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未破裂脳動脈瘤との闘いをコーギーに癒され暮らしています。鹿島アントラーズの応援と読書に人生の全てを掛けている40代の徒然日記です。

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未破裂脳動脈瘤と闘う ~入院8日目(術後7日目)。術後2回目のCT撮影は造影剤を投与した~



2015年春に見つかった未破裂脳動脈瘤を、2016年春に『開頭クリッピング手術』を受けて治療した私自身の闘病記録です。

前回の記事は、病院の大部屋に付きものの迷惑な患者についてまとめました。
今回の記事は、術後2回目のCT撮影と造影剤投与についてまとめてみます。

以前の記事でも書きましたが、私の身体は造影剤に対しアレルギー反応を起こします。

2015年春、偶然受けた脳のCT撮影で未破裂脳動脈瘤らしき瘤が見つかったため、確定診断のために造影剤を使用してCT撮影を行いました。その際、見事に副作用に襲われ足先にびっしりと蕁麻疹が発症しました。

その後、手術前の脳血管撮影検査でも同じく副作用が出たため、今回はかなり厳重な監視の下で造影剤投与が行われました。

術後初めての造影剤投与によるCT撮影についてまとめます。

 

術後2回目のCT撮影について

今回のCTは手術後2回目となる。

1回目は術後4日目に受けました。造影剤は投与せずに単純撮影でした。
既に尿道カテーテルは外れていたので、動くことは出来るようになっていましたが、まだ身体の自由が効かなかったので車椅子でCT撮影室へ行きました。
また、撮影後も医師が病室に来て「問題なし!」と話をしてくれました。

2回目の撮影時は既に抜鈎や入浴も終え、かなり身体の自由が効くようになっていましたので、CT撮影室への移動も自分の足で行きました。
また撮影後の診断も、主治医の診察室で画像を見ながら行なわれました。

 

造影剤投与について

先に述べましたように、私の身体は造影剤に対してアレルギー反応が出やすい体質です。

最初の時は、造影剤を投与した翌日に足先にびっしりと蕁麻疹が出来てしまい、数日間は腫れと痒みが引きませんでした。

2回目の投与は手術を決めた後に受けた脳血管撮影検査でした。
この時は2泊3日の入院であり、以前に副作用が出た事を伝えていたので、病院側が色々と対策を施して投与されました。
それでもやはり、投与した夜に足先に赤い発疹がビッシリと現れました。
ただし、一晩で引いたので問題にはなりませんでした。

そして、術後の今回が3回目の投与となります。
病院側も私は副作用が出ることは判っているが、それでも診察のためには造影剤が必要なので投与すると判断し、投与して撮影することを話されました。
もちろん、色々とリスクを伴うので、またしても家族同伴で色々と怖い話(最悪のケースについてなど)を聞かなくてはいけませんでした。

 

造影剤投与の点滴が痛すぎる

CT撮影台に仰向けに寝て、右腕に点滴(造影剤投与のため)を刺す事になりました。
しかしこの針が・・・
痛い!
痛すぎる!!

検査技師が下手なのか?
私の身体が怖がっていたのか?
その辺は謎なのですがとにかく痛かったです。

ハッキリ言って、手術後のどの痛みよりも痛かったです。
右腕で刺せず、左腕で刺せず・・・
結局、採血センターから看護師が応援でやって来て右腕に刺しました。
応援で来た看護師は、見るからにベテラン(失礼・・・)さんで、痛みはあれど上手い具合に刺してくれました。

彼女が言うには、私の血管は固いそうです。
動脈硬化なのか?と思って聞いたら、そうではなくて単に弾力がありすぎるそうです。
それを聞き、どうりで健康診断の採血の度に酷い目に遭う理由が判った気がしました。

 

やっぱり現れた副作用

医師からはステロイドを投与してアレルギー反応を抑えると説明を受けました。
ただ、どのようなタイミングで投与するのか説明は受けませんでした。
喘息があるか?とは聞かれた気はします。

病院側も色々と手を打ってくれました。
それでもやはり3回目も副作用が出ました。
今回は足先だけでなく、身体全体に発疹が出ました。

 

赤い発疹が身体全体に・・・

  • 午前、造影剤を投与してCT撮影を行いました。
  • 午後、撮影した画像を元に診断を受けました。
  • 夕刻、足先に薄く発疹が出始めました。
  • 、身体全体にポツポツと赤い発疹が出ました。

医師の診察の元、薬が処方されました。
この時の薬が何だったのか記録を残していません。
発疹は出来ましたが、痒みや痛みはありませんでした。

 

一晩でほぼ解消されました

薬を服用してからか・・・
それともステロイドの投与が効果を現したのか・・・
3回目の投与で現れた副作用は酷くなることはなく、一晩で綺麗に消え去りました。

投与前には、1回目の時みたいに発疹が酷くなって膿んでしまったり、水ぶくれが出来たら嫌だなぁ~と思っていましたが、何も起きずに助かりました。

 

今後は造影剤の使用は極力避けるように言われる

今回、十分な配慮を受けて造影剤を投与することで、それほど酷い副作用が出なかったので自分としては安心していたのですが、診察時に医師からは次のように言われました。
「今後は極力造影剤を使用しない方が望ましい」
今回の手術の経過観察だけでなく、今後の生活に置いても使用しない方が良いと言われました。

造影剤は色々な検査(心臓等)で使用されるそうです。
そのため、自分の身体には造影剤アレルギーがあることを理解しておき、受ける際にはきちんと病院や医師に報告をしてから受けた方が良いと言われました。

今のところ副作用としては蕁麻疹や湿疹程度で済んでいますが、それ以上の副作用が出る事は否定できないとのことでした。

 

造影剤を投与して撮影した患部の結果は?

ここまで造影剤の事ばかり書いてきましたので、肝心の、手術した患部の診断について書いておきます。
撮影の結果・・・
全く問題なし!
と診断されました。

実際に画像を見ながら説明を受けたのですが、

  • 脳動脈瘤があった場所に着いているクリップの状態
  • クリップ周囲の血管の状態
  • それ以外の頭部の状態

全て問題ありませんと診断されました。

この時点で手術成功は確定となり、あとは退院日を決めるだけになりました。

 

次回は術後に初めて一人で入った入浴(シャワー)についてです。
前日に初めてのシャワーを介助付きで行ったのですが、今日からは独りで浴びることになりましたので、その体験をまとめます。

次回『未破裂脳動脈瘤と闘う ~入院8日目(術後7日目)。苦戦した、独りで浴びるシャワー!!~』

 

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