lands_end’s blog

未破裂脳動脈瘤との闘いをコーギーに癒され暮らしています。鹿島アントラーズの応援と読書に人生の全てを掛けている40代の徒然日記です。

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『スカイ・イクリプス』を読んだ!

スカイ・イクリプス(著:森博嗣)を読んだ!

「スカイ・クロラ」シリーズの本編5作を読み終えました。

『スカイ・クロラ』を読んだ! - lands_end’s blog

『ナ・バ・テア』を読んだ! - lands_end’s blog

『ダウン・ツ・ヘヴン』を読んだ! - lands_end’s blog

『フラッタ・リンツ・ライフ』を読んだ! - lands_end’s blog

『クレィドゥ・ザ・スカイ』を読んだ! - lands_end’s blog

 続いて、外伝扱いとなる「スカイ・イクリプス」を読むことにしました。

この本には8つの短編が収められておりますが、ある話は第1作目の前、ある話は2作目のあと、というように時系列はバラバラでした。

10年前に読んだ時には、「スカイ・イクリプス」は当然最後に読みました。もちろん、収められている順に読みました。

10年後改めて「シリーズ」全体を読み直すにあたり、この「スカイ・イクリプス」に収められている8つの短編を、物語の時系列順に読むか、それとも最後にまとめて読むべきか悩みました。

最終的に、刊行順に読むことにしたのですが、読み終えて思うのは、この判断は正しかったような気がしています。

『スカイ・イクリプス』を読み終えたので、各話の感想をまとめます。

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『クレィドゥ・ザ・スカイ』を読んだ!

クレィドゥ・ザ・スカイ(著:森博嗣)を読んだ!

この巻は「スカイ・クロラ」シリーズとして刊行されいている長編作品としては最後の巻(2018年8月現在)となります。
最後の巻ではありますが、シリーズの時系列では、第1作目の「スカイ・クロラ」の前に当たります。

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『ナ・バ・テア』を読んだ! - lands_end’s blog

『ダウン・ツ・ヘヴン』を読んだ! - lands_end’s blog

『フラッタ・リンツ・ライフ』を読んだ! - lands_end’s blog

ちなみに前作の「フラッタ・リンツ・ライフ」では主人公がクリタでした。
前作の最後は、クリタが不時着した飛行機から奇跡的に這い出したものの意識を失い、その後、収容された病院で意識を取り戻したところで話が終わっていました。

10年前にこのシリーズを初めて読んだ時は、数々の謎を抱え込んで消化不良のまま、悶々としながら読み始めたことを覚えています。

前作があんな終わり方なのだから、まあ、その続きが描かれるだろう?
しかし、この「スカイ・クロラ」シリーズのゴールはどうなるのか?

さて、結末は・・・

『クレィドゥ・ザ・スカイ』の感想をまとめます。

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『フラッタ・リンツ・ライフ』を読んだ!

フラッタ・リンツ・ライフ(著:森博嗣)を読んだ!

第1作目の『スカイ・クロラ』を読み終え、何の予備知識も無いまま第2作目の『ナ・バ・テア』に突入しました。
正直、何度も放り出そうとしました。
それでも、何とか最後まで読み終え、第3作目の『ダウン・ツ・ヘブン』へ突入したのですが、謎が謎を呼ぶ展開にまたも前半で挫折しそうになりながら、後半の波乱を予感させる展開に引き込まれなんとか最後まで読みきりました。

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『ナ・バ・テア』を読んだ! - lands_end’s blog

『ダウン・ツ・ヘヴン』を読んだ! - lands_end’s blog

ついて、第4巻目に突入しました。

第4巻も、きっと前半で挫折を感じるだろうと身構えていたのですが・・・
予測を超える「不親切な構成」に、挫折どころか混乱して固まってしまいました。

半分泣きながら読み終えた『フラッタ・リンツ・ライフ』の感想をまとめておきます。

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『ダウン・ツ・ヘヴン』を読んだ!

ダウン・ツ・ヘヴン(著:森博嗣)を読んだ!

第1作目の『スカイ・クロラ』は多くの謎を抱えたまま終了したので、モヤモヤしたまま第2作目の『ナ・バ・テア』に突入しました。

『スカイ・クロラ』を読んだ! - lands_end’s blog

『ナ・バ・テア』を読んだ! - lands_end’s blog

正直、『ナ・バ・テア』は3分の1を読み終えるまで、何度も挫折しそうになりました。
だって、あまりに「不親切な作り」なので・・・。
それでも、投げ出さずに読み進めたことで、少しは「スカイ・クロラ」の世界観を理解できた気がしました。

世界観が見えた勢いに乗って、第3作目『ダウン・ツ・ヘブン』を読み始めました。

第2作目で多少の免疫はついたと思っていたのですが、やっぱりこの第3作目でも「不親切な作り」に何度も挫折しかかりました。
どうやら、私はこの「不親切な作り」に慣れることはなさそうです。

『ダウン・ツ・ヘヴン』を読み終えましたので感想をまとめておきます。

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『ナ・バ・テア』を読んだ!

ナ・バ・テア(著:森博嗣)を読んだ!

第1作の『スカイ・クロラ』では、多くの謎を抱えたまま物語は終焉を迎えた。
『スカイ・クロラ』の感想はこちらから

『スカイ・クロラ』を読んだ! - lands_end’s blog

  • キルドレって何?
  • この世界は一体どんな仕組みなの?
  • なんで戦争しているの?
  • クリタって誰?
  • クサナギが抱えている秘密はなに?

これら多くのモヤモヤが、少しでも解消されることを願いつつ、第2作目の「ナ・バ・テア」を手にしました。

しかし・・・第1巻以上に難解な世界観に苦しみました。
最初のうち、何度か読むのを止めようとか思うほどでした。

なんとか『ナ・バ・テア』を読み終えたのでまとめておきます。

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『スカイ・クロラ』を読んだ!

スカイ・クロラ(著:森博嗣)を読んだ!

先日、古本屋で本を物色している時に、この本を見つけた。
かつて、映画を観たことがあったので、タイトルが目に止りました。
森さんの作品は、有名な『すべてがFになる』はかつて読んだことがあります。しかし、ガチガチの文系脳である私には、森さんの文章は難解すぎました。

映画スカイクロラの内容にはそれほど共感しなかったのですが、飛行中の映像がとても綺麗だったので、原作を手にして読みました。

・・・正確には、眺めた!と言うべきかも知れません。
難解すぎて、ほとんど理解できず、すぐに売ってしまいました。

映画はいつ観たのかなぁ・・・と思いスマホで調べたら、2008年8月でした。
ちょうど10年前のことでした。
区切りの10年と言うのも何かの縁だし、なにより10年分年取った自分なら、少しは理解できるかも知れないと思い、改めて購入して読むことにしました。

『スカイ・クロラ』を読み終えましたので、感想をまとめます。

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『リバース』を読んだ!

リバース (著: 湊かなえ)を読んだ!

この作品は、2017年4月に、主演・藤原竜也でドラマ化されました。

金曜ドラマ『リバース』|TBSテレビ

当時、ドラマを観ていた家族から、なかなか面白かったのだが、ドラマと小説では最後のどんでん返しが異なると聞いた。
なので、貴方は小説は読んで、違いを教えてくれ!
と言う、訳の判らん依頼を受けたのだが、スルーしていた。

あれから1年以上経つのだが、未だに根に持ってスルーした事を追求してくれるため、家庭平穏のために読むことにしました。

『リバース』を読み終えましたので、感想をまとめます。

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『グラスホッパー』を読んだ!

グラスホッパー(著:伊坂幸太郎)を読んだ!

世間では有名な本だと思いますが、私は初めて読みました。
今まで多くの人が薦めてくれましたし、ブログ等で様々な人が絶賛しているのを見て、この本に興味は持っていました。

ではなぜ、今まで読まなかったのか・・・
その理由として思い当たるのは、行きつけの飲み屋の親父さんが「伊坂さんの『砂漠』が好きなら、読まない方がいいかもしれんね!」と言ったのが原因だと思います。

その言葉が引っ掛かり、今まで読まずに過ごしてきました。
しかし、先日、急性腸閉塞で入院して苦しんだ際に、「人生いつ何が起きるか判らないので、気になることは気になる時にしておこう」と改めて心に誓い、今更ながらですが、読んだ次第です。

『グラスホッパー』・・・読み終えましたので、感想をまとめておきます。

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『国盗り物語 織田信長編』を読んだ!

国盗り物語 織田信長編(著:司馬遼太郎)を読んだ!

「斉藤道三編」では、素浪人から美濃一国の国主に成り上がるまでの、道三の半生が描かれていました。
内容には脚色があり、全てが史実では無いようでしたが、面白い内容でした。

『国盗り物語 斉藤道三編』を読んだ! - lands_end’s blog

 

斉藤道三編では、国主になった道三が、ふと己の反省を振り返った時に、それほど時間が残されていないことを感じたところで終了となりました。

己の夢を自分自身で実現できないのであれば、誰かに託すしかない・・・。
そこで、「まむし」と呼ばれた男が選んだ後継者とは・・・。

『国盗り物語 織田信長編』を読み終えたので、感想をまとめます。

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『国盗り物語 斉藤道三編』を読んだ!

国盗り物語 斉藤道三編(著:司馬遼太郎)を読んだ!

歴史小説を読みたいと思い、何か面白そうな本はないかとブックオフの歴史小説コーナーを物色していたところ、この本が目に留まりました。
昔からある有名な本なのに、何故か今までタイミングが合わず、一度も読んだ事がありませんでした。

戦国期、しかも信長に関わる話をいまさら・・・とは思いましたが、斉藤道三についての本は、今まで殆ど読んだことが無いと思ったので、読むことにしました。

読み始めてみたら、面白い!

司馬さんの歴史小説の中でも秀逸な作品の一つと言われる所以が判りました。
しかも、道三についての私の知識の浅かったこと・・・。
色々と勉強になりました。

文庫本4冊のうち、第1・2巻(道三編)を読み終えましたので、感想をまとめます。

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