lands_end’s blog

未破裂脳動脈瘤との闘いをコーギーに癒され暮らしています。鹿島アントラーズの応援と読書に人生の全てを掛けている40代の徒然日記です。

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Russia World Cup ~日本代表、第2戦・セネガル戦!世界よ、これが柴崎岳だ!!



2018年6月24日(日本時間25日0時)、ロシアのエカテリンブルグの地で、ロシアワールドカップグループHの第2戦、日本VSセネガルの試合が行われました。

第1戦・・・
日本はコロンビアに2-1で勝利。
セネガルもポーランドに2-1で勝利。

両国共に勝ち点3で迎えたこの試合、勝てば決勝トーナメント進出に王手を掛ける重要な一戦となりました。

ワールドカップ開幕前、日本代表への世間の注目は本当に低かった。
ところが初戦でコロンビアを撃破してからは、多くの人が「手のひら返し」をさせて日本代表を応援するようになりました。
コロンビア戦の勝利がマグレでは無いことを証明し、この熱気を確かなモノにするために、コロンビア戦と同じ11人がピッチに立ちました。

日本VSセネガルの一戦を振り返ります。

 

日本VSセネガル戦の結果とスターティングと交代メンバー

日本 2-2 セネガル
      前半11分サディオ マネ
前半34分乾 貴士
      後半26分ムサ ワゲ
後半33分本田 圭佑

スターティングメンバーと交代メンバー

GK 1 川島 永嗣
DF 3 昌子 源
      5 長友 佑都
    19 酒井 宏樹
    22 吉田 麻也
MF 7 柴崎 岳
      8 原口 元気 →後半30分 9岡崎 慎司
    10 香川 真司 →後半27分 4 本田 圭佑
    14 乾 貴士 →後半42分 11宇佐美 貴史
    17 長谷部 誠
FW15 大迫 勇也

本田を先発から外し、途中投入で使うと決めたことが、西野監督最大の功績かもしれません。
試合途中での投入は、彼のストロングポイントを最大限に活かせる、最良の使い方だと思います。

 

日本VSセネガル戦の試合内容

前回のコロンビア戦の視聴率は48%だった。
夜9時キックオフと言う時間帯を考えれば、不思議ではなかった。
しかし、日曜夜24時キックオフセネガル戦で、30%を超えるとは思わなかった。
多くの人が観戦していたので、詳細は省き、ポイントだけをまとめておきます。

 

試合開始セネガルの圧が凄い。日本は劣勢。思うようにボールを前線に運べない。

前半11分GK川島の痛恨のミスで失点。しかし、あまりにも凄まじいミスだったので、他の選手へのダメージは少なかった。

失点後、あまりにアッサリと先制出来たからか、セネガルのエンジンが切られる。開始直後の勢いが無くなり、日本が立て続けに攻めたてる。

前半16分長谷部が強烈なミドルを放つ。不運にも乾(たぶん)に当たってしまうが、このシュートが日本のエンジンにさらに点火!

前半34分柴崎がセンターサークル付近から右サイドを駆け上がる長友にロングフィードを出す。長友のトラップは大きくなるが、駆け寄るセネガルのDF陣よりも先に触り、乾とスイッチ。フェイントを挟んでペナルティ内でドリブルした乾は、得意のレンジから右足を振りぬくと、ボールはゴール右隅へ吸い込まれていきました。
日本、同点!

同点後、一進一退。両国共にチャンスを得るが得点には結び付かず。


後半開始、腹の探りあい。がっぷりと組んだ状態で時間が過ぎていく。

後半5分、ゴール前にふわりと上がったクロスに大迫がフリーで合わせるが、体勢が厳しくて強いシュートにならず。
日本、チャンスをロスト!

後半15分、ペナルティ右へ抜け出した柴崎がダイレクトにゴール前に早いクロスを入れるが、走りこんだ大迫は合わせることが出来ない。
日本、再びチャンスをロスト!

後半19分、大迫から絶妙なパスをペナルティエリア左で受けたがシュートを放つがクロスバーに阻まれる。
日本、三度チャンスをロスト!

いやな予感に肌がザワザワする。

後半20分頃~、セネガルがリズムを掴む。

後半26分日本失点。守りきれずに再びリードを許す苦しい展開。

失点後、西野監督が動く、27分に香川→本田、30分に原口→岡崎
この交代が的中する。

後半33分大迫がゴール前にクロスを上げる。岡崎が潰れるも左サイドで受けたが中へ折り返す。再び岡崎が潰れるも、フリーとなっていた本田が冷静に流し込む。
日本2点目、同点に追いつく!
岡崎、ナイス潰れ役!!

2-2の同点後、明らかに疲れの見えるセネガルに対し、日本は攻撃を仕掛ける。
しかし、日本の前線にも疲れが見える。

後半42分乾→宇佐美を投入するも、効果は出ない。

2-2のままタイムアップ。
両国共に勝ち点を1ずつ積み上げて試合は終わりました。

 

日本VSセネガル戦のハイライト動画

今回もNHKのワールドカップ特集ページをリンクしておきます。
本当に凄い特集だ。
このために金を取られているのか?
サッカー好きには最高だが、サッカー興味の無い人は怒らないかな・・・。

www1.nhk.or.jp

何度見ても、1失点目の川島のプレーは拙い。

 

日本VSセネガル戦を見ていて感じたこと

端から見る分にはきっと面白い試合だったろう。

FIFAの公式で「コメディー」とまで称されるような酷いミスあり、思わず声を上げるような素晴らしいシュートあり、激しい肉弾戦あり、個に対して組織で食らいつく戦いぶり、諦めない戦いぶり・・・。

試合を観終えた後、感じてることをまとめておきます。

 

柴崎岳、どこまで進化する?

敢えて、タイトルにまで柴崎の名前を使ったくらい、実は、自分自身も驚いています。

鹿島サポなので、彼の才能は判っていました。
実力を発揮すれば、あのCWC決勝でレアルから2点取ったようなプレーが出来ることは判っていました。
ただ、これは私の個人的な感想かも知れませんが、彼のプレーにはムラがあるように感じていました。
良い時は「凄く良い」のだけど、次は「良い」でも「普通」でもなく、一気に「悪い」になってしまうと。
しかも、1試合の中でも針が大きく振れる事もありました。

その彼が・・・
「凄く良い」プレーを2試合連続(直前のパラグアイ戦も含めれば3試合連続)で披露しています。

驚異的なスピードで進化していると思います。
コロンビア戦のあと、守備意識の向上が・・・なんて書きましたが、そんな単純な事ではなさそうです。

チームを勝たせるのは、自分の出来次第だ!と言う強い責任感を感じます。
それと、点に繋がるポイントを嗅ぎ分けるセンスが異常に発達したと感じます。

彼の進化が本当に楽しみです。
もっともっと進化するはずなので、絶対に決勝トーナメントまで勝ち進んで欲しい。

 

決定力の無さは本気で改善する必要がある

コロンビア戦の後でも書きましたが、決定力の無さは本気で改善しないといけないと思います。

特に、ワールドカップでこの先も勝ち進んでいくためには、決定力の有る・無しが、重要な鍵を握ると思います。
サッカーは、90分無失点に抑えても勝ち上がりは約束されません。
さらに延長を戦うか、PKでの決着になります。

強豪相手になればなるほど、チャンスはそれほど貰えません。
確実に仕留める時に仕留めないと、勝てないと思います。

他国の試合、特に、強豪国の試合を見ていて思うのは、名のある選手はこぞって決定力があります。
1試合に1・2回しか訪れないチャンス、それを確実にモノにする技術を、これからの若い世代は身につけて欲しい。今の選手達に改善を求めるには年齢が・・・。

今回のワールドカップには日本のU19の選手たちが同行しています。
彼らには、是非、他国の試合を目一杯見て欲しい。
そして、シュートを決めるべき時に決める大切さを感じて欲しいです。

 

前日本代表監督ハリルホジッチの正の遺産と負の遺産

解任へのプロセスは未だにシックリとしませんが、今のところ、監督交代によるプラスの波が日本代表を後押ししてくれています。

昨日の試合を見て、間違いなく、ハリルホジッチ前監督の指導が選手達に根付いていると感じました。

まずは正の遺産。
彼が言い続けていた「デュエル」
しっかりと戦っていました。
個々のぶつかり合いで、負けない戦いをしていたと思います。
それと「積極的な若手の登用」
チーム内に競争意識が芽生え、ベテラン達の気持ちを揺さぶり、結果的にもう一花咲かせる結果に繋がったと思います。

続いて負の遺産。
「GKの育成を疎か」にしたこと。
当初、身長の大きなGKを求めていた彼も、日本人GKの身体の大きさとレベルを知ってからは、旧来のメンバーを選出するようになりました。
その結果、今、苦しんでいます!

 

GKの育成は日本サッカー界にとって急務である

今回の大会を見ていて強く感じるのが、日本の最大のウィークポイントはGKだと言う事です。

別に、川島を非難するつもりはありません。
彼は彼で、全力を尽くしているのでしょう。

問題は、彼に替わる、もしくは彼を脅かす人材を育成しなかった、日本サッカー界だと思います。

お隣の韓国では、次々と優秀なGKが誕生しています。
良い点は、どんどん真似るべきだと思います。
ただでさえGKは、育ちにくいポジションなのですから!

未来の日本サッカー界を、路頭に迷わせる可能性がある、重大な問題と思います。

心配です。

 

グループHの展望と日本の行方

3戦全敗もありえると評されていた日本代表ですが、2試合を終えて1勝1分で勝ち点4を手にしています。
悪くない結果ですが、でも、グループリーグ突破が決まった訳ではありません。

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コロンビアがポーランドに勝ったことで、今後の行方が複雑になりました。
決勝トーナメント進出に向けて、色々なパターンが想定されますが、日本としては第1・2戦と同じようにしっかりと守り、走り、そして手早く攻めて、勝利を目指すことが何より重要だと思います。

 

第3戦・ポーランド戦は、6月28日23時キックオフ

FIFAランキング8位のポーランドが・・・。
組み合わせ抽選会でポッド1に入った国が・・・。
2戦を終えてグループリーグ敗退が決まる等、誰が予想できただろうか?

サッカーとは、本当に何が起きるか判らない。
ホンのちょっとした事で、チームの勢いが変わる。
日本としては、このままポーランドが寝ていてくれることを祈るのみだ。

ポーランド戦の鍵は2つ。

かつて香川の同僚だったレバンドフキをどう止めるか?
セネガル戦から中3日のためメンバーをどうするのか?

西野采配が楽しみです。

 

頑張れ、ニッポン!
まずはベスト16を手にしてくれ!!

 

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