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未破裂脳動脈瘤と闘い、コーギーに癒され暮らしてます。本好き歴史好きサッカー好きの40代の徒然日記です。

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未破裂脳動脈瘤と闘う ~入院4日目。術後3日目に尿道カテーテルを外して歩く!~



この一連の記事は、2015年春に見つかった未破裂脳動脈瘤を、
2016年春に『開頭クリッピング手術』を受けて治療した闘病記録です。

前回の記事は手術時に装着された尿道カテーテルを外す際の痛み等をまとめました。

未破裂脳動脈瘤と闘う ~入院4日目。術後3日目に尿道カテーテルを外す~ - lands_end’s blog

今回の記事は術後3日目にしてベッドから出て歩いた時の事をまとめました。

手術前から、術後3日目か4日目には自力歩行可能です!と言われていたのですが、頭蓋骨切開を行った人間が、僅か数日で歩けるものか半信半疑でした。
仮に歩けたとしても、一歩一歩踏みしめるたびに激痛が走るのではないかと不安に感じていました。

今回、実際に自分が術後3日目に自力歩行を開始した際に感じたことを、日記にまとめてみます。

 

尿道カテーテルが外れ歩行許可が出る

前回のブログでまとめたように、医者から歩行可能であると判断されるとカテーテルが外されます。
尿道カテーテルが外れると、歩行についての注意事項を言い渡されます。

 

ベッドに起き上がるのもナースコールするように言われました!

手術日の朝からカウントすると、48時間以上もベッドに横になった状態でいます。
しかも寝返りも出来ません。
膝を曲げる程度で長時間過ごしていたので、身体が自分の意思の通りに動きません。
そのため、最初はベッドから起き上がるのも独りでは行わないように言われました。

ベッドに腰掛けようとしてずり落ちるケースがあるそうです。

 

術後の初めての歩行はお手洗いへ

カテーテルが外れて暫くしてから、ナースコールを押しました。
「すいません、オシッコに行きたいです」
暫くすると、看護師が1人病室に来てくれました。

 

看護師は付き添いであり、介助してくれる訳ではありません

大切なのは、看護師は私の歩行に付き添ってくれるのであって、歩行を介助してくれる訳ではないという点です。

あくまでも、転倒したり、または転落しないように支えてくれているだけであり、ベッドから起き上がる背中を押してくれるとかか、歩く時に手を握ってくれるわけではありませんでした。

これは病院ごとに方針が違うかもしれませんが、私の入院していた病院では、あくまでも自力歩行時の事故防止のための付き添いである。と言われました。

 

ベッドで身体を起すと強烈な眩暈が・・・

電動ベッドを起して角度を付けて起き上がりやすくしてから、利き手の右手で身体を支えつつ、まずは両足をベッドの外へ出しました。
それから身体を起そうとしたのですが・・・
こんなにも起きるのは難しかったか?
と思うくらい手間取りました。

何とか身体を起した瞬間、前のめりに倒れました!
もっとも、その瞬間に看護師が支えてくれましたので大事にはなりませんでした。

看護師に支えて貰いながらベッド脇に腰掛けたのですが、酷い眩暈が襲ってきました。

  • 目を開けてもグルグル・・・
  • 目を閉じてもグルグル・・・

遠くを見ること10分程度で、ようやく落ち着きました。

 

看護師に掴りながらベッド脇に立つ

眩暈が治まったところで、今度は立ち上がりにチャレンジしました。
正直言って不安でしたので、「掴らせてください」と言って看護師の腕に掴りながらベッドから立ち上がりました。

ちなみに、立ち上がる時はベッドの高さをあまり低くしない方が楽でした。

 

下半身に力が上手く入らない

掴りながら立ったものの、下半身に全く力が入りません。
腰から下がカクカクしてしまい、可笑しくもないのに笑っているみたいになりました。
恥ずかしながら看護師さんに掴ることで、何とか立っている状況でした。

 

点滴用のポールを支えに足を前に出す

左手首に刺している点滴用のポールに掴りながら、歩行を開始しました。

右足をゆっくりと上げて、前にソロソロと出すところまでは問題ありませんでした。
しかし、足を下ろした瞬間、カクッってなりました。
この時も、看護師さんが上手に支えてくれました。

 

トイレまで僅か10数メートル!果てしなく遠い!!

自分が居た病室からトイレまで、距離にしたら僅か10メートル程度でした。
ですが、この普段なら何でもない距離が果てしなかったです。

  • 一歩すすんでフラフラ
  • 二歩すすんでクラクラ

辛かったです。

 

便器に腰掛けて用(小)を足す

何とかトイレに辿り着き、便器に座って用を足しました。
どう頑張っても、通常通り立ったまま用を足すことは出来ませんでした。
看護師にも座るように言われました。

 

陰部に鋭い痛みが!

排尿した瞬間、陰部の先に鋭い痛みを感じました。
思わず排泄を止めて確認しましたが、血は出ていませんでした。
恐る恐る排尿を再開すると、またしても鋭い痛みが!
排尿が終わってからも、残尿感のような妙な感触が残っていました。

この痛みと違和感は、尿道カテーテルをしていた影響とのことでした。
数日間は排尿時に痛みと違和感があるそうです。

 

便器から立ち上がるのに一苦労

用を済ませたので立ち上がろうとしてまた苦戦しました。
便器の高さ位が、私にとってはもっとも立ち上がりにくい高さでした。
外で待機していた看護師に入ってきてもらい、支えて貰いながら立ち上がりました。

 

手術後初めての鏡で驚く!

便器から立ち上がり、フラフラしながら洗面台まで歩いていきました。
そこで、恐ろしいモノを見る事になるはずでした。

しかし、私は視力が弱くメガネ無しでは50センチくらいの距離でも焦点が合いません。
そのため、気付きませんでした。

ですが、普通の視力の方は「腫れ上がった自分の顔」を鏡に見つけて暫く呆然とするそうです。
携帯に撮っておいた当時の顔写真を観ると、かなり酷いです。
元々酷いですが、更に酷いです。

  • 頭にはグルグルと包帯がまかれ
  • 顔の右側は赤黒く腫れ
  • 右目は腫れて飛び出しています

視力が悪くて良かった!と人生で初めて思いました。

 

再び付き添いの看護師と共にベッドを目指す

看護師の付き添いの元、病室のベッドへ戻りました。
フラフラする上に、排尿後の痛みは陰部が擦れるとぶり返すために歩きにくく、行き以上に歩くのに苦戦しました。
最初のうちは、車椅子を使いたいと思ったほどです。

 

初めてのトイレは往復で約20分

僅か10数メートルです。
通常時なら行くのに10秒。
用を足すのに30秒。
戻ってくるのに10秒。
1分も掛からないはずです。

しかしながら、手術後初めてのトイレはたっぷり20分は掛かりました。
もちろん回数を重ねるごとに要領が良くなるので、時間は短縮されましたが、初日はどんなに早くなっても15分は掛かりました。

 

暫くの間は、歩行時に看護師を呼ぶように言われる

無事にベッドへ戻ると、精根尽き果てて動けなくなりました。
付き添ってくれた看護師に言われました。
「歩く際には、どんなに短距離でも構わないのでナースコールしてください」
正直、自分の歩行に長時間付き合わせるのは申し訳ないので、次からは一人でチャレンジしようと思っていました。
ですが、看護師の話を聞いて言いつけを守ることにしました。

 

夜中に独りで歩いて転倒し再手術の人もいた

頭の手術を受けた人は特に気を付けなくてはいけないそうです。

意識があって転倒する分には大丈夫なのだそうですが、クラッと一瞬意識を失って倒れると頭や顔から倒れるそうです。
そして、転倒及び転落時に頭や顔を強打すると、再手術になるそうです。

実際に、夜中に1人でトイレに行って転倒し、再手術となった人もいると言われると、許可が出るまでは付き添いを呼ぼうと思いました。

 

歩行時に頭に痛みは感じない

初めての歩行は開頭手術をして3日です。

手術前の医師の説明で、早ければ2日目にも歩く人はいます!と言われていましたが、正直言って半信半疑でした。

  • 仮に歩けるとしても、どれほど痛いのか?
  • 頭蓋骨がずれないのか?
  • 頭から液体漏れないのか?

色々と変な想像をしていました。

実際に歩行して感じたのは、
痛みもないし、違和感もない、手術した部位に問題はありませんでした。

ただし、無理をし過ぎるとズキンズキンと頭痛を感じました。

 

酷いのは眩暈と息切れである

痛みは無かったのですが、眩暈は酷かったです。
それと少し動くだけで息切れしてしまいます。
歩き始めて数日経ってからも、立ち上がった際に眩暈を感じたり、歩き始めにふらついたりすることがありました。

 

本人としては復活の第一歩で満足

眩暈はするし、
フラフラとまともに歩けないし、
1人でトイレにも行けませんでしたが、

ですが、私としてはとても満足していました。
だって、「よかった、また自分の足で歩けた!」と思ったからです。

復活への確かな一歩を実感していました。

 

一方、見ていた家族はそっと泣いていたそうです

本人は復活への一歩を実感して喜んでいましたが、付き添っていた家族はまったく逆の感想を抱いていたそうです。

  • ベッドから立ち上がることも出来ない
  • 一歩進むたびにフラフラする
  • 顔はイチジクみたいに赤く腫れている

ヨロヨロと点滴用の棒に掴って歩く姿を見て、もう一生普通には歩けないのではないかと不安になったそうです。

まあ、冷静に考えてみればそうですよね。
ですが、この時は家族がそんな気持ちになっているとは思いませんでした。
判っていれば、言葉を掛けたり、笑顔を見せることも出来たと思います。
なので、もしもこれから手術する方がこの日記を読んで下さっていたら、是非、家族を安心させるような言動をしてあげてください。

 

まとめ

手術後の初めての歩行についてまとめました。

とにかく、手術前に恐れていたような痛みはありませんでした。
ただ、とにかく歩こうとするとふらつく点と、眩暈が酷いのは厄介でした。

それでも、これは私の個人的な見解ではありますが、手術後に麻酔から覚めた直後よりも、自分の足で歩いた時の方が、「手術が無事に終わった。確実に復活に向かっている」と実感出来ました。

 

次回は手術後の食事事情についてまとめます。
2日目に殆ど食べることが出来なかった食事がどうなるのか・・・

次回『未破裂脳動脈瘤と闘う ~入院4日目。手術後は昼食・夕食ともに食べれなかった~』です。

 

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