lands_end’s blog

未破裂脳動脈瘤と闘い、コーギーに癒され暮らしてます。本好き歴史好きサッカー好きの40代の徒然日記です。

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『人類資金 1~7巻』を読んだ!



人類資金1~7巻(著:福井晴敏)を読んだ!

歴史物やサスペンス、エッセイではなく、歯応えのある小説を読んでみようと思って手を出したのがこの「人類資金」でした。
全7巻の壮大なスケールで、しかも7巻は文庫でも700ページを超える分厚い本!
通勤の混雑した列車内で読むには中々ハードルの高い1冊でした。

期待しながら読み始めたシリーズ物でしたが・・・
実は、途中で投げ出しそうになりました。

何とか読み終えましたので簡単に感想をまとめておきます。


『人類資金』の2分で読めるあらすじ

時価総額数10兆円とも言われる金塊による隠し資金、いわゆる「M資金」を詐欺のネタにして暮らしている真舟の元に、本当にM資金を手に入れてみないかと(通称M)から誘いの手が伸びます。

Mの誘いを受けて躊躇していた真舟ですが、半ば自分から、半ば強制的に、M資金を巡る騒動に巻き込まれていきます。

M資金を巡る様々な人と、時にぶつかり、時に協力し合いながら、ロシア、インドネシア半島、関西、ハワイ、ニューヨークと渡り歩くことになります。

  • M資金の正体とは何なのか?
  • 真舟を誘ったMの真意は?
  • 『人類資金』というタイトルが意図するものは?

本書を読んでお確かめください!

 

『人類資金』5分で読めるあらすじ

終戦直後、日本軍によって密かに海外から運び込まれた時価総額数10兆円の金塊は、日本政府によって国内経済の復興だけでなく、外交など様々な場面で使われる秘匿資金(いわゆるM資金)として、世の中に知られる存在となっていました。

このM資金の存在を上手くちらつかせることで、企業から金を巻き上げる詐欺師として暮らしていた真舟の元に、Mなる人物から誘いが寄せられます。
曰く「本当にM資金を手にしてみないか」と。

真舟はこの誘いに胡散臭さを感じて躊躇していたのですが、この詐欺の世界で親代わりに育ててくれた津山が、M資金を追ってる最中に交通事故で不審死を遂げたことを思い出し、彼の仇を討つチャンスでもあると考えて躊躇していました。
そんな矢先、治安機関の諜報員らしき人物に追われることになり、半ばなし崩し的にMの誘いに乗ることになるのでした。

M資金を手にするために、Mから与えられた監視役兼ボディーガードの石と共にロシアへ向かうことになります。

そこで、M資金を実質的に管理しているローゼンバーグ財団から送り込まれた刺客、そして日本の諜報機関が送り込んだ真舟に恨みを持つヤクザ達と大立ち回りを演じることになります。

間一髪で難を逃れた真舟と石は、Mと共にインドネシア半島のカペラ共和国(架空の国)へ向かい、そこで、Mが目指している事を初めて知るのでした。

満足な教育も受けられない最貧国の国民であっても、タブレット1つを無償で配布することで、未来が開ける・・・。
このMの思いに賛同した真舟は、それまで自分達を追い回した諜報員やヤクザとも共闘することを画策します。

日本国内有数のヤクザを後ろ盾につけると、とある方法で「財団」に楯突くことを始めるのでした。
財団と真舟たちの戦いの結末は、財団の勝利で終わりを迎えるかと思われた矢先に、Mの縁者が援護射撃を行い、真舟たちの勝利で幕を閉じるのでした。
しかし、真舟達の真の狙いは「財団」への勝利ではありませんでした。

カペラ出身の石を国連へ送り込み、発展途上国を支援する方法を世界に知らしめることが最大の目的でした。
その動きを察知した財団との最後の戦いが、ニューヨークの街中で繰り広げられることになります。

  • 真舟達の思いは達成できるのか?
  • 達成できたとして、その後の世界はどうなるのか?

本書を読んでお確かめください。

 

『人類資金』のおススメ度はいくつ?

おススメ度は60点です。

福井さん、本当にすいません。
歯応えのある本が読みたいと自分で選んでおきながら・・・
私には全く咀嚼することが出来ない話でした。
面白くないとか、つまらないとか、そんな事が言えないほど、私には合いませんでした。

人類資金1 (講談社文庫)

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人類資金I (講談社文庫)

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人類資金2 (講談社文庫)

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人類資金II (講談社文庫)

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人類資金3 (講談社文庫)

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人類資金III (講談社文庫)

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人類資金4 (講談社文庫)

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人類資金IV (講談社文庫)

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人類資金5 (講談社文庫)

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人類資金V (講談社文庫)

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人類資金6 (講談社文庫)

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人類資金VI (講談社文庫)

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人類資金7 (講談社文庫)

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人類資金VII (講談社文庫)

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『人類資金』をおススメする人

私にとっては小難しい話でしたが・・・

  • 福井作品なら盲目的に好きな人
  • 経済の話を根幹に据えた小説を読むのが好きな人

であれば、楽しめるのかも知れません。

 

『人類資金』をおススメしない人

最初の出だしは良かったんです。
旧日本軍の隠し財宝とか出てきて、面白そうな匂いがしていたのです。
でも、ロシアに行った辺りからイマイチ話に出てくる経済的単語に着いていけなくなり、私は挫折してしまいました。

  • 経済的な話が苦手な方は止めたほうが
  • 福井作品でも以下の作品が好きな人は・・・
    亡国のイージス
    ∀ガンダム--月に繭 地には果実
    終戦のローレライ

たぶん、避けた方が良いような気がします。

 

『人類資金』の個人的な感想

おススメ度が低いのですが、どうしようもない駄作という訳ではありません。
単に、私の好みに合わなかっただけです。
面白い場面がある反面、読んでいてもイマイチ話の流れが判らない場面もありました。

  • 色々な組織が絡み合っている点
  • 登場する感覚が空いてしまう人物
  • 自分が知識の無い経済の話し

正直、楽しみながら読んだとは言えません。

そして、最後のエピローグも不要だと感じました。
国連での演説と、真舟の一世一代の賭け、それを描写して終わりにすれば良かったと思います。
出来レースのような未来図を描かれても
心から、「良かったなぁ!」とは思えませんでした。

7冊・・・1ヶ月近く掛けて読み進めたのですが、ちょっと消化不良です。

 

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