2015年5月に見つかった未破裂脳動脈瘤。
色々と悩んだ結果、
『開頭クリッピング手術』を受けることを決意したのが、2016年の10月でした。
その後、脳血管撮影検査、手術1ヶ月前の最終検査を終え、ようやく手術を受ける事に腹が据わったのが手術前1ヶ月の2016年3月上旬。手術は4月上旬・・・。
気が付くと、手術まであと1ヶ月しかない!
万、万が一の事が起きてしまうと、自分の人生はあと1ヶ月しかない。
そう思ったらやらなくてはいけない事が多すぎて、それを思うだけで多少パニック気味になりました。
今回の記事は、手術前に行ったことの一覧をまとめて、次回以降、詳細に踏み込んでまとめてみます。
手術前1ヵ月を意識してから行ったこと
時間が無い!
とパニックになりつつ、とにかくやるべきことをリストアップしようと思いました。
今回の記事は、当時の殴り書きのメモを参考にしています。
手掛けている仕事を手仕舞いしなくてはいけない
- 引継ぎはどうするのか?
- 取引先へはどう報告するのか?
- お客様へはどう報告するのか?
- 同僚にはどう報告するのか?
この仕事の終え方がかなり大変でした。
病気のこと、手術すること、どれ位休むことになるのか・・・
については、適宜、会社の経営陣へ報告を上げていました。
ですが、直属の上司が守秘義務を守る人であった故に、
部署内での引継ぎを、急ぎ1ヶ月で行うことになり、
私だけ無く同僚までパニックに陥れてしまいました。
もしも同じことがあるなら、過ちは繰り返さないようにしようと反省しています。
保険会社に再度連絡をとる
- 手術日と病院名を伝える
- 担当者に嫁さんの連絡先を伝えた
脳血管撮影検査の時に連絡はとってましたが、念のためもう一度連絡しました。
真剣な頼みが出来る友人と会ってお願いする
- 病気の事は数名の友人にはかなり前から話していた
(良い病院や医師を探すのに、少しでもツテがないか相談したので)
- 友人に託した願いとは、万が一の時の仕切り
- ショックを受けてる嫁さんが全てを行うのは難しいと思い
友人との時間は、とても大切な時間になりました。
詳しいことは、まとめの記事を書くときに述べたいと思います。
両親へ伝えておいたこと
- 手術の成功の有無に関わらず。色々と迷惑を掛けることのお詫び
- 身体に障害が残ったときのことお
- 万が一の時の嫁さんへの手助けの依頼
40過ぎて母親を泣かしてしまい、本当に申し訳ないと思いました。
嫁さんに伝えたこと
●万が一の事態になった時のために
- 保険会社の連絡先
- 銀行口座などの連絡先
●無事に手術が終わったときのために
- 会社への連絡
- 親友への連絡
●思い出の場所へ旅行に行った
嫁さんとの時間は本当に大切でした。
毎日毎日、尽きる事がないと思うほど、話しました。
自分自身のためにしておいたこと
- 簡単な自分史の作成
- 遺書を作成
遺書・・・に思い当たったのは、あることに気付いてからでした。
詳細は、まとめ記事を書くときに述べます。
以上のことを、術前の1ヶ月間にやりました。
本当に毎日がアッと言う間に終わってしまい、何でもっと早くから準備しなかったのかと『夏休みの宿題に追われる小学生』みたいにブツブツと呟いていました。
次回、『未破裂脳動脈瘤と闘う ~仕事の手仕舞いはどうすれば?~』です。