2018年3月3日、J1リーグ第2節が行われました。
この日は、鹿島のホーム開幕戦。
しかも、神様ジーコの誕生日！
開幕セレモニーは無かったけど、試合前にジーコからの激励メッセージが液晶ビジョンで流されました。
ジーコ・・・お元気そうで何よりです。
さて、試合のほうですが・・・
重苦しい、本当に重苦しい試合展開となりました。
2018年J1第2節 鹿島VS G大阪戦を振り返ります。
- 鹿島VS G大阪戦の試合結果とスターティングメンバー
- 鹿島VS G大阪戦の試合内容振り返り
- 注目した選手の結果と注目した攻守のポイントは何だったか？
- 昨日の試合を観て感じたこと
- 鹿島の今後
- 追伸！ジーコ、本当に誕生日おめでとう！！
鹿島VS G大阪戦の試合結果とスターティングメンバー
鹿島 1－0 G大阪
後半33分 金崎 夢生
スターティングメンバーと交代メンバー
GK 1 クォン スンテ
DF 3 昌子 源
5 植田 直通
16 山本 脩斗
32 安西 幸輝
MF 8 土居 聖真 →後半45分永木 亮太
20 三竿 健斗
25 遠藤 康 →前半26分安部 裕葵
40 小笠原 満男
FW 7 ペドロ ジュニオール →後半20分鈴木 優磨
10 金崎 夢生
流石に大岩さんもレオを外しましたね。
まあ、プロなんだから、結果が出せないのであればスタメン外れても仕方ない。
2トップは、鈴木からペドロにしました。
このペドロが・・・ねぇ・・・。
2018年J1リーグ、第2節終了時の鹿島の順位
7位！
しかし、ちょっと不思議な順位表になっています。
まさか磐田がねぇ・・・。
ここから、1つ1つ順位を上げていきましょう！
鹿島VS G大阪戦の試合内容振り返り
今年もホーム開幕戦をスタジアムで観戦する事が出来ました。
ポカポカ陽気で、身体にも優しい天気でした。
駐車場からスタジアムに向う途中に見えるスタジアムは本当に美しい。
何度も来てるけど、来るたびに畏敬の念を感じるスタジアムです。
序盤、鹿島もガンバもフワフワした試合の入り
スタンドから観ていて感じたのは、何か緊張感に欠ける雰囲気でした。
前回スタンドから観戦したのが、「あの柏戦」だったので、その時との雰囲気の違いでしょうか？
そんな中、前半6分にこぼれ球を倉田に打たれます。
これは枠を大きく外れてくれましたが、ヒヤッとしました。
このシュートを切っ掛けに、ようやく両チームにスイッチが入ったように思いました。
前半の前半、鹿島が攻勢をかけるが得点に繋がらず
鹿島の状態が良いと言うより、ガンバの中盤が緩く、鹿島が何度かチャンスを得ます。
前半15分、金崎のグラウンダーのシュートは惜しかった。
更に21分の金崎のミドルは東口に阻まれます。
突然、遠藤がピッチを去る
バックスタンドから観ていたので、遠藤がタタタッと階段を下りる姿が良く見えました。
正直、大怪我には感じませんでした。
周りの人達も、トイレか？という印象でした。
しかし、すぐに安部に交代したので、怪我だと判りました。
★全治6週間だそうです。早くて4月半ですね。しっかり治して戻ってきてね！
前半の後半、鹿島の攻勢は続くも得点に到らず
遠藤の突然のアクシデントはありましたが、鹿島が攻勢を続けます。
32分の金崎のシュートは東口のファインセーブで防がれ、34分は決まったと思ったらオフサイドでした。
40分のペドロのシュートは力不足、同じく40分の土居のシュートはコースが甘くてダメでした。
後半の前半、依然として鹿島ペースも点は入らず
後半4分、ペドロがペナルティ内で意表を付く切りかえしまでは見事！しかし、その後は意味不明なプレー！。シュートなのかセンタリングなのか謎！
8分の金崎のシュートも不発。
そして15分、左サイドに開いた土居がボールを受けて、中央でフリーのペドロへ！
パスまでは完璧でしたが、ペドロのシュートは東口にぶち当たりました。
要注意人物の中村に一瞬の隙をつかれる
後半21分、U17代表の中村にペナルティへ侵入されてシュートを打たれる。
しかし、スンテが上手くプレッシャーを掛けた甲斐もあり、シュートはクロスバー！
本当に危なかった。
このあと暫くガンバペースとなります。
ついにその時が来た！2018年リーグ第1号！！
昨年第32節・浦和戦でレアンドロが決めた時点からカウントすると、リーグ戦は358分ぶりの得点です！
長かった・・・。
1点がこんなに遠いとはね。
ゆうま、ナイス！
突き放すことは出来なかったが、なんとかシーズン1勝目を飾る
後半39分、44分、いずれも土居が絡むが、シュートまで到らず。
もどかしい時間が続いたが、今日のガンバには1点でも十分でした。
えらい長いロスタイム（4分）の果てに、今期初勝利を飾りました。
鹿島VSG大阪戦のハイライト動画
ペドロがどフリーでの外すシーンは、録画と判っていても観るたびに頭を抱えてしまいます。あれを決められないとどうすんだ？
注目した選手の結果と注目した攻守のポイントは何だったか？
試合前に注目した選手の結果と、試合を見て感じた攻守のポイントです。
今回は、願いが通じたのか、試合前の注目と結果が結び付きました。
金崎！願い通りの得点ありがとう！！
試合前、とにかく1点、獲って、閉塞感を打開してくれと願いました。
それなのに・・・
外しまくって、今日もダメかと思わせておいての得点。
周囲の人達も、得点時には飛び上がって喜びつつ、呟いてましたよ。
「やっとだよ・・・」
「こんなに1点が遠いなんて・・・」
ここから巻き返してね、ムーちゃん。
頼むよ！
三竿！ハリルの目にとまった根！！
ハリルが視察にくるので、チャンスを活かせと願ったら・・・。
試合後にはハリルが、三竿と米倉が良かったと感想を述べていたようです。
やったね、三竿！
まだまだ荒削りな部分はあるかも知れない。
でも、スローイングの時のポジショニングとか、解説の福田も褒めていましたよ！
まだまだ、伸びる！
ワールドカップまでは、まだ時間があるよ！！
安部、安西の若手コンビも全開でした！
場の空気を換えられる「何か」を持っていると思うので、思う存分暴れてくれと願ったら、その通り、しっかりと暴れてくれましたね。
安部は得点に絡めずに残念でしたが、あと少しな予感！
ただ、怪我が心配です。
安西は、連携の熟成にもう少しですね。
金崎と呼吸が合わずにボールが繋がらず、チャンスが潰れていたのが残念です。
攻撃面での鹿島のポイント
前半が終わった時には、今日もまさかのスコアレスドローじゃないだろうな？
と、観ていた多くのサポーターが心に過ぎったと思います。
後半、なんとか点が入りましたが、正直、心配です。
今年のキャンプではフィニッシュの精度を高めるとか言っていたはず。
キャンプの効果が出るのはまだ先かも知れないけど、ちょっと、酷くないですか？
それと、やっぱり組み立てが出来る人がいないですね。
金崎を潰されたら、どう打開するのか見えないのが心配です。
守備面での鹿島のポイント
安定の守備陣ですね。
リーグ戦は昨年から考えると5試合無失点！
これだけの守備陣がいるのだから、絶対に優勝しないとダメだと再認識しました。
ルーキーの中村に打たれような、一瞬の隙も見せないレベルまで高めることが出来れば、最高だと思います。
あとは、早い段階で犬飼を出して欲しい。
必ず、CBの交代が必須となるはずなので、早めに経験を積ませておいてほしいです。
昨日の試合を観て感じたこと
昨日の試合のまとめ記事を作るなら、次の2点は外せないと思うので、自分なりに思う事をまとめます。
該当選手をこよなく愛する人には怒られるかも知れないけど・・・。
キャプテン・小笠原の存在感
絶大ですね。
まさに、今のチームに絶対必要な選手でした。
個人的には、昨年のラスト2試合に小笠原が出ていれば・・・とは思います。
ですが、それは神様にしか判りません。よって、その話をここではしません。
それよりも、未だに小笠原に頼らざるを得ないチームに危機感を覚えます。
彼の凄さは、チームを鼓舞する姿勢だと思います。
昨日のガンバ戦、上から観ていてそれを強く感じました。
パスを通された直後
シュートを打たれた直後
セカンドボールに競り負けた直後
敵･味方の選手が交代した直後
シュートが外れた直後
シュートが決まった直後
いつも、誰かを捕まえて話しかけていました。
ガンバの遠藤みたいに芸術的なプレーで見せるわけでもなく
足が速いわけでもなく
ミドルシュートが凄いわけでもなく
ただ、ピッチの上で常に勝つために必要だと感じることをする選手
鹿島にとって宝物なのかもしれない。
それでも、いつまでも彼に頼っていてはいけないと思います。
今年中に、昌子や金崎、内田などが、少しでも小笠原の姿勢を継ぐ事を願います。
ペドロは本当にダメなのか？
昨日、スタジアムで観ていて、思わずニヤけるシーンがありました。
ペドロが足元でコネコネしてロストする
ペドロがパスをあらぬ方向で出す
ペドロがシュートを外す
そのたびに、観客が同じ反応をしてました。
「あ～もう！」
それを見て、みんな同じようにフラストレーションが溜まっていると感じました。
イライラする人達の中には、「変えてくれ」「ダメだ」「期待できない」と言う人もいました。
確かに、あれだけチャンスを潰しているので、言われても仕方ないと思います。
思いますが、本当にペドロは使えない選手なのでしょうか？
昨年の記事でも書きましたが、私は、鹿島のスタイルとペドロが合っていないだけだと思います。
2016年シーズン、ペドロは10得点10アシストです。
マグレでは出来ない数字です。
その実力がある選手の結果が出ないのは、単に、ペドロの使い方が違うだけではないでしょうか？
こう言うと、フロントの問題か？とも思えますが、私は、フロントの想定以上に、ペドロには問題があったと考えています。
その問題とは・・・
「あんなに足元の下手糞なブラジル人がいるのか？」と言うことです。
本当に下手ですよね？
いい加減、それが判ってるのだから、活かし方を変えれば良いと思うのですがねぇ。
では、ペドロが活きるプレーとはどんなプレーなのか？と言うことですが、それは昨日の試合でもありました。
後半15分の、あの決定的なシーンです。
外したけどね。
足元に放り込んでポスト役をさせるとか
相手が密集しているところでパスを戻させるとか
足元に放り込んでドリブルで相手を交わさせるとか
ペドロはダメでしょう？
でも、フリースペースを見つけて走り込む彼の独特のセンスは、他の選手には無い良さだと思うのです。
実際、ガンバ戦の後半は、けっこう良い動きをしていたと思います。
ただし、それが鹿島のサッカーに合うのかと言うと・・・疑問ではあります。
いずれにせよ、ペドロの全てが悪い訳ではないと無いと思います。
鹿島のスタイルの中に当てはめると、ダメ・・・なだけかと・・・。
昨年夏の輝きを取り戻してくれたら、最高なんですがねぇ。
鹿島の今後
重苦しかった開幕戦から1週間、ようやくホームで開幕しました。
正直、心配なことだらけです。
正直、不満もいっぱいです。
それでも、今年はワールドカップ中断期間があるため、のんびり調整し直すことは出来ません。
過密日程の中で、勝ち点を上げながら、アジャストしていくしかありません。
今後の予定
- 【ACL】第3節 3月7日(水)
シドニーFC 17:30 鹿島 - 【リーグ】3月10日（土）
ホーム 広島戦 15：00 - 【ACL】第4節 3月13日(火)
鹿島 19:00 シドニーFC - 【リーグ】3月18日（日）
アウェイ 鳥栖戦 16：00 - 【リーグ】3月31日（土）
ホーム 札幌戦 15：00
まずは、18日鳥栖戦までの過密日程を乗り越えましょう。
大岩監督、ちゃんと選手を入れ替えてください。
疲労によって、半年や1年欠場などの大怪我だけはさせないようにしてください。
次はACLです。
アウェーで勝てば、グループリーグ突破に近づきます。
チームの総力を結集して、
勝利を掴み取ってください！
行け、アントラーズ！！
追伸！ジーコ、本当に誕生日おめでとう！！
また、日本に、カシマスタジアムに来てください！
我々は、フラッグ掲げて待ってます！！
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