lands_end’s blog

未破裂脳動脈瘤との闘いをコーギーに癒され暮らしています。鹿島アントラーズの応援と読書に人生の全てを掛けている40代の徒然日記です。

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アルスラーン戦記を読んだ!



ブログを始める経緯として、読んだ本の事を忘れないために書いておく。
と宣言したくせに、2か月近くたっても唯の一度も書いてない事に、、、気付いてはいた。
いや、書かなきゃイカンとは思ってたんだが、、、
自分が好きな本から書き始めたいなぁ、と思っているうちに、あっという間に2か月。

意を決して、栄えある一回目を書く。。。偉そうだな。

さて、表題の「アルスラーン戦記」
この本はかなり好きだが、作者が好きだ。
いや作者がというか、作者・田中芳樹の文章が好きだ。
真っ直ぐなようで真っ直ぐでなく、
嫌にならない程度に捻くれてて、
顔をしかめない程度に酸味が聞いてる。
そして、普通に会話に出しそうで出さない文章の流れで綴られる小説、
それが好きなんだな。

さて、アルスラーン戦記だが、現在13巻目である。
始まりは1986年だから、実に22年に渡る長編小説である。
と言えば、聞こえは良いが、途中「明らかに作者が放り出して」休憩時間があった。
1992年~99年までと99年~2005年まで、、、長い事読者は待たされた(忘れた)。
普通ありえないだろ、、、こんなの。だって、22年前だよ始まったのはさ!小中高生だった、可愛らしい少年少女が、今や見事にメタボ世代だよ。
ホント、やってくれるよ、田中芳樹[E:angry]

小説の話に戻ろう。
話の基本は、よくある冒険ファンタジーだ。
国を攻められ、戦に敗れた王子が、ちょー優秀な忠臣達に助けられて国を取り戻す。その過程で、友情や怒り、恋や憎悪を学び、大人へと成長していく。
国を取り戻した後は、今度は更なる強敵が現れ、戦いは第二幕へと移る。。。
ね、定番でしょ?
この古来より使い古されてきた定番ストーリーを、飽きさせず楽しませてくれるのが、田中芳樹の文章と人物演出力?の巧さだ。
お人好しの主人公アルスラーンだけがメインで書かれていたら、きっと一度や二度はぶっ飛ばしたろうかと思うくらい、道徳の時間に読みそうな三文教育小説になっただろう。
しかし、その側近である、ちょー強い武人ダリューンと、ちょー頭が切れるナルサス、そして読者の身代わりのようにして小説に登場している、アルスラーンの友人としていつも傍にいるエラム。
ね、ちょー定番でしょ。
なのにだ、側近三人が繰り広げる会話やちょっとした出来事の数々が、ちょー定番古代小説を、「真っ直ぐでなく、捻くれてて、酸味が聞いて」る話に変えてしまうのだ。
他にも、様々な登場人物が出てくるが、どいつもこいつも「やってくれます」。もうちょっとでギャグ小説になりそうな所までいきつつ、古典的な騎士道物語は崩さない。
そこが味噌ですな。

私的には、やっぱり断絶の無かった前半の「国取り返し物語編」の方が、好きかなぁ。
それにさ、このあと、「皆殺し」の異名を持つ田中さんが、バッサバッサと登場人物を消していくだろうしなぁ。と思うと、ちょっとブルーになるしね。

ま、とにかくですよ!ちょっとでも興味が湧いたのなら、古本でもいいから手に入れて気楽に読んで下さい。最初の1巻が肌に合えば、あとは一気に行けます。
そして、何年待たされても、「ぶつぶつ文句を言いながら」、新刊を本屋に買いに行くことになるでしょう」。

13巻分のあらすじを書く訳にはいかないので、こんな感じで終わりにしよう。
次巻からは、もう少し突っ込んで書こう。
・・・何年後かは判らんけどねぇ、田中さんっ!!

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