lands_end’s blog

未破裂脳動脈瘤との闘いをコーギーに癒され暮らしています。鹿島アントラーズの応援と読書に人生の全てを掛けている40代の徒然日記です。

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ジーコと共に~2017年アントラーズの展望・PSMを終え開幕前に~



2017年2月11日のいばらきサッカーフェスティバルとその翌日の練習試合(どちらも)相手は水戸)で、2017年のプレシーズンマッチ(PSM)は終了した。

いよいよ、本当に負けられない戦い(2017年シーズン)が始まる。

前回は、柴崎の移籍の報を受けて今年の陣容が決まった時点で、思うことを書き連ねてみました。

ジーコと共に~2017年の鹿島アントラーズ陣容が決まりました!~ - lands_end’s blog

今回は、今週末のゼロックスを前に、シーズン前の最後の展望を書きたいと思います。

 

新戦力は鹿島のスタイルに馴染んだのか?

2017年は新加入選手が総勢8名もおり、チーム始動から公式戦(ゼロックス)まで約1ヶ月しかない中で、どこまでチームに溶け込めるのか心配していました。
なぜなら、どれだけ良い選手でも(某上海のチームに加入した元アルゼンチン代表選手が苦労しているように)、チームと連動出来なければ結果は出ないと思います。
今回の記事では、気になる4人を取り上げます。

 

鹿島に合うレアンドロのプレースタイル

もっとも心配していた1人のレアンドロですが、意外と彼のプレースタイルは鹿島のプレースタイルに合っているようです。
まあ、フィット出来そうだから獲得しているのでしょうが、攻守に渡って手を抜かない姿勢は、鹿島らしさを体現するのに苦労しなさそうです。

ただ、助っ人ですから、日本人には不得手とされるミドルや個で切り開くプレースタイルをもう少し見せて欲しいとも思います。
宮崎での3試合、先日の水戸との試合では、派手さはないけど、チームの一員として動けている点は良かったと思います。

水戸戦での3点目などは、伊東がサイドを上がったのを見て、きちんとゴール前に詰め寄せ、センタリングをインサイドで決めるあたり、センスと確かな技術を感じさせてくれました。

ただし、なんとなくですが、ボールロストする頻度が高いように思うのですが、集中力が高まる本番では修正されるように期待します。

サポーターの要求は欲張りでいい気なものだ・・・と思いますが、頑張ってください。

 

クォン・スンテも上々な滑り出し

昨シーズン終了後に、脛の疲労骨折が判明して手術を受けたと記事で読んでいたので、1月末の移籍から開幕までの1ヶ月で、どこまでコンデシヨンを上げられるのか注視していましたが、流石に実績のある選手らしくきっちりと仕上げてきているようです。

宮崎で行われた試合、水戸との試合を経て感じるのは、
今年の鹿島を牽引する1人であることは間違いないと実感しました。

鹿島の守護神を担ってきた曽ヶ端が、コーチングや守備力でスンテに大きく水を開けられているとは思いません。

ですが、攻めの部分(スローイングにしてもゴールキックにしても)では、明らかにスンテの方が抜きん出ていると感じました。
スンテの攻撃姿勢については、記事も書かれてました。

zasshi.news.yahoo.co.jp

 

曽ヶ端が勝っている点は、やはり長年に渡って培ってきたチームメイトとの連携と、
鹿島の魂である「SPRIT OF ZICO」が骨の髄まで染みている点でしょう。
その点は、スンテよりも明らかに上だと思いました。

スンテがフル出場した水戸戦で、結果としては完封していますが、明らかにDF陣とスンテの間のコミュニケーションが失敗したと思われるシーンが見られましたので。

いずれにせよ、今年の正GKの争いは激しくなりそうです。
やる方は大変でしょうが、頑張ってください!

 

h4 金森には奮起を促したい

本人の思いと結果が結びついてなくて、苦労しているように感じました。

水戸戦も、もう少し早く遠藤と替えてあげればいいのにと思いました。

アタッカーを目指すのか、サイドでの展開を得意分野にするのか、観ているこちらの勉強不足もあると思いますが、彼が目指すスタイルがいまいち見えてきません。

チームにフィットするにはかなり時間が掛かるような気がします。

 

ペドロ・ジュニオール

先日の記事で、怪我など状態の悪さが原因となって調子を崩すのではないか心配だ。
と記事を書いたのですが、早くもその危惧が起きつつあるように思います。

タイで試合に出た時には、レオシルバと共に鹿島を背負うような勢いを感じていましたが、その試合で足首を痛めてからは『チームと噛み合っていない』ように思います。

新加入ブラジル勢の中で、以外にもペドロが一番苦しんでいるように思います。

『もっとやれる、こんな筈ではない』
というイライラが、シーズン前の言わば練習試合なのに、顔に時々表れているように思いました。

もしかして、もともとあんな風にムスッとした顔をしているのでしょうか?
そうなら私の勘違いですが・・・。

ただ、明らかにチームとのフイットが上手くいかず、結果も出ていないのは確かであるので、このまま行くと、『ドカン』と爆発しないか心配しています。

年長者のレオシルバに、同郷の若人達の心の悩み解消役を、受け持ってもらいたいと思うのは求めすぎでしょうか?

 

各選手のコンディションはどうか

2016年シーズンを、2017年1月1日まで闘ってきた選手達の疲労が、僅か2週間程度の休養で取り除けるのか正直心配です。
特に最後の1ヵ月半は、心身ともに磨り減った日々だったと思うので、もう若くない主力たちのコンデジションが気になって仕方がありません。

 

山本、永木共に復活の兆しあり

天皇杯で痛めた足の状態が思わしくなかった山本と、
PSMや合宿で足を痛めた永木の状態が気になっていましたが、
開幕まであと僅かとなったところで、ようやく良いニュースが飛び込んできました。

水戸との練習試合で、山本がフル出場、永木も後半途中までプレーをしたようです。

headlines.yahoo.co.jp

 

ゼロックスで無理をさせず、ACLの初戦、またはJリーグの開幕戦に照準を合わせ、しっかりと治して欲しいと思います。
そのために、今年は多くの選手を獲得しているのですから!

 

小笠原も調整は順調の模様

宮崎でのJ2チームとの試合をしている頃までは、小笠原の調子が上がらないのにヤキモキしていましたが、やはりベテラン、しっかりと調整していたようです。
水戸戦ではスタメンで出て、77分までプレーをしていましたので、体力面での心配は不要と思いました。
あとは、プレーのキレの部分ですが、まあ、やってくれると信じることにします。

  • 今シーズン最初の公式戦であるゼロックス
  • 悲願であるACL制覇のための初戦
  • リーグ開幕戦

この初の3試合は単なる3試合ではありません。
この3試合をきっちりと勝ちきることは、3勝以上の重みがあると私は思います。

そのためには、絶対に主将の存在は欠かすことは出来ません。

 

前回の記事でピックアップした2人はどうか?

前回の記事で、今シーズンの気になる2人を取り上げました。
あれから僅か2週間しか経ちませんが、確認してみます。

 

鈴木優磨

十分すぎるほどの結果を出していると思います。
むしろ、十分すぎるほどの結果を出しているがため、起用法において監督の苦悩は深まっていると思います。

優磨が更にレベルアップするためには、勝敗に拘らず、1年通してスタメンで使い続けるのが一番良いとは思うのですが、残念ながら鹿島ではそんなチャレンジは出来ません。

では、優磨をスタメンで起用するのに必要なことは何かと言えば、彼自身が自分の欠点として上げている様に、守備力の向上でしょう。

zasshi.news.yahoo.co.jp

 

ただ、守備力と言っても、1対1の守備と言うよりも、あぶない匂いのする場所へ顔を出す能力と言うのでしょうか?
得点の匂いのする場所には、それこそハイエナようにどこからともなく沸いてくるのに比べ、相手の攻撃が始まる瞬間に見当違いの場所に居る事が多いように思います。

まあ、素人の見立てなので、間違っているかもしれませんが、
金崎との違いは『相手の攻撃の芽を潰す機会が多いか少ないか?』ではないかと思っています。

まあ、それでもあの得点感覚は得難い物なので、更にそれを伸ばして欲しいと思います。

 

ペドロ・ジュニオール

ペドロについては、先程、新加入選手のまとめで取り上げました。
とにかく今は、彼が思っていたように上手くいかず、イライラが募っているように思うのが心配です。

 

合宿やPSMで手応えを感じた選手

1月から始まった合宿とプレシーズンマッチの結果を踏まえ、今年、期待できそうな選手が何人か居ました。

 

第3のCBといわず、スタメンを狙えよ町田さん!

正直、タイでの試合の時の様子は酷いものでした。
昌子、植田に継ぐ経験があるCBの補強は急務だと思いました。

ところが、宮崎でのJ2との3試合では、別人か?と思うくらい躍動してました。
もちろん、まだまだ足りない点は多いと思いますが、昌子や植田の牙城を崩せないとは思いませんでした。
オーバーラップや前線へのフィードなど、『オッ!』と思わせるシーンもありました。

彼が、昌子・植田を脅かす存在になれば、優勝がはっきりと見えると思います。
それだけに、水戸戦で使われなかったのが残念です。

 

三竿ブラザーズ

能力があるとは判ってましたが、の方は、昨年は使われる機会が少なかったので、これほどやれるとは知りませんでした。すいません。

ボール奪取能力は、もしかしたら永木よりも上かもしれない?
そう思わせるプレーを何度か繰り出してました。

のほうも、得意のクロスを上げてアピールしていましたし、貴重な利き足が左足のSBとして期待出来そうです。

山本の負担を減らす・・・なんて消極的な狙いではなく、
山本の牙城を崩す・・・という強気でトライして欲しいです。

 

しかし、兄弟そろって、活躍したら、両親は嬉しいでしょうね。

 

土居

え?土居??
って思われるかも知れませんが、私は、彼の顔付きが変わって見えます。
大量補強による危機感の表れなのかも知れません。
ですが、私は彼が昨年得た自信ではないかと思います。

昨年のCWC準決勝、南米王者・アトレチコ戦で決めたPKが、転機になったように思います。
凄まじいプレッシャーの中で、冷静に右隅に決めたシュート。
決めた後の彼の雄叫びと表情が忘れられません。

 

確かに今年の鹿島は前線も中盤も人材が豊富で、土居の才能を持ってしても簡単にスタメンは勝ち取れない陣容です。
そんな中でも、この合宿やプレシーズンマッチにおける彼の動きや表情からは、
『決意』のようなモノが感じられます。

その『決意』が何なのか?

  • 同期の柴崎の海外挑戦に刺激を受け、彼もソコを目指す気になったのか?
  • それとも、鹿島を背負う決意の表れなのか?

今年、彼のプレーには注目したいと思います。

 

いよいよ2017年シーズンが始まる

  • 2月18日の浦和とのゼロックススーパーカップ
  • 2月21日はACL初戦・蔚山現代戦
  • 2月25日には2017年リーグの初戦、FC東京戦

1週間で3試合!

しかも、どれも気の抜けない重要な試合です。
ですが、鹿島にはアドバンテージがあります。
昨年末に経験した怒涛の1ヵ月半の日々が、必ずここで生きてくると思います。

 

さあ、行こう!
勝て!
勝つんだ、アントラーズ!!

 

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