ダ・ヴィンチ・コード(著:ダン・ブラウン/角川文庫)を読んだ!
天使と悪魔(ブログのリンク)をいつもの100円本棚で手に入れたので、併せて一気読みしてみた。この本は5年ぶり2回目だと思う。1回目の時も面白かったけど、、、2度目は遙か未来だなぁ~と思っていたので、意外に早く再読となった。
この手の小説(ミステリー物)は、本来は「ネタバレ」になるような粗筋を書くべきでは無いのかな?と思うけど。。。ま、自分の日記だし、誰も読むことはないだろうから、、、書いちゃってます。
(粗筋)
ハーバード大の教授で象徴学の権威でもあるラングドンは、パリで講演を開いていた。その日の講演後、ルーブル美術館の館長であるソニエールと会う約束をしていたのだが、彼は現れなかった。
物語は、その夜、ラングドンがホテルで警察に叩き起こされる所から話が始まる。
会う約束であったソニエールが何者かに殺害された。その手助けに美術館へ来るように要請されたラングドンは、渋々と従う。しかし、まさか自分が容疑者Aであるとまでは考えていなかった。少しずつ警察の罠に嵌りつつある彼を救い出したの、ソニエールの孫娘であり、暗号解読官でもあるソフィアであった。
彼女の助けを得て無事に脱出出来る筈であったのに・・・、ソニエールの遺体で作られた紋様と暗号解読・・・その先にあるものを見たいという魅惑から逃れる事は出来ず、ソフィアと一緒に事件の真っ只中に飛び込んでいってしまうのであった。
なぜ、ソニエールが殺されたのか?
ソニエールの暗号の意味は?
誰がソニエールを殺したのか?
それらを説くべく、パリ市内のスイス銀行から重要な「ある物」を手に入れ、その足でパリ郊外の宗教史学者でありナイトの称号を持つ英国人の友人、リーの家に転がりこむ。
そこで、少しずつ謎を解いている最中、ソニエールを殺した犯人に踏み込まれる。辛うじて犯人を倒すものの、そのまま留まる危険を考え、リーの自家用機でイギリスへ脱出する。
英国への機内で、、、
「ある物」についての謎が解けていく。
それが何で、何を意味していて、どこへ行くべきなのか。。。
それが明らかになると同時に、物語は更に加速して進んでいく。
「ある物」が隠された場所とは?
「重要人物の裏切り」
「襲撃者の本当の黒幕は」
「ソフィアとソニエールの関係」
・・・最後にラングドンは何を知るのか???
(感想)
はー、粗筋をいっぱい書きすぎた。
ミステリー物としては前作の「天使と悪魔」よりも、やっぱり面白いと思うな。数年ぶりの2度目でも、結構、先が読めなくて(覚えていない私の頭にも問題があるが。。。)楽しめたしね。
ただ、、、映画は数年前にレンタルで見た事あるけど、それほど記憶に残っていない(良い映画だったのか悪い映画だったのかすら記憶無いぞ???ソフィーって誰が演じてたかなぁ???)
感想としてではないけど、、、
この本を読んだ人の全てが、きっとルーブル美術館に行きたくなるだろうし、行ったら行ったで、逆さピラミッドの周囲やモナリザの部屋で挙動不審になったんだろうな。酷い奴は、トイレから下の道路を覗き込んだに違いない(笑い)。あの美術館のパートでの描写は細部にもこだわっていて、妄想がとても膨らんで楽しかった。
それから、ロンドンのテンプル教会は一度訪れた事があるが、ロスリン礼拝堂(個人HP)は行った事がない。エディンバラに行った時に、時間を持て余していたんだから寄ればよかったなぁ。
天使と悪魔もそうだったけど、この本も読後に無性にヨーロッパの街へ旅に出たくなる衝動を沸き立たせる一冊だな。
内容の感想???
・・・いや、だからね。ミステリーとしては楽しめるんだって!