lands_end’s blog

未破裂脳動脈瘤との闘いをコーギーに癒され暮らしています。鹿島アントラーズの応援と読書に人生の全てを掛けている40代の徒然日記です。

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ジーコと共に~昌子と共に!2018年J1第17節・鹿島VS柏戦。鹿島は真夏の夜空に6発の花火を打ち上げ快勝!!~



2018年7月22日、聖地・カシマスタジアムで2018年J1第17節が行われました。

昨年、優勝に手を掛けつつも、柏の執念の前にスコアレスドローとなり、そのまま優勝を逃してしまったモヤモヤを打ち払うべく、スッキリ勝って欲しいと多くのサポーターが願っていました。
大勢の思いに応えるべく、ワールドカップ後、海外移籍や報や体調不良によって、チームへの合流が遅れていた昌子が、予想よりも遥かに早くこの試合からスタメン出場しました。

守備の要が戻った鹿島は、鹿島の夜空に6発の凱旋花火を打ち上げました。
2018年J1第17節、鹿島VS柏戦を振り返ります。

 

2018年J1第17節、鹿島VS柏戦の試合結果とスターティングメンバー

鹿島 6-2 柏
前半11分鈴木 優磨
     前半17分キム ボギョン
前半41分鈴木 優磨
前半45分中村 充孝

後半14分土居 聖真
後半17分安部 裕葵
後半20分安西 幸輝
     後半41分江坂 任

鹿島のスターティングメンバーと交代メンバー

GK1 クォン スンテ
DF3 昌子 源
22 西 大伍
32 安西 幸輝
39 犬飼 智也
MF6 永木 亮太
13 中村 充孝
20 三竿 健斗
30 安部 裕葵 後半19分 2 内田 篤人
FW
8 土居 聖真 後半23分 10金崎 夢生
9 鈴木 優磨 後半35分 4レオ シルバ

自分の予想では、昌子の復帰は大阪でのアウェイ2連戦からだと思っていました。
それに、前節の中村は身体が重そうだったので、柏戦ではベンチスタートだと思っていました。

私は、まだまだ鹿島の選手の事を判っていないと反省です。

 

2018年J1第17節終了時点での順位

鹿島とセレッソは1試合少ないです。

f:id:lands_end:20180723171733j:plain

現在10位
6勝6敗4分
21得点21失点 得失点差0

最後の失点がやはり勿体無かった。
あの失点がなければ、得失点差はプラスに転じたのに・・・。

 

鹿島VS 柏戦の試合内容

タイトルどおり、「昌子と共に」戦った試合だったと思います。

試合開始、夜6時半開始にも関わらず30度以上の気温、湿度も70%以上。
両チームの選手は試合前から汗でびっしょり、身体が重そうに感じた。

前半早々、柏のキーマンと言える伊東へ入ったパスを、昌子がハードタックルで刈り取る。
昌子、ここにあり!
鹿島の選手にスイッチが入ったと感じた。

前半序盤中村の動きが良い。昨年、大岩監督に交代した直後の広島戦で見せたようなキレのある動き。

前半11分永木へパスを出した中村はスルスルとペナルティへ侵入。永木から見事な浮き球が入り、飛び出したGKを交わしてゴール前の鈴木へ。1度は防がれるも、倒れた体勢のまま鈴木が蹴りこんで鹿島が先制!

前半17分、前節・磐田戦の2失点目のデジャブようなシーンで鹿島失点。
ゴール前で人は居たけど防ぎきれず。

同点後から前半終盤まで、鹿島の方が良いリズムだが、柏も粘りフィニッシュまで持ち込めず。

前半41分、ペナルティ中央でボールを受けた永木が右に開いていた鈴木へ。受けた鈴木は、右足を振りぬくと、相手の足に触れる幸運もありGKは防ぎきれずにゴールへ吸い込まれる。鹿島2点目!

前半44分、ペナルティ左へドリブルで持ち込んだ鈴木がゴール正面へクロス。中村が合わせて鹿島3点目!

前半終了、鹿島が終了間際に2点を追加して優位に立つ。

後半開始、柏がエンジン全開で挑んでくる。

後半14分土居安部の2人で柏守備陣を切り崩す。土居が2試合連続で得点を決め、鹿島が差を広げる。

後半17分、右サイドへ走ってボールを受けた三竿が、DFとGKの間に絶妙なクロスを入れると、ファーに走りこんだ安部が蹴りこむ。安部も2試合連続弾!鹿島が柏に大差をつける!

後半20分安西劇場!
永木からのボールを中央で受けた安西がドリブルで持ち込む。相手CBを交わして前ががら空きになるとそのまま持ち込んでシュート!
安西のJ1初ゴールで、鹿島が大量6得点!

6得点以降、鹿島の勢いが急激に落ちる。
安部→内田(後半19分)、土居→金崎(後半23分)と交代し、さらに鈴木にも疲れが見えることで、前線の動きが止まる。
柏が立て続けにチャンスを作るが、スンテと守備陣が必死に防ぐ。

後半35分大岩監督は鈴木を下げてレオシルバを投入し、ボール保持率を上げて守備の建て直しを図る。
しかし、1度切れた集中は戻らない。
前線へ繋ぐパスでミスが連発。昌子が怒る姿が何度か見られる。

後半41分、CKから江坂に決められ、2失点目。

その後、両チーム1度ずつ決定機を迎えるが、永木、伊東、共に決めきれず。
そのまま試合終了。

明らかに、6点目以降の鹿島はおかしかった。
2失点目も与えてはいけない点でした。

 

鹿島VS 柏戦の動画ハイライト

鹿島の5点目、三竿のスペースへのランと絶妙な位置へのクロスが見事です。

 

鹿島VS柏戦を観て感じたこと

昌子の凄味とレベルの違いを感じた試合でした。

試合後に彼がコメントしているように、確かに昌子1人で勝てる訳ではないのですが、自信を深めた昌子のプレーは、チームに大きな影響をもたらしていると感じました。
昌子のことなど、試合を観て感じたことを4つ記しておきます。

 

昌子のレベルについていけるチームにならなくては!

一昨年ごろから、昌子の守備のレベルは国内では群を抜いていたと思います。
それでも、代表になかなか定着しなかったのですが、代表に呼ばれて戻ってくるたびに、私は昌子のプレーに変化を感じていました。

それは、ビルドアップの意識の向上です。

単にクリアしたり、横にパスを繋いだり、ボランチにパスを預けるのではなく、ゴールへのイメージを持ちながらパスの出しどころを探るようになったと感じていました。
その意識が、ワールドカップを迎える頃には確たるものになっていたことが、昌子が直前でCBのスタメンの座を勝ち取った理由の1つだと私は思っています。

昨日の試合でも、明らかに昌子のプレーは違いを見せていました。
単純に守備の強さは当然ですが、取ってからのプレーが違ったと思います。

気になったのは、昌子の意図を、他のチームメートが感じ取れてないシーンが散見されたことです。

典型的だったのが、前半25分のシーンでした。
ボールを保持した昌子は、タイミングを計って、大きく右サイド前方へフィードを送りました。
しかし、そのサイドに居た中村は、2歩も3歩も送れて動き出し(と言うよりも、全く感じ取れて居なかったのだと思う)、結局ボールに追いつけませんでした。

ワールドカップで強豪国の試合を観たばかりだから、昌子のプレーが世界で渡り合うには必要なプレーなのだと良くわかります。
だからこそ、昌子はその世界標準を、鹿島にもたらそうとしているのだと思いました。
ちなみに、内田が何度も見せている、グラウンダーでの高速クロスも、海外では当たり前のクロスだと思います。

昌子や内田の世界標準のプレーを、チームが意識して出来るようになれば、鹿島はJリーグの中でも頭1つ抜け出せると思います。

昌子が鹿島でプレーしているうちに、チームに浸透させて欲しいす。

 

安部!鈴木!もっと、もっと、もっと暴れてしまえ!!

前節の磐田戦後にも同じことを書いているので、焼き増しみたいになってしまうのですが、それでも書かずにはいられません。

安部、鈴木、もっともっと暴れろ!

もっと高いレベルで暴れてくれ!!
二人が活躍すればするほど、鹿島は間違いなく勝てる!!!

 

最後の永木へのパスがきっと金崎復調のきっかけになる!

金崎の事を悪く言う人も多く、私としてはとても憤慨しています。
今年序盤、必死に鹿島を支えたのは誰だと思っているのだろうか?

確かに、ここ最近は少々強引なプレーが目立ち、連動を欠いていたかも知れません。
でも、昨日の後半45分に見せた、ドリブルで持ち込み、十分に相手をひきつけてからフリーの永木に出したプレーは、金崎が本来の姿を取り戻すきっかけになる気がします。

これから地獄の連戦が続きますので、金崎の復調は絶対に必要です。

 

レオ・シルバについて

コンディション不良から戻ってきたレオを、試合勘を取り戻させるためにも、大岩監督は出したのだと思います。
確かに、キープ力やスペースへ動いてボールを引き出す位置取りは抜群でした。
でも、レオのプレーに何か違和感を覚えたのは私だけでしょうか?

周囲の動きと噛み合っていない。
チームの中で1浮いている動き。

失点のシーンは、レオの所為だけど、あれはまあ仕方ないかと思いました、
問題は、それ以外のシーンで、レオのプレーに異質な感じが強くしたことです。

レオが出ているとき、既に鈴木、土居、安部は下がっていて、スペースに動いてボールを引き出す役が出来る選手が居ませんでした。
だから、レオはあのようなプレーに終始したのでしょうか?
今後、レオが出場した時、注目したいポイントです。

 

鹿島の今後について

反撃の狼煙を上げることに成功しました。
攻撃陣にリズムが生まれたのは明るい材料です。
一方、クリーンシートの試合が無いのは、懸念材料です。

まあ、酷暑の中での試合が続くので、「攻撃に優る防御なし」戦術は、ある意味重要なのかも知れません。

 

今後の鹿島の地獄日程

連日、熱射病のニュースが報道される酷暑の中、地獄連戦が始まりました。
とにかく、信じられないような連戦です。

  • 【リーグ】第14節 7月25日(水)
    アウェイ セレッソ大阪 19:00 
  • 【リーグ】第18節 7月28日(土)
    アウェイ ガンバ大阪 19:00 
  • 【リーグ】第19節 8月1日(水)
    ホーム FC東京 19:00 
  • 【リーグ】第20節 8月5日(日)
    ホーム 清水エスパルス 18:30 
  • 【リーグ】第21節 8月11日(土・祝) 
    アウェイ 名古屋グランパス 18:00 
  • 【リーグ】第22節 8月15日(水)
    アウェイ V・ファーレン長崎 19:00
  • 【リーグ】第23節 8月19日(日)
    ホーム 横浜F・マリノス 18:30
  • 【リーグ】第24節 8月24日(金)
    ホーム ジュビロ磐田 19:00
  • 【ACL】準々決勝 8月28日(火)
    ホーム 天津権健 19:00
  • 【リーグ】第25節 9/1(土)or9/2(日)
    アウェイ サンフレッチェ広島 時間未定 
    ※このあと、日本代表WEEKとなり約2週間の中断です。

昨日の柏戦から、中2日でアウェイのセレッソ大阪戦です。
さらに中2日でアウェイのガンバ大阪戦と続きます。

大丈夫かな?
選手の身体は?
本当に心配です。

 

可能性がある限りリーグ優勝は諦めない!
それが、鹿島アントラーズの伝統だと思うから。
戦え、勝て、行け、アントラーズ!!

 

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