lands_end’s blog

未破裂脳動脈瘤との闘いをコーギーに癒され暮らしています。鹿島アントラーズの応援と読書に人生の全てを掛けている40代の徒然日記です。

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ジーコと共に~クラブワールドカップ開幕戦 鹿島VSオークランドシティ~



2016年度のJリーグチャンピオンになって、何が一番嬉しいかといえば、日本で開催されるクラブワールドカップに開催国チャンピオンとして参加できることである。

国際試合での『良い実績が少ない』アントラーズにとって、『名』を売る絶好のチャンスである。
ぜひとも、国内でしか勝てない『内弁慶チーム』という有難くない渾名を返上したいものである。

 今回も平日19時キックオフのため、スタジアム観戦は叶わず、録画での観戦となりました。

 

試合メンバーと結果

メンバー表は、鹿島だけ掲載します。

鹿島アントラーズ   -  1  オークランド・シティ
(メンバー)
GK 21 曽ヶ端準
DF 3 昌子源
DF 14 ファン・ソッコ
DF 16 山本脩斗
DF 22 西大伍
MF 6 永木亮太
MF 10 柴崎岳
MF 25 遠藤康
MF 40 小笠原満男
FW 8 土居聖真
FW 11 ファブリシオ

(交代)
後半9分 ファブリシオ → 赤崎
後半18分 小笠原 → 金崎
後半39分 遠藤 → 中村

(控え)
GK 1 櫛引政敏
GK 29 川俣慎一郎
DF 17 ブエノ
DF 23 植田直通
DF 24 伊東幸敏
MF 13 中村充孝
MF 20 三竿健斗
MF 32 杉本太郎
MF 33 金崎夢生
MF 35 平戸太貴
FW 18 赤崎秀平
FW 34 鈴木優磨

 

スターティングに金崎が居ないのは、不安を感じさせる。
金崎が『居ると居ない』では、まったく別のチームになってしまうのが、最近の鹿島の悪い癖である。
果たして、今夜のアントラーズは如何に?

クラブワールドカップ(CWC)の規定では、全後半で3名ずつ交代が出来、その後延長戦になるとさらに1名交代、合計で4名まで交代が可能になっています。
そのため、控えメンバーの登録人数も多いのでしょう。
4名も変われるなら、植田とかブエノとかみたいけど、DFにはなかなか交代で出番ないからなぁ。

 

前半、悪いときのアントラーズが全開!

ひどい。
これはひどすぎる!

正直、観ているこちらが心配になるくらい、やる気を感じられない。
燃え尽きたかのような選手たちを見ていると、やはり数日前のチャンピオンズリーグが如何に激動だったか思い起こされる。
それでも、酷い出来である。

 

パス回しの練習ですか?

鹿島は上手にパス回しをしていました。
DFからMFまでは、本当に上手くパスが回ってました。

でも、その先へパスが出ません。
パスが出ないから楔も打てません。
楔も打てないから、チャンスも生まれません。

実際、鹿島のボール支配率が60%だったようですが、そりゃあれだけ後ろで回していればそうなるでしょう。

もっとも、DFとMFだけの責任ではないです。
ファブリシオが機能していない!
それなりに能力はある選手なのでしょうが、正直、今の鹿島で機能しているかと言うと疑問な選手です。

あとは土居!
良い選手なのですが、金崎の代わりが出来るタイプではない。
よって、このような『あくびの出る試合』になってしまうのかもしれません。

 

DFの詰める足もゆるい

前半17分、オークランドのタデが放ったシュートは危なかった。
あれが入っていたら、負け試合一直線だったかもしれません。

このプレイは、DFのクリアが不運にもタデの目の前へ・・・というように見えますが、
そもそも、競っているところに鹿島の選手が2枚居ますからね。
先日の浦和との第2戦でも、ニアに2枚詰めて、ファーの興梠をフリーにしてやられているのに、その反省は無いのだろうか?

 

フリーで打たせすぎ

前半40分 CKでキム・デウクにフリーで打たれていた。
これも、先日のチャンピオンシップとは比較にならない、詰めの甘さ

ちなみに、ここでの失敗を、次のチャンスに活かしたキム・デウクを誉めるべきかな。

 

土居 見事なターンを見せる

中盤でパスを貰い、ポストプレーをするとみせつつ、見事な反転で相手を置き去りにしたプレーは見事でした。

かつて、ロナウド(ブラジルの)が見せたターンを思い出させました。
シュートは入りませんでしたが、枠に飛んでいたので良かったと思います。

 

後半 叩かれないと目が覚めない鹿島

前半は、本当に面白みの無い試合でした。
こんな試合が世界に流されては、とても鹿島の『名』を売ることは出来ません。
なんとか、打開してもらいたいのですが・・・。

 

不用意なファールを繰り返し、手痛い一撃を食らう

後半になっても、鹿島に気合が入ったようには見えません。
昌子が何とかしようとする気配は感じられるのですが、どちらかと言うと空回り感が強い感じです。

後半開始直後、立て続けに鹿島は自陣でファウルを犯し、ピンチを招きます。

後半5分 FKからキム・デウクにヘディングを決められる!

彼は前半にはフリーで外しましたが、2回目は外しませんでした。
ここも、ソッコが半歩ほど間に合っていない。甘すぎる。

 

たまらず、石井監督が動く

正直、前半の出来に加え、先制点の取られ方を観ていて、これは負けるかも知れないと覚悟しました。
それくらい、勝てる臭いがしませんでした。
リーグ戦の最後の4連敗よりも酷いと感じたのは私だけでしょうか?
そんな、状況を打開したのが、石井監督でした。
ここまで采配が当たるとは、2016年Jリーグ最優秀監督賞の受賞は伊達ではありません!

www.jleague.jp

 

赤崎さんが投入されるも、期待できず・・・

失点後、すぐにファブリシオに変えて赤崎が投入されますが、
正直、「えーっ」と言ってしまいました。
あまりにも、先日のチャンピオンシップ準決勝川崎戦での印象が悪すぎて・・・。
GKと1対1であのプレーはないでしょう・・・。

赤崎投入後、鹿島の雰囲気が変わったのは良かったと思います。
ですが、赤崎が何かした!
と言うよりは、選手交代がようやく選手に火をつけた感が強いのですが。

 

エース金崎が投入され、ようやくエンジン始動

後半17分、試合後に石井監督は予定よりも早すぎたと言っていましたが、同点に追いつかないといけないため、早目にエースを投入します。

鹿島の石井監督、采配ズバリで逆転勝利も… 決勝弾の金崎投入は「予定通りではなかった」 (Football ZONE web) - Yahoo!ニュース

 

この交代ですが、小笠原と交代というのは英断でした。
明らかに、小笠原も動きが重かったですからね。

そして、金崎が投入されると同時に、システムも変更となりました。
左サイドの柴崎がボランチへ、土居が左サイドへ、金崎と赤崎は最前線へ。
調子が良い時の柴崎は、ボランチで輝きますね!

 

赤崎さんナイス!それと、ごめんなさい

後半22分、赤崎が同点ゴールを決める。

永木→遠藤→永木→赤崎とパスがつながり、最後は見事にゴール左隅へ流し込んでくれました。

赤崎さん、散々愚痴って申し訳ありませんでした。
でも、このシュートが入るなら・・・すいません。

直後にも、柴崎から縦パスが入り、上手いポジショニングから抜け出しますが、
今度は左に外してしまいます。
まだまだ、ですな、赤崎さん。
でも、持っているもの(動き出し)は本当に素晴らしいので、精進してください。

 

同点ゴール後に猛攻撃を加えるも・・・

今年のアントラーズはここで止めがさせません。

一気に相手を寄り倒せるところで倒せないものだから、相手が再び息を吹き返して苦しくなってしまいます。
赤崎、永木、それにフリーで土居はセンタリングを出せず。
自らの首を絞めつつありましたが、幸い、オークランドの選手が後半20分頃から動けなくなりつつあったのが、鹿島を助けたといえます。

 

エース金崎、今回も頭で決める!

運動量の落ちたオークランドを仕留めきれず、延長も見えつつあった後半終了間際、エースがやってくれました。

後半43分 土居の折り返しを金崎が頭で押し込む!

左サイドを抉った山本のセンタリングが勝負を決めたようなモノですね。
土居の折り返し(本人はシュートのつもりだったと言ってる)がゴール正面にこぼれ、金崎が得意のヘディングで決めました。

headlines.yahoo.co.jp

 

後半の2得点ともに、パスが繋がっていた

録画してたので、改めて得点シーンを観直しましたところ、
どちらの得点もパスが見事に繋がった際に生まれていました。

この先、レベルの上がる相手の激しい寄せに対して、どこまでこのようなプレーを再現できるか判りませんが、やはりダイレクトでパスが繋がっていくと、相手の陣形が崩れ、点に繋がり易くなるようです。

 

クラブワールドカップ開幕戦のまとめ

石井監督、先日の試合後とは全くの別人でした。
インタビューされているとき、冷静に、試合を振り返っていました。

小笠原選手、いつも以上に『渋い表情』でした。
インタビューだけみたら、『え?負けたの?』と言いたくなる様な顔でした。

金崎選手、ビックリするような発言がありました・
『情けない試合は出来ない』
浦和や他のJリーグのチームの代表として、情けないプレーは出来ないと。
湘南戦での荒れ具合からは考えられない発言でした。
『人は苦労した分成長する』とよく言われますが、私はこの言葉は正しくないと思います。
正確には、『人は苦労して、その苦労が報われると成長する』だと思います。
金崎選手が、一皮向けたような気がします。
代表へ戻って、ぜひ、頑張ってください!!

 

今後について

今後のアントラーズの展望とクラブワールドカップの日程をまとめておきます。

 

アントラーズに期待すること

開幕戦を危ういところで勝ち上がり、最低でもあと2試合、国際試合を経験できることになりました。
これは本当に貴重な経験になると思います。

出来れば、次のアフリカ王者までは倒して、準決勝まで進んでほしいと思います。
ですが、今日のような緩い守備では間違いなく惨敗する可能性が高いです。
ただし、アントラーズ持ち前の固い守備と組織プレーが出せれば、次の試合は十分勝機があると思います。

それから、勝って欲しいと思うのと同時に、
多くの若手に機会を与えて欲しいと思います。
鈴木のプレーも見たいですが、なによりも、植田に経験を積ませて欲しい。
彼は間違いなく、CBとして日本代表に呼ばれる素材だと思うので。

 

今後の日程について

12/11(日)   市立吹田サッカースタジアム
16:00~  A 全北現代vs.クラブ・アメリカ
19:30~  B マメロディ・サンダウンズvs.鹿島アントラーズ

12/14(水)   市立吹田サッカースタジアム
16:30~  C Aの敗者vs. Bの敗者
19:30~  D アトレティコ・ナシオナルvs. Bの勝者

12/15(木)   横浜国際総合競技場
19:30~  E Aの勝者vs.レアル・マドリー

12/18(日)   横浜国際総合競技場
16:00~  F Eの敗者vs. Dの敗者
19:30~  G Eの勝者vs. Dの勝者

 

う~ん。
せっかく鹿島が出ているのに、日本はホームのはずなのに・・・。
鹿島から横浜だって遠いのに、大阪ですか!
ほとんど海外じゃないですか!
下手したら、茨城空港から上海への国際戦の方が、早くつくのでは?
(約3時間で着くらしい。)

やはり、鹿島には準決勝まで登りつめて欲しい。
そうすれば、18日に3位決定戦を多くのサポーターが見に行けるので!
あ!でも・・・もうチケットは高いのしか買えないか・・・。

 

とにかく、まずは明後日11日!
勝て、アントラーズ!
世界に名を広めるんだ!!

 

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