lands_end’s blog

未破裂脳動脈瘤との闘いをコーギーに癒され暮らしています。鹿島アントラーズの応援と読書に人生の全てを掛けている40代の徒然日記です。

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ジーコと共に~2017年Jリーグ第7節 鹿島 VS 仙台 振り返り~



2017年4月16日に仙台のホームで行われた鹿島アントラーズの試合を振り返ります。

今シーズン初物(リーグ戦での)が多い試合でした。

  • 初めての前半の得点
  • 初めての2点差以上の勝利
  • 初めてのペドロの得点

冷静に、冷静に試合を振り返ることにします。

 

スターティングメンバーと試合結果

鹿島   ― 1 仙台

GK  21 曽ヶ端 準
DF  3 昌子 源
            5 植田 直通
   16 山本 脩斗
   22 西 大伍
MF  6 永木 亮太
   13 中村 充孝
   25 遠藤 康
   40 小笠原 満男→後半40分三竿 健斗
FW  8 土居 聖真
   33 金崎 夢生→後半38分ペドロ ジュニオール

予想とは2人外れました。
レオシルバが永木、スンテ→曽ヶ端・・・。
柴崎の変わりに中村が入っていることを除けば、完全に昨年終盤の布陣ですね。

 

第7節終了時の順位

好調を維持する浦和に、なんとか食いついています。
暫くはこのままピッタリ後ろを着けていくしかないですね。

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しかし、浦和の得点は異常ですな。
7試合で21得点って・・・。
野球では打線は水物・・・なんて事もありますが・・・、さてどうなるかな?

 

仙台戦の感想

仙台戦、テレビ観戦となりました。
スタジアムで観た方よりはリアル感に欠ける感想かも知れませんが、
試合の感想をまとめてみます。

 

前半、久々に気分良く観戦できた

昨年終盤の調子良かったメンバーと布陣に戻したので、ある程度は良い試合になるとは思っていました。
しかし、ここまで良くなるとは、想像を超えていました。

メンバー間でのスライドが見事に行われていました。
1例を挙げますと・・・
●西と山本のポジションチェンジ!
得点を決めて乗りに乗ってる西が、何故か左サイドを駆け上がるシーンがありました。
途中で、主戦場の右サイドへ戻ろうとしたら、ちゃんと山本が右サイドへスライドしていたので、一連の攻撃が終わるまで左サイドでプレーしていました。
この一連の攻撃は、右サイドへスライドした山本のクロスで終わります。
残念ながら、クロスはゴールラインを超えてしまいますが、鹿島のメンバー間のチェンジがスムーズに行われている事を感じさせる1シーンでした。

それから、復帰した金崎の凄さを改めて実感する試合となりました。

  1. 前線からの守備
  2. ポスト役となって味方に前を向く時間を与える

特に、2の凄さを感じたのが遠藤の得点シーンでした。

 

遠藤の3点目への繋がりが鹿島!

ハイライト等では、土居と遠藤のワンツーのように思ってしまいますが、
始まりは金崎からでした。

  1. こぼれ球を金崎が前向きで納める
  2. 金崎に納まった瞬間、遠藤が金崎を追い越して前に出る
  3. 遠藤の動きが判っていた様にロビング気味のパスを前に出す。
  4. 遠藤と土居のワンツーからシュート

ここで、大事な点は2と3の流れです。

  • 遠藤は金崎がボールロストする事は無いと信じて前に出たように思う
  • 金崎は今までの経験上、遠藤が追い越していくと判っていたように思う

鈴木やペドロでは生まれない一連の動きで、
この一連の動きが生まれる調子が良い時の鹿島は、サイドから何度もチャンスを作るのだと思います。

 

後半、誰も交代していないのに別のチームに・・・

前半、昌子が足を滑らせて痛めていましたし、
金崎も怪我上がりのため、
ハーフタイムでメンバーの交代もアルかと思いました。
しかし、石井さん、不動でした。
対する仙台は、2枚変えていました。
特に、体調不良のキャプテン・富田を強引に出場させてきました。

結果は、仙台に吉!と出ました。
全く弄っていないのに、鹿島は別のチームになりました。
連動性は消え、仙台にこれでもか~と攻め込まれました。

 

昌子、足は大丈夫?1対1で負けたのは悔しいだろうな

前半、足というか股関節を痛めた昌子。
痛そうな素振りは見せていませんでしたが、大丈夫でしょうか?
正直、今の鹿島で昌子が一番替えのきかない選手です。無理しないで!

失点のシーン、クリスランに完全に負けてましたね。
競り合いの時点で上手に身体を離され、狙い通りのヘディングを打たれ・・・
観た時に、『これ、昌子は悔しくて眠れないだろうなぁ~。』
そう思いました。

今回はやられましたが、鹿島の今のDFラインは昌子なくして成り立ちません。
怪我だけはくれぐれも気を付けて下さい。

 

西、守りの意識が低下した?

後半、次々と右サイドを抉られました。CKも立て続けに取られました。
ここ最近の試合を観ていて思いますが、西のポジションが微妙に思います。
サイドの選手としては、隙があり過ぎるように思います。
彼自身、攻撃を重視しているのかも知れませんが、
サイドバックの選手である以上、
まずは守備をしっかりお願いしたいと思うのは私だけでしょうか?

 

石井さん、スイッチ切れた?何故に動かない?

後半だけ試合を観た人はこう思ったはずです。
『鹿島、仙台にたこ殴りにされてるね』
それくらい、後半は酷い出来でした。

しかし、石井さんの考えが何処にあったのか定かではありませんが、
ベンチ前に仁王立ちになったまま、効果的な手を打てずにいました。
なんで、動かなかったの?
どこかの記者が取材することを期待します。

今の鹿島で、金崎のようにボールを収める人が居ないのは事実です。

ですがそれならそれで、戦い方を考えるのが監督の仕事ではないのか?
そう思うのですがねぇ。

 

ペドロ、それが貴方の生きる道ね!

正直に言いますペドロさん。
貴方が出てきて数分間、ガッカリしていました。
だって、ムーちゃんの真似しようとして悉く失敗するから・・・。

  • 無理に背負う必要ないのに
  • 無理に狭い場所に入り込まなくていいのに

やっぱり、ダメなのか・・・
そう思ってしまいました。すいません。

でも、三竿は判っていたのですね、貴方の特徴を!

  • 見事なフィジカルでした。
  • 見事なスピードでした。
  • 見事なドリブルでした。(ちょっと縺れたけど)
  • 見事なシュートでした。

ゴール決めた後、鹿島のエンブレムにキスしているのを見て涙が出ました。
この数ヶ月、悔しい思いをしているだろうに、鹿島への愛を捨てずにありがとう。

このゴールは、チームメイトや監督が、貴方の活かし方を見詰めなおすきっかけになると思います!

 

試合前にピックアップした気になる3人は?

試合前の記事に置いて、『仙台戦で気になる3人』を取り上げました。
ので、彼らの感想をまとめます。

 

金崎選手の足の状態

昨日の仙台戦を観ている限り、足の不安はそれほど感じられませんでした。
出場83分で、走行距離10.7km、スプリント23回。
記録上もしっかりと走れています。

ただ、交代する際に、足を気にする仕草をしていました。
どうか、しっかりとケアしてください。

 

土居のFWとしての出来は?

90分の出場で、走行距離10.7km、スプリント30回。
精力的に動き回り、
相手DFを引き付けてスペースを作り、
前への推進力をチームに与えていたことは評価に値します。

ですが・・・。
シュート、下手になった?
少なくとも、前半19分のチャンスは決めなくてはダメでしょう?
ゴール正面でノーマークでしたよね?
この状況で決められなくて、いつ決めるのさ?

それから、後半のあるプレーも観ていて腰が抜けましたよ。
左サイドをフリーで駆け上がって・・・
自分でシュートを打つチャンスがあるのに、山なりのパスを逆サイドの金崎に出しましたよね?
なんで?
FWだよ?
金崎の方がシュートを打てる位置に居たわけではないよ?

失礼だと思うけどハッキリ言う!
シュート打たないならサッカー選手でいる意味無いのでは?

 

安部のチャンスはなかった・・・

安部を出すチャンスは十分にあったと思う。
なぜ、使わないのだろう?
彼みたいな若手は、少しずつ少しずつ使っていくことで、良し悪しが判ると思う。

昨日の試合、どこかのタイミングで、中村を下げたら良かったのだ。
そして、土居を右SHに戻し、安倍を前に入れてスピードアップすることも出来た。
私はそう思います。

 

ベースは去年のチーム+少しずつ変化がベター

昨日の仙台戦を観ていて思いました。
ベースを大きく弄るのは止めるべきだと!
少なくとも、今年はチームの熟成を高める期間は殆ど無かったのですから。

昨年のCSからCWC、そして天皇杯を戦った時の布陣をベースにしましょう。

それから、思い出して欲しい!
金崎の存在は確かにでかい!
ですが、天皇杯は金崎不在で優勝してるよ!!
選手が連動して動くチームをベースにしましょう。
そこに、新戦力を少しずつ混ぜ合わせ、1年かけて新しいスープにしましょう!

 

石井さん、ペドロとレアンドロの使い方を再考願います

レオ・シルバは、昨年のスープに溶け込ませるのは難易度は高くないと思います。
ただし、

  • 今日の仙台戦で光明がちょっと見えたたペドロ
  • 誰もが「???」となっているレアンドロ

彼らの混ぜ合わせは、かなり難易度が高いと思います。
それでも監督なんですから、頼みますよ!
2人がしっかりと溶け込み、新しいスープになれば優勝も見えると思います。

 

アントラーズの今後の予定

約1週間のブレイクタイムです。

  • 昌子はしっかりと身体をケアして欲しい。
  • 金崎も無理せず、足首のケアに努めて欲しい。
  • 植田は、昨日の試合で見せた気迫を消さないで欲しい。

これからも、連戦が続きます。

4月22日にホームでジュビロ戦
4月26日アウェイ(韓国)で蔚山現代FC
4月30日ホームで鳥栖戦
5月4日アウェイで浦和戦
5月10日ホームでムアントン戦
5月14日ホームで神戸戦
5月19日ホームで川崎F戦

移動に関しては、韓国へ行くとは言えそれほどハードとは言えない。
鹿島→韓国(ACL)→鹿島→浦和→鹿島(ACL)→鹿島→鹿島

しかし、来月のリーグ戦はシンドイ!
浦和、神戸、川崎F・・・
この3試合の結果によっては、今シーズンの運命が決まるかも知れない。
十分に身体をケアしつつ、準備して欲しい

行け!
負けるな、アントラーズ!!

 

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