います。
以上、入院前に準備して役立った7つのグッズの紹介でした。
次回は『未破裂脳動脈瘤と闘う ~入院前日の気持ち~』です。
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