2019年9月28日、ブライトンはチェルシーのホームに乗り込み、2019-20プレミアリーグの第7節を戦いました。
この2年、ブライトンが最も苦手にしているチームの一つがチェルシーです。
全ての試合が完敗なだけでなく、とにかく点が取れない。
4戦4敗で1得点11失点です。
まずはとにかく1点を取ってくれ!
そう願っていたのですが、この日の試合も0-2の敗戦となりました。
2019-20プレミアリーグ第7節(アウェイ)・ブライトンVS チェルシー戦の記録を残しておきます。
- 2019-20プレミアリーグ第7節・ブライトンVS チェルシー戦の試合結果
- 2019-20シーズン・プレミアリーグ第6節終了時の順位
- 2019-20プレミアリーグ第8節、BHAFCはホームにトテナムを迎えます!
- ブライトンの今後の日程について
- まとめ
2019-20プレミアリーグ第7節・ブライトンVS チェルシー戦の試合結果
ブライトン0-2 チェルシー
後半5分:ジョルジーニョ
後半31分:ウィリアン
大量失点してもおかしくない状況でしたが、なんとか2点で済みました。
もちろん幸運にも恵まれましたが、それでも2失点。
一方の攻撃は「手も足も出ない」に近かった。
CKやFKのチャンスで点を獲れないと、このレベル相手に勝機を見出すのは厳しい。
2019-20プレミアリーグ第7節・ブライトンVS チェルシー戦の試合内容のまとめと感想
ちょっと、日が経ちすぎてしまったので、総括としてまとめておきます。
前半総括、幸運を味方につけてブライトンが耐えた。
前半15分、FKでタミー・アブラハムをドフリーにするも右ポストが助けてくれた。
前半36分、バークリーのマークを外してしまうがボレーはライアンの守備範囲へ。
後半総括、もしかしてドローで勝ち点拾えるかも思ったらやられた。
後半3分、ウェブスターのギャグのようなトラップミス、慌てて足を掛けてPK献上によって先制点を奪われる。
後半29分、CKのチャンスにバーンが合わせるもクロスバーに阻まれる。
後半32分、ウィリアンのシュートを防ごうとバーンが出した足に当たって追加点。
後半33分、タミー・アブラハムの強さに負けるが、最後の最後でライアンとポストが防ぐ。
試合終了、点差は2点だが、守備が改善したとは言えないな。
2019-20プレミアリーグ第7節・ブライトンVS チェルシー戦のデータと感想
ブライトンVSチェルシー戦の試合データは以下の通りです。
- ボール支配率ブライトンが48%で、チェルシー 52%
- シュート数ブライトン6、チェルシー 17
- CKはブライトン2、チェルシー 5
- クロスはブライトン14、チェルシー 22
- カウンターはブライトン2、チェルシー2
試合を観ていた時はボールは持たしてもらっているという印象でした。
事実、ボール支配率はほぼ同じです。
しかし、とにかく攻撃の糸口が見つからなかった。
ブライトンのシュートは6本で、そのうち枠内は1本です。
良い形でシュートまで行くことが出来なかった印象です。
これでは、どーにもなりません。
2019-20プレミアリーグ第7節・ブライトンVS チェルシー戦のハイライト動画はこちら
やっぱり、後半開始直後のウェブスターのプレーには本当に愕然とする。
なぜ、あの時間帯に、しかもあの場所で、あのような緩慢なプレーをするのだろう?
幸運に包まれながらも必死に耐えて、後半30分頃まで0-0で推移できれば、引分かワンチャンスをモノにして金星も有り得たろうに・・・と思う。
2019-20プレミアリーグ第7節・ブライトンVS チェルシー戦を見て感じたこと
どうしたのだろうか?
ポッター体制はとにかく攻撃!
討ち死に覚悟で様々な攻撃手段を取る!
とシーズン開幕前に感じ、事実、開幕2戦目まではワクワク感が強かったのですが、VARの所為にはしたくありませんが、ゴールを取り消されてから、何かがくるっているように感じます。
守備を固めるのか?
監督の持ち味である攻撃を磨くのか?
いずれにせよ、今の中途半端なプレースタイルは早く止めたほうが良いと思う。
観ていてモヤモヤが募るのだから、プレーする方はもっとストレスが溜まるだろう。
2019-20シーズン・プレミアリーグ第6節終了時の順位
第5節終了時点で16位!
順位は一つ下がりました。
リヴァプール強し!
7戦7勝です。
2019-20プレミアリーグ第8節、BHAFCはホームにトテナムを迎えます!
■2019年10月5日(土)20時半キックオフ(日本時間)
強豪チームとの連戦です。
チェルシー戦のように、幸運も味方につけて守らないと大敗する可能性もあります。
それでも、ホームなので守りに入らず、勇気をもって立ち向かって欲しい。
2017-18シーズン
トテナム 3位/23勝8分7敗/勝点77/得点74失点36
ブライトン 15位/9勝13分16敗/勝点40/得点34失点54
2018-19シーズン
トテナム 4位/23勝2分13敗/勝点71/得点67失点39
ブライトン 17位9勝9分20敗/勝点36/得点35失点60
この2年のデータを見る限りは、かなりの格上で、勝つのは相当に難しい。
ブライトンとトテナムの対戦前の順位と状態
両チームの現在の順位と状況は以下の通りです。
トテナム 6位/3勝2分2敗/勝点11/得点14失点9
ブライトン 16位1勝3分3敗/勝点6/得点5失点10
トテナムの序盤の対戦相手は・・・
第1節(H)VSアストン・ヴィラ 3-1勝利
第2節(A)VSマンチェスター・C 2-2引分
第3節(H)VSニューカッスル 0-1敗戦
第4節(A)VS アーセナル 2-2引分
第5節(H)VS クリスタル・パレス 4-0勝利
第6節(A)VS レスター 1-2敗戦
第7節(H)VS サウサンプトン 2-1勝利
う~む・・・つけ入る隙は十分にあると思う。
ただし、守備陣の奮闘が必須だ。
ニューカッスルもレスターも、最少失点に抑えているからこそ、ホームで難敵相手に勝利を収めている。
ブライトンとトテナムの過去2年の対戦成績
この2年の印象は良くありません。
同じ強豪でも、マンUには良い勝負できる気がするのですが・・・。
直近2年間4戦:1分3敗
先のチェルシーに比べると戦えている印象はあります。
実際、勝利の女神のうしろ姿は試合中にチラチラ見えるのですが、掴み切れない試合ばかりです。
2018-19シーズン 対トテナム 2戦2敗
勝てるしたら第6節だったと思う。
この頃のブライトンの戦い方はとてもハッキリしていた。
戦術は2つ。ライアン&マレー。
ライアンで守りに守って、ワンチャンスでマレーが仕留める。
面白味も、成長の可能性も薄い戦術でしたが、今のチームに比べれば、選手は戦いやすかったのではないでしょうか。
第6節(ホーム)1-2で敗戦
この試合は何度も勝利の女神のスカートの裾は掴みかけました。
ですが、肝心の最後の詰めが甘く、スルリと女神は逃げていきました。
第33節(アウェイ)0-1で敗戦
本来は4月上旬に行われるはずでしたが、ブライトンがFAカップを準決勝まで快進撃を続けた結果、グチャグチャの日程となり、残留争いの真っただ中の4月下旬に組み込まれてしまいました。
試合前はとても心配しましたが、敗れはしたものの、いい意味での緊張感を持続させる結果となったのかも知れません。
2017-18シーズン 対トテナム 2戦1分1敗
第35節のホームの雰囲気は本当に凄かった。
サポーターが後押しするってのは、ああいう試合を言うのだろう。
第17節(アウェイ)0-2で敗戦
第15節のリヴァプールに1-5の大敗。翌節はハダーズに0-2、そしてトテナムにも敗れ3連敗。しかもチームは第12節から6戦勝ちなし(2分4敗)と、プレミア一年生にとっては地獄の日々でした。
よくぞあの状態から持ち直したものです。
第35節(ホーム)1-1で引分
残留争いの真っただ中で迎えた試合でした。
しかもこの試合の前は4戦勝ちなし(1分3敗)。それでも、チームを後押しするサポーターの熱気が凄かった。その熱気が後半開始早々に失点してもチームを奮い立たせ、直後にPKを手にします。
グロスのシュートはGKに読まれますが、サポーターの熱がボールに力を加えたのでしょうか?執念でゴールへと吸い込まれていきました。
ホームで強豪から得た貴重な勝ち点1がチームを生き返らせ、アウェイでバーンリーに引分け、ホームでマンUから金星を上げて残留へと繋がりました。
ブライトンとトテナムの過去の全対戦成績
初めての対戦は1903年10月24日のSouthern Leagueでの試合です。
2-2の引分けに終わっています。
その試合を含め両チームは過去に28試合対戦しています。
ブライトン 6勝
トテナム 14勝
引分け 8
意外と勝利を収めていますが・・・
最後の勝利は1983年4月2日、League Division Oneにおいて2-1で勝利しています。
それから6戦勝利なし(1分5敗)です。
そろそろ連敗から脱出したいですね。
ブライトンの今後の日程について
シーズン前から序盤の山場だと言ってきた第4節から8節の5試合もラストです。
試練の初めは王者マンCに完敗。
続くホームではバーンリーに終了間際にまさかの失点でドロー。
唯一、勝てる可能性が高かったニューカッスルは彼らのホームでスコアレスドロー。
チェルシーにはやっぱり手も足も出ず・・・。
ここまで4戦:2分2敗で勝ち点僅かに2!
なんとか、踏ん張ってほしいのですがねぇ・・・。
- 第8節 10月5日(土) 23:00 VS トッテナム(ホーム)
- 第9節 10月19日(土) 23:00 VS アストン・ヴィラ(アウェイ)
- 第10節 10月26日(土) 23:00 VS エヴァートン(ホーム)
- 第11節 11月2日(土) 23:00 VS ノリッジ(ホーム)
- 第12節 11月9日(土) 未定 VS マンチェスター・U(アウェイ)
- 第13節 11月23日(土) 24:00 VS レスター(ホーム)
- 第14節 11月30日(土) 24:00 VS リヴァプール(アウェイ)
- 第15節 12月3日(火) 28:45 VS アーセナル(アウェイ)
- 第16節 12月7日(土) 24:00 VS ウォルヴァーハンプトン(ホーム)
- 第17節 12月14日(土) 24:00 VS クリスタル・パレス(アウェイ)
- 第18節 12月21日(土) 24:00 VS シェフィールド・U(ホーム)
- 第19節 12月26日(木) 24:00 VS トッテナム(アウェイ)
- 第20節 12月28日(土) 24:00 VS ボーンマス(ホーム)
- 第21節 1月1日(水) 24:00 VS チェルシー(ホーム)
※カップ戦の状況次第では日時が変更になることもあり。
まとめ
シーズン開幕前のワクワク感が消えつつあるのが心配です。
亀のように守りに入っても明るい未来はないから、ポッター監督の攻める姿勢は歓迎していました。
ただ・・・、
選手が自信を無くしているような顔をときどき見せるのが心配です。
戦う気持ちが大切だよSeagulls!
下を向くな、
勝利を目指せブライトン!!
Go for it!
The Seagulls!!I'm rooting for the Brighton & Hove Albion from Japan!!
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