lands_end’s blog

未破裂脳動脈瘤との闘いをコーギーに癒され暮らしています。鹿島アントラーズの応援と読書に人生の全てを掛けている40代の徒然日記です。

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チームバチスタの栄光を読んだ!



チームバチスタの栄光(著:海堂尊/宝島社文庫)を読んだ!

またしても、今更シリーズなんだけど、、、これはちゃんと理由があります。
その理由は、、、上下巻に分かれているのが納得いかなかったから。上巻が476円、下巻も476円、どちらも税別だ。トータルページ数は500ちょいだ。一冊でいいじゃない。一冊にして600~700円程度の本は幾らでもある。なのに、上下巻に分けて稼ごうと言う魂胆が感じられて、本屋でみかけてもふざけるな~、と、絶対に買わないぞ~、と。
餓鬼の様な理由です。・・・すいません。

でも、誰もこういう文句は言わないのかねぇ。

それでだ、なんで買ったかと言うと、何時も通りの古本屋での大人買いだ!
文庫どれでも10冊で1500円というセールに誘われて、買っちゃいました。しょせん、おいらの文句なんてそんなモンです。

さて、感想ですが、、、。
『面白いよ』
え~面白いですとも。
確かにこのミスに選ばれたり、映画やテレビになるだけの事はあるよ。一気に上下共に読んでしまったからなぁ。

粗筋をちょっと書いておくと、、、
とある町の大学病院で働いている、冴えない30代半ば医師(主人公)に、ひとつの匿名が下る。
手術の中でも最も難しいと言われる心臓手術を、特殊な手法で次々と行い、30数例の成功を積み重ねていた最高のチームが、ここ最近に限っては栄光を勝ち取る事が出来ず、患者を死なせてしまっていた。
そのような極限の状況にあった『チームバチスタの監視をせよ』だ。
匿名を受けた主人公は、チームの聞き取り調査を行い、実際に手術に立会う。その結果、医療ミスとは思えないが、何かがオカシイ事に気づき、院長に『危機管理委員会の召集』を求める。
ここまでが上巻だ。

下巻は、いきなり、妙な役人が登場する。
厚生省の役人だがいわゆる官僚的な臭いは全く漂わせず、デカようでデカではなく、医師のようで意思ではなく、強いて言えばカッコ悪い探偵といった感じだ。その探偵さんが、主人公を始めとして院長やチームを次々と撹乱していく。
少しずつ、少しずつ、見えなかった何かが撹乱される度に顔を見せつつある。何かが、判りそうだ!と思った時、栄光のチームにとって最後のそして最悪の手術が開始される。

ハイ、結果は書きません。
ていうか、多分、みんな知ってるだろうね。

本を読んだ後、ネットで色々見ていたら、あの『カッコ悪い探偵』を演じていたのが、阿部寛中村トオル(ドラマ)だと知った。私の感想は『中村トオル?マジ?大丈夫?』です。私にとっての中村トオルは、ビーバップあぶない刑事なんだよなぁ。悪い俳優とは言わないけど、でも、この小説に出てくるような悪の強い役は出来るのかしら???
ねぇ???

ま、とりあえず、食わず嫌いはせずに読んで良かったとは思います。
目下の悩みは、続編のナイチンゲール。。。を買うか買わないかだ!
なんで、上下巻に分けるんだよ~。

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