lands_end’s blog

未破裂脳動脈瘤との闘いをコーギーに癒され暮らしています。鹿島アントラーズの応援と読書に人生の全てを掛けている40代の徒然日記です。

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Road to Qatar2022 ~EAFF E-1サッカー選手権、日本代表VS中国代表!日本は勝利するも、監督の起用方針と戦い方は不明瞭!!~



2019年12月10日、サッカー日本代表は韓国釜山において、2019年EAFF E-1サッカー選手権に挑みました。

参加国は日本以外は、開催国の韓国と中国、そして予選で北朝鮮を抑えて3回目の本選出場となる香港の4か国です。

日本の初戦の相手は中国代表
勝つには勝ちましたが、どうもシックリしない勝利となりました。

EAFF E-1サッカー選手権・日本代表VS中国代表戦の記録を残しておきます。

 

EAFF E-1サッカー選手権・日本代表VS中国代表戦の結果とスターティングメンバー及び交代メンバー

日本 2-1 中国
前半29分:鈴木 武蔵
後半25分:三浦 弦太
     後半45分:ドン シュエシェン

スターティングメンバー
GK1中村 航輔 
DF4畠中 槙之輔 
     5三浦 弦太 
   19佐々木 翔 
   22橋岡 大樹⇒後半39分16相馬 勇紀
MF7遠藤 渓太 
     8井手口 陽介 
   14森島 司 
   18橋本 拳人 
FW9鈴木 武蔵⇒後半27分11田川 亨介
   13上田 綺世

 

ちなみに、ベンチメンバーは以下の通り

GK12小島 亨介 
   23大迫 敬介 
DF2菅 大輝 
     3田中 駿汰 
   15渡辺 剛 
   21古賀 太陽 
MF6大島 僚太 
   10仲川 輝人 
   16相馬 勇紀⇒後半39分IN
   17田中 碧 
FW11田川 亨介⇒後半27分IN
   20小川 航基

相馬を39分に投入したこと
集中を欠いているDFを変えなかったこと
交代枠を残したこと

不明ばかりの交代戦術でした。

 

EAFF E-1サッカー選手権・日本代表VS中国代表戦の動画ハイライト

前半29分の1点目に繋がる選手が連動した動きは確かに素晴らしい。
続いて、前半31分の中国選手の危険なプレー・・・。
最後に、終了間際に見せた日本選手の醜態・・・。

ハイライトで観るとそれほど感じないが、90分通して観たときは、即席感がかなり強く出ていました。

www.sportingnews.com

 

EAFF E-1サッカー選手権・日本代表VS中国代表戦の試合内容と感想

J1最終戦から中2日で迎える試合なので、コンディションもコンビネーションも整わない状態で挑む試合となった。
その点は、考慮すべきかも知れないが・・・

前半序盤、日本は完全に手探り状態で試合に入ったが、中国がそれにお付き合いしてくれた感じである。
もっとタイトに(ラフプレーではなく)寄せる動きを繰り返されたら、早々にミスから失点していたかもしれない。

前半中盤、能力のある選手達なので、噛み合うと素晴らしいプレーを見せる。
ただ、噛み合わないと経験の無さからか「なんだそれは?」という凡プレーや凡ミスも犯す。

前半29分、見事な連動から鈴木が押し込んで日本が先制。

前半終盤、日本がボールを支配しているものの、決定機はさほど作れず。

 

後半序盤、日本は、DFを中心に選手を交代しても良いと思ったが、変えずに後半に突入したことで中国にペースを握られます。

後半8分、クリアを拾われてシュートを打たれるが、ポストに救われる。

後半中盤、日本はチームとしての守備の意識がバラバラだからか、中途半端にラインを上げてコンパクトにするも、ボールの出し手へのチェックが甘いから何度も裏を狙われてしまうことに。

後半22分上田がペナルティで倒されるも流される。上田、最近ホントについてない。

後半25分、CKから三浦がズドンと打ち込んで日本が追加点。

後半終盤、2失点しても、中国は気落ちせずに日本陣内に攻め込んできました。
そうなる前に、3点目を獲って気を削げなかった日本が悪いのだが・・・。

後半45分、クロスを上げるタイミングも速さも場所も、ゴール前に走りこんだ選手の位置取りも、どれも上手かったけれど、あれは畠中の怠慢だ。
相手と競ることもせず、好きにヘディングさせてはGKはどうにもならない。
正直、あんなプレーをした畠中を、中村や三浦はど突いても構わないレベルの超怠慢プレーだった思う。

1失点後、終了間際の気を抜いた失点から、バタバタと醜態を見せる。

試合終了、なんとか2-1で勝利を収めました。

 

この大会における森保監督の意図は何だろう?

EAFF E-1サッカー選手権は、FIFAの年間スケジュールで国際Aマッチの対戦日に指定された期日には開催されていません。
そのため、現在の日本代表の中核を担っている選手の多くは海外のクラブチームに在籍しており、この大会に招集してもチームから貸し出しを拒否されてしまいます。

ゆえに、春秋制でシーズンが一応終了したJリーグから、今大会用の選手を招集することになるのは理解できます。
また、来年にオリンピックを控えているため、招集メンバーがU22世代を中心にすることも理解できます。

でも、ならば何故?
既に何度かA代表でもプレーしており、年齢もU22を超える選手を、スタメンで起用するのだろうか?
しかも、前回のベネズエラ戦で精彩を欠いた選手を・・・。

個人攻撃をしたくないので名前は出しませんが、とても疑問が残りました。

この大会は腹を据えて、若手、または若手の枠は超えているが遅咲きの選手に代表に加わるための最後のチャンスを与える方針を取ってはダメなのだろうか?

結局・・・
監督が、この大会で見極めたいものは何なのか?
何をすれば、どんな結果を出せば、次に繋がるのか?
その辺りをハッキリさせていないから、チームに勢いが無いように感じました。

あと2試合で、どこまで修正してくれるだろうか?

 

鹿島は上田をどのように活かすべきなのか?

クラブチームと代表の両方を見る楽しみは、所属している選手が、それぞれのチームでは別の顔を見せる時があることです。

今回で言えば、鹿島の上田です。

コパ・アメリカの後、大学サッカー部を退部して鹿島に加入した直後は、本当に活き活きとピッチを駆け回っていました。
ある意味、鹿島においては、異質な感じを漂わせながら・・・。

その後、試合を重ね、鹿島アントラーズの一員としてプレーするために課せられるタスクを理解すればするほど、動きは窮屈になり、彼の意図が見え難くなっていきました。

先日のリーグ最終戦で、解説の戸田が「上田の意図はチームメイトに伝わっていないかなぁ。判り辛いなぁ。」というニュアンスのことを言っていました。

私なりにこの問題を以下のように解釈してみました。

鹿島では、上田は10人のフィールドプレーヤの中の一人であり、前線の誰もが彼のことを常に意識してタイミングを計る訳ではありません。

一方、代表では、前線の多くの選手が、上田の事を意識してプレーしてるように感じました。だからこそ、あの1点目に繋がるヒールパスも、上手く回収できると思います。

 

鹿島がダメとか、代表が良いとか言う話ではなく、このような試合を見る(プレーする)ことで、選手自身も、そして所属先の鹿島自体も、上田の活かし方を改めて考え直すことが出来るのではないか?

そう思いました。
少なくとも、上田は間違いなく鹿島のサッカーに合うはずです。
ただし、合った結果、良さが消えないようにして欲しいですが・・・。

先日の試合で上田と共にFWで出場していた武蔵を見て感じたのは、彼は間違いなく能力があり、万人にはない武器を持った選手ですが、彼のプレーを見ていて鹿島には合わないような気がしました。
彼は人を活かすというよりも、活かされてナンボの選手に感じました。
昨年まで鹿島に在籍したペドロに近い匂いを感じました。

だから、たぶん、鹿島では活躍出来ないだろうな・・・と。

 

今後の日本代表の日程

2019年度の日本代表の活動も残りわずかです。
残るはEAFF E-1 サッカー選手権の2試合のみです。

 

■2019年の日本代表のスケジュール

▲2019年12月14日(土)EAFF E-1 サッカー選手権 2019 決勝大会
日本代表VS香港代表
19:30(日本時間)/釜山

▲2019年12月18日(水)EAFF E-1 サッカー選手権 2019 決勝大会
日本代表VS韓国代表
19:30(日本時間)/釜山

 

まとめ

この機会に、GKを毎試合替えたら良いと思います。
守備が落ち着かなくなるかも知れませんが、日本の若手の中でもっとも人材不足なポジションはGKだと思うからです。

だから、この大会は、敢えて勝敗を度外視してトライしても構わない大会だと思うので、国際大会の経験を多くのGKに積んで欲しいと思います。

 

ま、なにはともあれ

頑張れ上田!
頑張れ相馬!
アントラーズァミリーが応援しているぞ!

 

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