lands_end’s blog

未破裂脳動脈瘤との闘いをコーギーに癒され暮らしています。鹿島アントラーズの応援と読書に人生の全てを掛けている40代の徒然日記です。

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ジーコと共に~2019年J1第25節(アウェイ)・鹿島VS 清水エスパルス戦!4-0で見事に勝利するも点差ほどに快勝感はなかった!!~



2019年9月1日、鹿島アントラーズは清水エスパルスのホームに乗り込み、2019年J1リーグ第25節を戦いました。

勝負の9月が始まりました。
リーグもルヴァンも天皇杯もACLも、全てがギュッと凝縮された勝負の月。
この9月の結果で、4冠が夢物語なのか、そうでないのかが見えてくる。

戦い抜くために、戦力の底上げを図りつつも勝利を収めた、2019年J1第25節(アウェイ)鹿島VS 清水エスパルス戦の記録を残しておきます。

 

2019年J1第25節(アウェイ)鹿島VS 清水エスパルス戦の試合結果、及びスターティング&交代メンバー

鹿島 4-0 清水エスパルス

前半15分:遠藤 康
前半34分:セルジーニョ
後半28分:上田 綺世
後半48分:上田 綺世


スターティングと交代メンバー
GK  1 クォン スンテ
DF 24 伊東 幸敏 →後半25分
      26 小池 裕太
      27 ブエノ
      39 犬飼 智也
MF 11 レアンドロ
      18 セルジーニョ →後半33分
      20 三竿 健斗
      30 名古 新太郎 →後半40分
FW 25 遠藤 康
      36 上田 綺世

先のACL広州戦からスタメンを7名替えて挑んだ試合でしたが、ちゃんとチームとして機能していました。

疲労が溜まっているであろう、土居、白崎、小泉を鹿島に居残りさせて静養させることが出来たのは重畳。
この采配が、これからの連戦で活きることを願います。

 

2019年J1第25節(アウェイ)鹿島VS 清水エスパルス戦のハイライト

このタイミングで、これほど見事なヤスゾーンを見せてくれるとは・・・。
それとハイライトでは判りませんが、上田の身体能力の高さと空中戦のセンスが凄い。
ほとんど競り勝っている。

 

2019年J1第25終了時点の順位表

25試合を終えて鹿島は2位!
首位FC東京との差は勝点差は4のまま!

f:id:lands_end:20190902174415j:plain

2019年J1第25節終了時点の順位表

ピッタリと着いていくしかない。

 

2019年第25節、鹿島VS 清水戦の試合内容と選手の感想

タイトルに記したように、スコアは4-0と圧勝のように思えますが、試合中は、点差ほどに鹿島が圧倒しているとは思えませんでした。

1つ歯車が狂えば、僅差か引分もありえたと思います。

前半3分、清水のカウンター。シュート精度の低さに助けられた。

前半序盤、清水の攻勢が続く。

前半15分、セルジーニョの視野の広さとパス精度の高さ、遠藤の見事な動き出しとヤスゾーンでの最高の一蹴りが、鹿島に先制をもたらします。

前半20分、持ち上がろうとしたブエノがボールを奪われてカウンター。最後はドウグラスが押し込むがこれはオフサイド・・・。

その後、一進一退が続きます。

前半33分、セルジーニョのスルーパスに抜け出した上田が倒されてPKゲット。

前半34分、俺に任せろと上田からボールを強奪したセルジが決めて鹿島追加点!

前半終盤、2点をリードした鹿島がゲームをコントロールしつつ前半終了。

後半2分、右サイドに帰ってきた伊東が見事なクロスを遠藤に・・・空振り!少しずれたのかも?

後半5分誤審。三竿の手が完全に当たっている。助かった。

後半10分、チャンスに遠藤がループを狙うが枠を大きく外れる・・・。遠藤~!

後半13分、清水が2枚替える。ドゥトラが入ったことでドウグラスのギアが更に上がる。

後半17分左ポストが鹿島を救う。

この頃、清水の攻撃が最高潮を向かえ、鹿島ゴールに迫る。

後半28分、ボールを奪取した三竿が右サイドに交替で入った永木に渡すとゴール前に右と名クロスが入り、上田が頭で合わせて鹿島3点目!

鹿島3-0後、清水の攻勢は続くがスンテを中心にしたDF陣が必死に耐えていると、徐々に精度が悪くなっていた。

後半48分、自陣前で拾ったレオが中央のレアンドロへから左サイドに開いていた遠藤へ渡り、右サイドからゴール前に走りこんだ上田へ優しいパスが通り、鹿島が4点目を奪いトドメを刺した。

試合終了上田が2得点1PK奪取の活躍を見せた。

 

今こそスンテと内田の存在が重要!

清水戦、見ていて感じたのは、今の守備陣の脆さでした。
確かにACL広州戦に続いて2試合無失点ですが、磐石な守りだったのかと言うと、そうは言い切れないと思います。

例えば清水戦では・・・

開始早々のピンチでは伊東が1対2になっているのにブエノの詰めが遅れたこと、ブエノにきちんと引き継げていないのに伊東はサイドのケアに行ってしまい、ブエノ寄せが甘くなってシュートを打たれている。

先制後のブエノの不用意プレーからカウンターをくらい(オフサイドだけど)ゴールを入れられている。
ブエノへのプレーがファウルかファウルじゃないかは関係ない。先制直後にあのようなプレーが必要とは思えない。

後半は何度もドウグラスに裏を取られている。

この清水戦は、相手が攻めようが無いほど守備が固いと感じてはいないはずです。
なぜなら、鹿島はシュート9本(枠内5本)ですが、清水はシュートを19本(枠内4本)も放っています。
もちろん打てば良い訳ではないけれど、打った数だけ事故が起きる可能性も上がる。
だから、出来るだけ打たせない守備が必要になる。

しかしながら、今の鹿島のCBは犬飼・スンヒョン・ブエノ・町田・関川・・・誰一人、いまだに1年通して鹿島のCBを務め上げたことはありません。
SBの伊東、小泉、小池、小田にしても同じ状況です。
(永木は本来SBの選手ではありません)

だからこそ、数多くの経験を積んできたスンテがゴール前に立ちはだかり、声を掛け続けること、そして同じく数多くの経験を積んだ内田が、せめてベンチに入り声を掛け続けること。
この2人の存在があってこそ、今年の鹿島の守備陣は持ちこたえることが出来るのではないかと私は思います。

 

また、昨日の試合では、終了間際に象徴的なシーンがありました。
鹿島のスローインになった時、内田は敢えて水分補給をして時間を使っていました。
西村主審は火がついたように笛を鳴らしていたけど、内田は涼しい顔をしてカードを貰わない程度に時間を使っていました。

あの時間帯に、あのような「嫌らしいプレー」「何気なく」出来ることを、若手や新加入の選手には盗んで欲しいと思います。
あの時の内田の表情を見ていて「あぁ、鹿島だ」と思いました。

 

レアンドロ・・・唯我独尊は止めろってば・・・

何度、溜息をついただろうか?
ボールを収め、1人交わすところまでは良い。
だか、持ちすぎてパスを出すタイミングを失い、強引に前に出ようとしてカットされたり、自分で打開出来なくなってからようやくパスを出すから読まれ易くパスをカットされる。
幸い、この試合では大事には到らなかったけど、本当に危険なプレーだらけでした。

一瞬の足技やチャンス時にゴール前に駆け込む嗅覚は鈍っていない。
ただ、余りにも1人でやり過ぎている。

最後の4点目を決めたシーンでは、早いタイミングで遠藤にパスを出し、その後レオシルバと一緒にゴール前に駆け上がっていった。
あのようなプレーを繰り返せば、相手DFにも迷いが生じ、ドリブルで抜きやすくなるはずです。

自分としては、レアンドロの足技はJリーグで指折りの才能だだと思っています。
彼の復活無くして、4冠は難しいと思うだけに、とても歯痒い90分でした。

 

上田・・・少なくとも2年は居ろよ、2年は!

あと出しジャンケンのように言われるかも知れませんが、コパの時から私は記事に書いていました。
『ホンの少し連携を熟成し、アドバイスする選手が回りにいれば、間違いなく点は獲る選手になる』と。
まあ、こんなに早く開花するとは思いませんでしたが、こいつは本物です。

空中戦で相手に負けない身体の使い方。
シュートの時の冷静な姿勢。
ボールを呼び込み位置取り。

使い続けたら、あっという間に2桁ゴールを達成すると思わせるだけのプレーを披露している。

そうなると、とても心配だ。
昨今の欧州クラブチームの青田買いに攫われるのではないかと・・・。

 

鹿島の今後について

酷暑の広州で心身ともに磨耗したであろう土居と白崎、小泉を休ませることが出来たのは本当に大きいです。

 

■鹿島アントラーズの今後の試合予定

  • ルヴァン準々決勝 9/4(水) 未定 アウェイ VS 浦和
  • ルヴァン準々決勝 9/8(日) 未定 ホーム VS 浦和

    ―――9月上旬には日本代表の試合が2試合―――
    ★キリンチャレンジカップ★
  • 9/5 19:20 パラグアイ戦
    会場はカシマスタジアムです。
    ★カタールワールドカップアジア2次予選
  • 9/10 21:20(日本時間)ミャンマー戦(アウェイ)
    相手が相手ですが、初戦は難しいものだからなぁ・・・。

  • J1第26節 9/14(土) 19:00 ホーム VS FC東京
  • ACL準々決勝第2戦 9/18(水)19:00ホームVS広州恒大
  • 天皇杯4回戦 9/25(水)19:00ホームVS横浜FM
  • J1第27節 9/28(土) 15:00 ホーム VS 札幌
  • J1第28節 10/6(日) 15:00 アウェイ VS C大阪

    ――この後はルヴァンの準決勝や日本代表戦がありリーグは約2週間休み――

加入早々に怪我で離脱した相馬、完全復調しない山本、この2枚のピースが戻ってくれば、連戦を戦い抜くことは出来そうなのですが・・・。

 

まとめ

試合後のインタビューで、次はいよいよFC東京との決戦と話を振られた大岩監督は、それよりもまずはルヴァンの浦和戦に照準を・・・と言っていました。

そうですよね。
とにかく、目の前の試合を1つ1つ。
求められる勝ち上がりの条件に合わせ戦っていくのが大事ですよね。

 

サポーターも夢を見すぎずに、
週に2回も鹿島のサッカーを見せて貰える幸運を、
選手に感謝しながら、
一戦、一戦、必死に応援します。

行け、アントラーズ!

 

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