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lands_end’s blog

未破裂脳動脈瘤と闘い、コーギーに癒され暮らしてます。本好き歴史好きサッカー好きの40代の徒然日記です。

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ジーコと共に~クラブワールドカップ準々決勝 鹿島 VS マメロディ・サンダウンズ~



先日のオークランドシティとの開幕戦において、『なんとか』勝ちを拾ったアントラーズ。
今日は、『ある意味』クラブワールドカップの本番開始とも言える強いチームが相手となります。

準決勝の相手は、
アフリカ王者のマメロディ・サンダウンズ。
間違いなく、先日のオークランドシティとは比較にならない強いチームである。

 先日のような無様な試合の入りをしたら、ボコボコになる可能性が高い。

それでも、決して勝機を見出せない相手とは思えません。チャンスはある。と思いながら今夜もテレビ観戦です。
日曜夜に大阪に行ったら、月曜の仕事は出来ませんので・・・。

 

試合のメンバーと試合結果について

今回もメンバーはアントラーズだけまとめます。

鹿島アントラーズ   2-0   マメロディ・サンダウンズ

(メンバー)
GK 21 曽ヶ端準
DF 3 昌子源
DF 16 山本脩斗
DF 22 西大伍
DF 23 植田直通
MF 6 永木亮太
MF 10 柴崎岳
MF 13 中村充孝
MF 25 遠藤康
FW 8 土居聖真
FW 18 赤崎秀平

(交代)
後半16分 中村→金崎
後半39分 赤崎→鈴木
後半44分 遠藤→杉本

(控え)
GK 1 櫛引政敏
GK 29 川俣慎一郎
DF 14 ファン・ソッコ
DF 17 ブエノ
DF 24 伊東幸敏
MF 11 ファブリシオ
MF 20 三竿健斗
MF 32 杉本太郎
MF 35 平戸太貴
MF 40 小笠原満男
FW 33 金崎夢生
FW 34 鈴木優磨

 

開幕戦から、メンバーを3人入れ替えています。

ファブリシオに代わり赤崎
前の試合のファブリシオの出来を考えれば、赤崎になるのは妥当。

小笠原に代わり中村
小笠原も中2日で、内容的に激しい試合となることが予想されるので、動ける中村も理解は出来ます。

ファン・ソッコに代わり植田!
そして、植田。以前から書いているように彼に経験を積んで欲しいと願いつつ、いきなりこの舞台で使うとは、石井監督も容赦ないな・・・、と心配してしまいます。
勝てば良いけど、経験の無さからでるチョンボが出たら・・・と。
あと、ソッコのモチベーションが下がらなければ良いのですが。

 

テレビの解説やネットのニュースでは、今日の試合は高さ対策で植田を入れたと言ってますが、ファン・ソッコは183cm、植田が186cm、それほど違いがあるようには思えないのですが、これは正しい分析なのか?確かに植田は対人には強いけどね。

そして、今日も金崎ベンチスタート、最近、株が急上昇中の鈴木ベンチスタートとなっています。
彼らを使うタイミングが重要になると、試合前は感じていました。

 

悪い方の予想が当たり、アントラーズがタコ殴りに

試合が開始すると、そこにはマジなアフリカ王者がいました。

Jリーグではとうてい体感出来ない間合いが、アントラーズの選手を襲っていました。

  • 離れていたはずの相手がいつの間にか近くにいる
  • 届かないはずの足が延びてくる
  • まとわりつく長い手
  • 一瞬で入れ替わる瞬発力

今のアントラーズに不足している、国際経験不足がモロに露呈する結果となりました。
今年は、ACLにすら出ていないし、選手の中に日本代表のレギュラークラスがいないため、試合に出て実際に体感して得た経験値が少ないのである。

  • 金崎は、先日の事件以来呼ばれていないし、まだレギュラーではなかった。
  • 柴崎は、ハリル好みのプレースタイルに合わせないため、干されている。
  • 昌子植田は、代表に呼ばれはするが、正直、試合に出るチャンスは殆ど無い。
  • 永木は、これからの可能性は高いが、今までの経験値は無い。
    先日のオマーンとの親善試合で、永木を使ってくれてハリルに感謝である。

海外帰りの経験値も、今のアントラーズはそれほど豊富ではない

  • 金崎のここ2年間の主戦場は日本である
  • 小笠原はイタリアに行ったことがあるとは言え、一番得たのは屈辱の経験値であって、試合で得た経験値は少ない。

この経験値の無さからくる準備不足が、試合開始早々にアントラーズに襲い掛かり、リズムを崩したと言えるのではないでしょうか。

 

前半、アントラーズを支えた3つのポイント

3点、4点と取られ、『内弁慶』という渾名の払拭どころか、『恥さらし』との汚名を付けられてもおかしくない状況を救ったのは、次の3つのポイントだったと考えます。

 

曽ヶ端選手、今年の流行語大賞『神ってる』を実演する

本当に凄かったです。

昌子選手が歯を折る前から、かなり際どいプレーが続いてましたが、彼が負傷して動きにキレを失ってからは、いつ点が入ってもおかしくない情況に追い込まれていました。

その瀕死のアントラーズを救ったのは、間違いなく『神ってる』曽ヶ端さんでした。

前半11本の被シュートを受け、内6本は確実に枠を(しかもかなりエグイ感じで)捉えられていましたが、ソガさんは見事に弾き出してくれました。
ここまで、大当たりを見せるソガさんは、何時以来か?記憶にないほどです。

昨夜の、マメロディ・サンダウンズ戦のMVPは間違いなく曽ヶ端選手でした。

zasshi.news.yahoo.co.jp

 

慌てすぎて支離滅裂なプレーをしなかったこと

前半の鹿島は、マメロディ・サンダウンズの前に手も足も出ない状況でした。
パスを前に繋ぐことすら出来ないのですから。
おそらく、開始早々に各選手が、体験したことの無いアフリカ選手の間合いに戸惑い、恐れを抱いてしまったことが原因だと思います。

その結果、あまりに酷い状況に陥りました。

  • ビルドアップしようにも、恐がってパスが出せない。
  • パスを出してもおっかなびっくり出すから、容易にパスカットされる。
  • 相手ゴール前まで攻め寄せても、横へ横へとパスを出すばかりで、前に出せないし、シュートも打てない。

前半30分ごろからは、テレビの前で『う~ん』と唸るしか出来ませんでした。
ここまで、差があるとは思っていなかったので。

ただ、この状況の中に『鹿島が勝った要因』含まれていたと思います。

もちろん試合中はそんな冷静に考えられませんでしたが、終わって、もう1回ハイライト的に録画を観ている時に感じました。

『アントラーズのスタイルを崩しはしてないな』

パスが繋がらないからといって、単純に前にボールを放り込むような試合はしていませんでした。

攻撃面では、パスが繋がらずあちこちで相手の網に掛かってしまい、その挙句に速攻を繰り出され、悶絶死寸前の状態に陥っていました。
それなのに、構わず鹿島伝統の攻撃スタイルを守っていたのが印象に残りました。

守備に関しても、相手の動きに翻弄されつつも、届かなくても最後まで追う!
シュートを打たれるまで、少しでも詰める気配を相手に感じさせる
基礎といえば基礎ですが、それを全員が諦める素振りをまったく見せずにやっていたと思います。

  • まずは守る、前から後ろまで手を抜かない。
  • ボールを奪取したら手際良くパスを繋いでゴールを目指す。

この、アントラーズが築いてきたスタイルを徹底する中で、観ている方には判りませんが、やっている選手には何か手応えを感じていたのかもしれません。

実際、曽ヶ端や永木が、試合後のコメントでこれに近いことを述べてました。

headlines.yahoo.co.jp

 

一方的な試合が、逆に相手の心に隙をつくったこと

何度も繰り返しますが、本当に前半は悲惨な状況でした。
むしろ、点が入らないのが不思議なくらいに、無失点のままで時間が経過していきました。
先程、曽ヶ端選手の神セーブが救ったと書きましたが、
もしかすると、これだけのチャンスを外した方が『神ってる』と言った方が良いのかもしれません。

問題なのは、これだけ好きなように攻めていると、どうしても心に緩みが出る点だと思います。

『いつでも点は取れる』と。

実はまだ1点も取ってないのに、何点でも取れると勘違いしてしまうのです。

そして、試合の結果が昨夜のようになるのは、サッカーあるあるだと思います。

実際、マメロディ・サンダウンズの監督も試合後に嘆いていました、

www.sponichi.co.jp

 

まあ、あれだけ面白いように攻められて、よく点が入らなかったなと思います。

 

後半、アントラーズを変えた3つのポイント

嵐のような前半が終わり、ハーフタイムに入った時に、実際にはどんな話をして、どんな対策をしたのか、本当のところは判りません。

石井監督「私は戦術的な話以外は何も・・・、満男が・・・」と言ってますが、
実は、石井監督のその戦術の話が、間違いなく的確だったのだと思います。

web.gekisaka.jp

 

これほど、前半と後半でチームが代わるのは、見た記憶はありません。
勝利を掴んだ後半45分の3つのポイントをまとめてみます。

 

前半の戦いを踏まえ、相手の両サイドの上がりに蓋をした

好きなようにやられていた相手の両サイドの上がりを、止める動きが出来たことが大きかったように思います。

大きくシステムを変えたようには思いません。
ただ、相手が飛び出してくるポイントを正確に掴み、早目にそのポイントに守備の影をちらつかせることで、相手の出足を止めたような感じがしました。
それと、そもそも相手が上がれないように、両サイドを攻めて後ろに下げさせたことも大きかったと思います。

このあたりは、前半45分の攻防を見て、キッチリと対策を練ることが出来た、
鹿島ベンチの勝利だったと思います。

石井監督の戦術的な指摘が功を奏したのは、結果にも現れています。

前半は相手にシュートを11本打たれていますが、後半は僅か3本に押さえています。
そして、FKの数が、前半は7本だったのに、21本に増えています。

これは、鹿島の選手一人一人が、前半は密着マークすら出来ない状態だったのに、
後半は相手を捕まえられるようになった証拠だと思います。
相手を捕まえられなければ、ファールする犯すことは出来ないですから。

 

点が取れなかったガックリ感が相手の疲れを倍増させたこと

鹿島の動きが良くなるのと反比例するように、
マメロディ・サンダウンズの動きは急速に悪くなったように感じました。

理由を考えてみました。

  • 時差の苦しみ
    マメロディ・サンダウンズのホームは南アフリカの首都・プレトリアです。
    日本との時差は-7時間。
    確かに時差はありますが、昨日の試合の20時で考えると、昼の13時です。
    昼の13時なので、それほど身体が動くことに苦痛を感じるとは思えません。
    +7時間で真夜中の3時と言うのなら、判りますけどね。
  • 気候の苦しみ
    アフリカの選手に寒さは応えるだろうという意見もあるかと思いますが、アフリカといっても南アフリカは熱帯ではありません。
    南半球は今、春から夏へ向かうところで、気温が上がっている時期ではあり、12月ですと20度前後になります。
    ただし、冬(6-7月)の最低気温は5度前後まで下がります。
    なので、昨日の気温は彼らが体験したことがない寒さと言えません。
  • 長時間の移動の疲れ
    確かに長時間のフライトではある。
    彼らがどういうルートで日本に着たのか不明なのですが、一般的なルートである、ヨハネスブルブから香港経由で関西まで移動すると、
    乗り継ぎ含めて最低でも17時間は掛かります。
    まあ、確かに疲れは残るでしょうが、2日前に90分試合をしている鹿島の疲れを考えれば、それほど、移動の疲れが一方的に出たと思えません。

簡単に思いつく理由としては、上記の3つが思いつきます。
ですが、どうも決め手に欠けていると思います。

 

なので、やはりマメロディ・サンダウンズの選手の体力を一番奪ったのは、前半の出来ではないでしょうか?

『いつでも入りそうだったのに入らなかった得点』

前掛りになって一気にパワーを使ったのに、実を結ばなかった徒労感が、彼らが気付かないうちに身体全体に覆いかぶさっていたと私は考えるのですが、如何でしょうか?

 

アフリカ勢らしく、上手くいかなくなると元気を失ったこと

今までワールドカップや、クラブワールドカップに出場したアフリカチームを見ていて思うことがあります。
一般的にアフリカチームは、

  • 勢いに乗ると手が付けられなくなる。
  • 反面、出鼻を挫かれるとエンジンが掛からなくなる。
  • 勢いを削がれると別のチームに変貌してしまう。

といったことが多かったと感じています。

今回のマメロディ・サンダウンズも、その本質の部分は伝統的なアフリカチームのままであったと思われます。

彼らのチームカラーとしては、
強烈な個人技とパワーで圧倒すると言うよりも、
的確にパスを回しつつ隙を見つけて攻め込んでくる組織プレーを展開する
ように感じていました。

その点で、鹿島は前半苦しんでましたが、その前半を凌ぎきったことで、
マメロディ・サンダウンズの選手の『何かが切れた』ように思うのです。

決して、手を抜いてるとか、やる気がない、ではありませんが、
張り詰めていた何かが切れてしまったように、彼らの動きはおかしくなりました。
それは、試合中に切れたら、二度と戻らない『糸』でした。

そのため、1点を取ってから試合終了まで30分近くありましたが、鹿島伝統の堅守スタイルで十分に対抗できたのだと思います。

 

マメロディ・サンダウンズ戦のまとめ

試合の結果を総括してみます。

 

守備について

鹿島伝統の堅守スタイルが、このレベルのチームにも通用することが判ったのは良かったと思います。
ですが、失点しなかったのは、かなりの幸運・・・というか奇跡の賜物でした。

とにかく、この幸運で得た経験を、DF陣には次の試合に活かして欲しいと思います。
個人的に期待が大きい植田も、前半ではあっさりと入れ替わられてピンチを招くシーンがありました。
昌子も、歯の激痛があったので負傷後は仕方ないとしても、観ている限り、負傷前からしっかりと相手を抑えられえていたとは言えないと思います。

何しろ、ソガさんが何度も『神ってる』状態にはならないと思うので。
後半、そのまま流せばゴールキックになるところ、キャッチミスしてCKにしてしまうシーンがありました。
時々、サポーターの心臓を止める人ですから・・・。

※後半、キャッチをミスする鹿島・曽ケ端=市立吹田サッカースタジアム(撮影・甘利慈)- SANSPO.COM(サンスポ)

  

攻撃について

後半は、かなり攻撃に躍動感が生まれていました。
金崎が入る前から得点の臭いがしていましたし、
後半39分から登場した鈴木のプレーは、見ていて本当に頼もしかったです。
やはり、今のアントラーズにとって、金崎と鈴木はキーマンです。

 

気になった2人、柴崎と土居

試合を見ていて気になった2人がいました。

 

悪いときの柴崎が出た?

浦和戦と先の開幕戦では、柴崎に関しては、流石と思わせるプレーが随所に出ていました。しかし、準々決勝では正直及第点も難しいと思いました。

永木と2人、ボランチでの仕事に負われたのかもしれませんが、
彼の最大の持ち味である攻撃へのスイッチを入れることが出来ていませんでした。

特に前半は、ミスパスも多かったですし、判断も遅れがちであったように思います。
後半は、守備に翻弄されたのか、殆ど画面に顔を出すことはありませんでした。

 

最近、土居の日が来ない

開幕戦とこの試合の2試合とも、アシストしてますが、それでも彼は本調子ではないのかもしれません。
彼のシュートに、得点の臭いを感じられないのです。
いい場面に顔を出して、チャンスは得ているのですが、点が入りません。
スランプとは違うと思います。
単に、俺が点を取るという強い気持ちが揺らいでるように思います。

ゴール前での一瞬の逡巡が、点になるかならないかと分けると思うので、無難なプレーを選択せずに、強気のプレーをし、高いポテンシャンルを発揮して欲しいと思います。

 

クラブワールドカップの今後の試合について

ここまで書いてきたように、鹿島は前半と後半で全く別のチームとなりました。
この違いというのが、

  • 鹿島が自ら違いを出したのか
  • それとも相手のペースが落ちたのでいつもの鹿島を出せたのか

それが、次の試合のポイントになると思います。

何度も言いますが、この準決勝は幸運に見舞われました。
でも、何度も奇跡は落ちてきません。
ですが、自ら起こすことは可能かもしれません。

 

アントラーズに期待すること

今回の準決勝での経験を活かして、
次の南米王者・アトレティコ・ナシオナル戦の準備をして欲しいと思います。
しっかりとした事前準備と、的確な指示があれば、今のアントラーズでも十分に戦えることは判りました。

  1. まずはしっかりと守り自分たちのペースにすること
  2. 勝負どころにおいて、ベンチの采配を逃さないこと
  3. 数少ないチャンスを、決してミスしないこと

まさに、言うは易く行うは難しですが、
是非ともアントラーズにはやり遂げて、決勝まで進んで欲しいと思います。

 

今後の日程について

金崎も言ってましたが、再び、あと2試合楽しめるようになったことは本当に良かった。

headlines.yahoo.co.jp

 

(試合スケジュール)

12/14(水)   市立吹田サッカースタジアム
16:30~  C 全北現代 vs.  マメロディ・サンダウンズ
19:30~  D アトレティコ・ナシオナル vs.  鹿島アントラーズ

12/15(木)   横浜国際総合競技場
19:30~  E クラブ・アメリカ vs. レアル・マドリー

12/18(日)   横浜国際総合競技場
16:00~  F Eの敗者vs. Dの敗者
19:30~  G Eの勝者vs. Dの勝者

 

決勝も見えてきましたが、次の相手はマジで強敵です。

上手くて強い上に、先日のシャペコエンセの悲しい事故により、
南米勢のモチベーションは相当に高まっていると思われます。

headlines.yahoo.co.jp

 

ですが、この1戦をどう戦うかで、
この先10年の、世界における鹿島アントラーズの立ち位置に影響すると思います。

闘え、アントラーズ!
そして、勝て勝ってしまうのだ!!

 

追伸:昌子選手!

かなり厳しいことを書いてしまいすいません。
歯が折れて、神経剥き出しなんて、考えただけで私は動けなくなります。
それなのに、走って、ぶつかり合って、ヘディングして、プロですね。
どうか、しっかりと治してください。
そして、準決勝ではまた大声でチームを鼓舞してください!

headlines.yahoo.co.jp

 

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