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未破裂脳動脈瘤との闘いをコーギーに癒され暮らしています。鹿島アントラーズの応援と読書に人生の全てを掛けている40代の徒然日記です。

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未破裂脳動脈瘤と闘う~手術1ヶ月前 保険会社へ再度連絡~



この記事は、2015年春に見つかった未破裂脳動脈瘤を、
2016年春に『開頭クリッピング手術』を受けて治療した闘病記録です。

今回の記事は、『開頭クリッピング手術』までいよいよ1ヶ月となり、
仕事やプライベートなど様々な事に一旦区切りを付けていく中で、
自分が『加入している保険会社へ連絡』をした時のことをまとめてみます。

手術を決めた後、脳動脈瘤の状態を確認するために『脳血管撮影検査』を受信した際にも保険会社に連絡をしました。
(その時の関連記事はこちら)

未破裂脳動脈瘤と闘う~2泊3日入院では保険は出ない!?~ - lands_end’s blog

その時の失敗も経験とし、本番の手術を前に改めて保険会社に連絡しました。
そして、保険会社に連絡をしてみて、『連絡して本当に良かった』と感じた点がありましたのでご報告します。

 

保険給付に必要な書類や手続きを事前確認することは大切です

保険会社に『手術を受けました!』と言っても、お金は貰えません!

きちんと診断書を用意し、
保険会社への申請書を作成し、
保険会社へ郵送することで初めて審査が始まります。

当たり前の事ですが、この請求の仕組みを知っておくことは重要だと思います。

 

病院へ作成依頼する診断書は無料ではありません

保険申請に必要な診断書は無料ではありません

診断書1通に付き、約5000円のお金が掛かります。

そこで、手続きに間違いがないように、
頭がスッキリしている手術前に『どういう内容の診断書が必要なのか?』を保険会社にきちんと確認しておき、また、可能であれば『記入用紙と見本』を先に貰っておく方が良いと思います。
なぜなら、手術後の心身ともに弱っている時には、シンドイ作業ですから!

 

保険は入院中だって申請できます!

保険って、退院後でないと申請出来ないと思っていますか?
私はそう思っていました。

ですが、事前に電話して良かったと思った1点目がこれです。

『入院中でも申請し給付を受けることは可能である!』

例えば、

  • 入院が予想以上に長引きそうな時
  • 入院費用が手持ちの額で払えそうも無い時

保険の入院給付金については入院中でも申請が可能だそうです。

★ただし、この途中申請時にも医師の診断書が必要となり、退院後の申請時にも改めて医師の診断書が必要となるため、先に述べた費用(約5000円)が2倍となります。

それでも、入院中でも申請が出来る!と言うことを知っておくだけでも、
『イザ』という時に対応しやすいと思います。

 

保険が振り込まれるまで何日かかる?

申請してからどれ位で振り込まれるのでしょうか?
私的には、1ヶ月くらい掛かると思っていました。

ですが、保険会社はとても迅速に対応してくれます。

保険会社は、保険請求の書類を受理した日から数えて5営業日以内に、指定の口座に振り込みます。

これなら、術後の日々の生活において、お金に困ること無いですね!

例として考えて見ましょう。
土曜に退院、日曜に書類をセット、月曜に書類発送、火曜に保険会社受理。
保険会社が土日は休みだとすると・・・
火曜、水曜、木曜、金曜・・・翌々週の月曜までには給付金が振り込まれます。

これを知っておけば、お金の心配はグッと減りますね!

 

※保険会社の人に言われたことを記載しておきます

審査に時間が必要な場合や、書類に不備があると、5営業日を超える事もあります。
ですが、概ね1週間程度で振り込まれるとお考え下さい。

この制度、本当に知っておくと心の負担が減ると思います。

 

保険請求の期限はいつまで?

ちなみに、保険の請求期限はいつまでなのか?
確定申告や住宅ローン減税と違い、申請漏れが起きることは考えにくいのですが・・・。
申請期限は3年間だそうです。

ちなみに、これも保険会社の担当から聞いたことを記載しておきます。

『請求漏れってあるんですか?』
『請求期限後に請求がくることは稀ですが、期限ギリギリでの請求は結構あります』

だそうなので、気を付けましょう!

 

指定代理請求制度とは?

この点は、事前に電話して本当に良かったと思った2点目です。

保険の担当者と話しているときに、担当者から次のように言われました。

●●さんの指定代理はXX様になってます。

私、全く何のことか判りませんでした。

この指定代理人とは何なのか?
判らなかったので確認してみました。

『手術を受けた●●さんが寝たきり等、自分で意思表示が出来ない状態になった場合に、代理として申請する人です。』

ありえるんですよね。
だからこそ、担当者はその点を確認してくれたのでしょう。

ぜひ、保険に加入されている方は、事前にこの点を確認してください。
そして、『イザ』という時に誰が申請出来るのかを伝えておくことは、家族を困らせないためにも重要です。

念のため、死亡した時の受取人も調べておくべきです。
これも担当者に言われた事をそのまま引用します。

独身時代に加入した保険の場合、受取人が奥様やご主人様にへんこうされておらず、加入時に記載した人(多いのが実家の両親)のママになっているケースがあります』

まあ、あるでしょうね。
結婚した時に『届け出る』認識は無いですものね。

後々に問題を残さないようにした方がいいですね。

★指定代理人制度は、各保険会社によって微妙に異なるようです。
指定代理人特約といった制度もあります。
なので、必ず、自分の保険の担当者に確認してください!

★指定代理人について解説しているサイトを紹介します。

Q.指定代理請求制度って、どんな制度なの?|公益財団法人 生命保険文化センター

 

まとめ

正直言って、保険の担当者への連絡は、単なる事務連絡程度に考えていました。
しかし、実際に電話した後では『良かった~、電話して!』となりました。
たかが、保険会社への連絡と侮ってはいけません。
とても重要なので、保険証書を手元に用意して、時間に余裕を持って電話しましょう。

大切な点をまとめます。

  • 心身ともに余裕がある入院前に必ず確認すべし
  • 実際に手術後や退院直後に頭は働かない
  • 電話は担当者にすべし。支店やコールセンターは丁寧だけど他人事!
  • 必要書類一式は入院時に病院事務へ渡すのが理想
  • 入院中でも申請は出来る!
  • 万一の際の指定代理人と保険金の受取人は確認しよう
  • 請求後、基本は5営業日で振り込まれます

以上、入院前に保険会社へ連絡する必要性でした。

 

次回は、『手術まで1ヶ月 親友に直接会ってお願いしたこと』です。

 

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