lands_end’s blog

未破裂脳動脈瘤との闘いをコーギーに癒され暮らしています。鹿島アントラーズの応援と読書に人生の全てを掛けている40代の徒然日記です。

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ジーコと共に ~2017年Jリーグ 第3節 鹿島 VS 横浜~



来週火曜にACL第3戦を控えているため、第3節は金曜夜の開催となった。
残念ながら、自由の利かないサラリーマンには、平日夜の参戦は無理でござる。

そのため、ネットで配信されている試合を、会議室に隠れて観る事にしました。
試合を観た感想をまとめてみます。

 

スターティングメンバーと試合結果

鹿島   - 0  横浜

スターティングメンバー
GK 1 クォン スンテ
DF 24 伊東 幸敏
  5 植田 直通
  3 昌子 源
   16 山本 脩斗
MF 40 小笠原 満男 →後半74分 永木 亮太
  4  レオ シルバ
      25 遠藤 康
  8 土居 聖真
FW 33 金崎 夢生 →後半71 中村 充孝
  7 ペドロ ジュニオール →後半71分 鈴木 優磨

 

途中出場の鈴木優磨が伊東のクロスにヘディングを合わせ1-0で勝利した。

勝利し、勝ち点3を得たことは喜ばしいことだが、手放しで喜べない状だと思う。
昨日の試合を観て、私の素人目戦ですが、良くなってきたと思える点と不安を感じる点をあげてみたい。

 

活性化した攻撃面

直近3試合に比べると、明らかに攻撃面では改善が見られました。
5日間の休養が取れたので、コンディションが良かったのかも知れません。

マリノス戦で目立ったのは中盤の2人です。

 

レオ・シルバ

休養が取れて体力が有り余っているので、
今まで以上に前に前に、ボールを持っている人をどこまで追っかけていく・・・、
そんレオになるのではと恐れていましたが、この試合ではバランスを崩すようなプレーはそれほど目立ちませんでした。

バブンスキーを押さえ込むのに必死で、いつもように好きに動けなかったのかも知れませんが、レオが中盤でバランスを取ることが出来ればチームとして締まる、という印象でした。

今年のアントラーズは、レオ・シルバの出来次第なのでしょうか?
だとすると、不安は残りますね。

 

タクトを振るった遠藤

ここ数試合、試合が終わる度に『リンクマン』が必要だと私は書いてきました。

だから・・・なんてことは絶対に無いでしょうが、
昨日の試合では遠藤が中盤でゲームをコントロールしていました。

右へ左へパスを散らし、危険なエリアにも何度もパスを入れ続け、最後にようやく実を結びました。

やっぱり、鹿島の攻撃には中盤からサイドへ出して、高い位置からクロスを上げる攻撃が必須と思います。

 

ゼロックスと蔚山の試合での遠藤は、調子が本当に良さそうでした。
ただ、それ以降はコンディションが悪いのかキレがありませんでしたが、昨日の試合は久々にパスのアイデアとキレは抜群でした。

この2人の状況を考えると、どれだけ過密日程が過酷なのか判ります。

 

フィットしない攻撃面

昨日は中盤から何度も良いパスが出ているのに、得点はたったの1点に終わりました。
この結果を、FW陣のミスなのか、偶々と捉えるか、それとも連携の問題か・・・。
私の考えは、連携面だと思います。

 

ペドロ・ジュニオール

ゼロックスから数えること昨日までで7試合です。
しかしペドロは、未だに鹿島のスタイルが理解出来ないようです。

彼は新潟から浦和に行ったシルバの様な点取り屋ではないと思います。

ボールを貰って、それを自分でコントロールして局面を打開するタイプではなく、
ボールを貰って、それをシンプルに叩いて戻し、瞬間的なスピードでフリーになってチャンスを作るタイプ、ではないでしょうか?

それなのに、彼は必死に自分で何とかしようとする傾向が強いように思います。
昨日の試合、何度かシンプルに叩いて戻すシーンがありました。

シンプルに戻したボールは、サイドを抉った選手によって再びゴール前に上がるので、そこへ彼のスピードを活かし、マークを外して飛び込む。
それで、間違いなく点に絡めると思うのです・・・。

なんで、あんなに足元でゴネゴネするのかなぁ。
いい加減、誰か注意して欲しいと思います。

 

土居

昨日はあまり悪いプレーはありませんでした。
でも、土居らしいプレーも見られませんでした。

前半終了間際のシュートは確かに惜しかったけど、あれは彼の得意とするプレーとは思えません。

ペドロが悪いのかも知れないけど、もう少し互いにやりたい事を意思疎通させないと、この先も苦しいリーグ戦が続きそうです。

 

概ね及第点の守備でしたが・・・

2試合で6得点と破壊力がある横浜の攻撃陣を押さえ込んだのは良かったと思います。
ただ、気になる点が1つありました。

 

簡単にクロスを上げられすぎでは?

気になったのは前半の2つのプレーです。

●前半13分 松原のクロスを阻止できず

土居と昌子の2人で挟み込んでおきながら、ゴールライン沿いから鋭いクロスを上げられました。
ゴール前でこぼれたボールを伊藤がゴール外に蹴ったから良かったものの・・・。

土居と昌子で挟んでおいて、あのセンタリングはないのでは?
というか、スンテさん、もっと激怒していいと思うよ!

 

●前半23分 伊藤のクロスを阻止できず

伊藤が左サイドタッチライン際まで抉り、鹿島も1人(伊東か?)ついていたのにあっさりとゴール前にクロスを上げられました。
マルティノスにどんぴしゃで合いそうでしたが、レオ・シルバが完璧な身体の入れ方をしてファウルを誘い、ピンチを脱しました。

上記、2つのプレー、私は心配です。
あまりにも簡単に上げられすぎだろ?と思います。

 

鹿島のここまでリーグ戦の失点は3試合で1失点(オウンゴール)のみです。
ですが、相手にどうにもならないと思わせることは出来ていないと思います。
相手にそこそこ出来たと思わせてしまってはいけません。
鹿島から点が取れない!
と思わせることで、相手に焦りを生じさせ、攻撃に狂いを生じさせると思います。

お願いしますよ、昌子さん!

 

石井監督、中村選手はどうしても出したいの?

決して、中村さんが嫌いな訳ではありません。
少なくとも、鹿島のスタイルを理解していて、昨日みたいな試合でも僅かな時間に全力ですべき事を全うしてくれる、良い選手です。

しかし昨日の試合、後半14分に横浜がウーゴ ヴィエイラを入れた直後はバタバタしましたけど、その後は完全に鹿島ペースに持って行くのに成功したと思います。

だからこそ、昨日のロスタイムでの金崎の交代が気になります。

どうして、中村なんですか?

どんな時も中村を選択するなら、どうしてベンチに三竿健斗安部裕葵を入れたの?
最後、数分かつ昨日の試合の雰囲気だからこそ、安部を使うチャンスではないのか?

まあ、素人が考えている以上に監督が頭を悩ませて判断したのでしょうが・・・、
今年の石井監督の選手起用や交代が、枠に当て嵌め過ぎな気がしています。

昨年のCWCから天皇杯にかけての頃は、
もう少し柔軟に、

かつ大胆に選手起用をしていたように思うのですが、如何でしょうか?

 

鹿島アントラーズの今後の予定

  • 3月14日に ホームでブリスベン・ロアー戦
  • 3月18日に アウェイで清水エスパルス戦

その後、2週間の小休止となります。

なので、この2戦は何としても勝ちを収めて欲しい。
どんな勝ち方でも良いので、勝たなくてはダメだ!

ACL決勝トーナメントに行くためにも、
調子が上がらない時期でもリーグ戦で上位に食いつくためにも、

 

勝て!
勝つんだ、アントラーズ!!

 

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